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K 6740-2 : 1999 (ISO 1163-2 : 1995)
性質 単位 規格 試験片のタイプ 試験片 試験条件及び
及び寸法 の 補足説明
mm 作り方1)
電極のエッジの影響を
誘電正接 −
補償する。
体積抵抗率 攀
IEC 60093 ≧80×≧80×1 Q 電圧500V
表面抵抗率 圀
25mm/75mmの同軸シ
リンダーの形状の電極
を使用する。
耐電圧 kV/mm IEC 60243-1 ≧80×≧80×1 Q IEC 60296の変圧油に
浸せきする。短時間試
験法(迅速昇圧法)を
使用する。
JIS C 2134
耐トラッキング性 − ≧15×≧15×4 Q 溶液Aを使用する。
(IEC 60112)
その他の性質
23℃の水中に24時間浸
吸水率 % ISO 62 50×50×4 Q
せきする。
密度 kg/m3 ISO 1183 10×10×4 Q
1) : 圧縮成形
2) 区分用の性質
――――― [JIS K 6740-2 pdf 6] ―――――
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K 6740-2 : 1999 (ISO 1163-2 : 1995)
附属書(規定) 硬質塩化ビニルコンパウンドの試験方法
序文 この附属書は,国際規格を工業規格に導入するため,経過措置として添付するが2003年3月31日
まで適用する。
参考 この附属書は,従来の日本工業規格(日本産業規格)JIS K 6740 : 1976の試験の一般条件及び試験方法と一致し
ている。
1. 適用範囲 この附属書は,硬質塩化ビニルコンパウンドの試験の一般条件及び諸性質の試験方法につ
いて規定する。
備考 硬質塩化ビニルコンパウンドとは,塩化ビニルの単独重合体,共重合体若しくはこれらの混合
体又はこれらと他の重合体との混合体からなり,塩化ビニルを主成分とする樹脂に必要とする
安定剤,充てん剤,着色剤,可塑剤などを混合して粒状又は粉状に加工したものであって,曲
げ弾性率が附属書の4.1によって測定したとき1 500N/mm2以上であるコンパウンドをいう。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この附属書に引用されることによって,この附属書の規定の一部を構
成する。
JIS B 7502 : 1994 マイクロメータ
JIS C 2320 : 1993 電気絶縁油
JIS K 6740-1 : 1999 プラスチック−無可塑ポリ塩化ビニル (PVC-U) 成形用及び押出用材料−第1
部 : 呼び方のシステム及びその仕様表記
JIS K 6911 : 1995 熱硬化性プラスチック一般試験方法
JIS Z 8401 : 1961 数値の丸め方
3. 試験の一般条件
3.1 試料の採取方法 品質が同一とみなすことのできるロットごとに試料をランダムにサンプリングし,
供試試料とする。試料は附属書の4.14.4の各試験を行うのに必要な量を採る。
3.2 試験片の調製,状態調節及び試験場所の標準状態 附属書の3.1で採取した試料を最適条件で練り,
規定の厚さの板にプレスして室温に12時間以上放置し,これから附属書の4.14.4に規定する試験片を作
り,温度20±2℃,湿度 (65±5) %の室内で12時間以上放置し,試験片の状態調節を行った後,試験に供
する。
試験は温度20±2℃の室内で行う。
3.3 試験結果の表し方 JIS K 6740-1の附属書の2.の表に規定した数値より1けた下まで求め,JIS Z
8401によって丸める。ただし,曲げ弾性率については10の位まで求め100の位に丸める。
4. 試験方法
4.1 曲げ弾性率試験
a) 装置
1) 試験機 クロスヘッド速度を一定に保つことができ,しかも正しく校正されたもの。
荷重及び変形測定率の誤差が±1%を超えない。また,試験片の破断あるいは降伏時の荷重が試験
――――― [JIS K 6740-2 pdf 7] ―――――
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K 6740-2 : 1999 (ISO 1163-2 : 1995)
機の容量の15%以上85%以下となるようなもの。
2) 加圧くさび 附属書図1に示すような円柱面をもつ押し金具及び金属製支え,円柱面の長さは,試
験片の幅より大きくなければならない。
附属書図1 曲げ弾性率試験
3) マイクロメータ JIS B 7502又はこれと同等以上の精度をもつもの。
b) 試験片 附属書図2に示す長さ (l) 80mm以上,高さ (h) 4±0.2mm,幅 (b) 10±0.5mmの試験片を用
い,試験片の数は3個とする。
附属書図2 曲げ試験片
c) 操作 試験片の高さ及び幅をマイクロメータを用いてそれぞれ各0.01mmまで正確に測る。試験片を
16h±0.5mmの支点間距離 (Lv) で支え,無負荷のときの速度が2h±0.2mm/minになるように設定され
た速度で,附属書図1に示す試験片の中央部に押し金具によって試験片が破断又は降伏するまで荷重
を加える。この際,適宜なたわみ測定装置を用いて荷重−たわみのデータを取る。初期の直線部分の
~
傾斜が 6 3radになるように,このデータから荷重−たわみ曲線を描き,初期の直線部分のこう配を
求める。
d) 計算 次の式によって弾性率EB (N/mm2) を計算し,3個の試験片の平均値を求める。
3
LV F
EB = 3
4bh Y
ここに EB : 弾性率 (N/mm2)
Lv : 支点間距離 (mm)
b : 試験片の幅 (mm)
h : 試験片の高さ (mm)
F : 荷重−たわみ曲線の直線部分から任意に選んだ1点の荷重 (N)
Y : 荷重Fによって生じたたわみ (mm)
4.2 アイゾット衝撃試験
a) 装置 附属書図3に示すアイゾット衝撃試験機で,次の構成をもつもの。
――――― [JIS K 6740-2 pdf 8] ―――――
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K 6740-2 : 1999 (ISO 1163-2 : 1995)
1) 指針の読みは,計量の1%まで正確に読めるもので,角度目盛盤,指針及びハンマー回転軸のそれ
ぞれの中心が完全に一直線上にあること。また,指針の摩擦損失は,指針の位置に関係なくむらが
ないこと。
附属書図3 アイゾット衝撃試験機
2) ハンマーの刃先半径は0.8mmで,試験片被衝撃面に一様に当たるもので,ハンマーの打撃中心は刃
縁の試験片に接する線に一致し(差があっても5mm以内とする。),附属書図5に示すように,試
験片支持台上面から高さ22±0.5mmの位置を通ること。
ハンマーの衝撃瞬間時の線速度は,毎秒3.3mとする。
3) 試験片支持台は固定片上面と可動片上面が同一平面で水平であること。それぞれの上面と試験片に
接する面との角は直角であること(丸みがあっても半径0.8mm以下とする。)。
rad
試験片を所定の位置に取り付けた場合,被衝撃面は支持台上面と 2 をなし,ハンマーを自由に
下垂して刃縁がちょうど一様に接触することのできる支持台。
4) 試験機は,あらかじめ衝撃強さを計算するために固有エネルギー表を作成しておく。
b) 試験片 附属書の3.2で調製した板から試験片を5個採り,附属書図4に示す形状・寸法に切り取り,
ノッチ部を機械加工したもの。
備考 ノッチ加工については,JIS K 6911の5.20.2(2)の備考参照。
――――― [JIS K 6740-2 pdf 9] ―――――
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K 6740-2 : 1999 (ISO 1163-2 : 1995)
附属書図4 アイゾット衝撃試験片
c) 方法 試験片のノッチ部の幅及び厚さを0.01mmまで正確に測り,直方体の寸法を0.02mmまで測り,
各面は対面と平行であることを確かめる。
試験機は前後左右とも水平であることを確かめる。
試験片は附属書図5に示すように,ノッチの中心線を試験片支持台の上面と同平面内にあるように
して,幅の中央と刃縁の中心が一致するように正確に合わせ,支持台には一様に密着するかを確かめ
て挾む。締付け圧は,破断した面の位置が支持台上面とほぼ平行するように適正にする。
被衝撃面は,自由に下垂した刃縁とちょうど一様に接触することを確かめる。
ハンマー及び指針を制止どめで出発点に止め,次にこれを速やかに取り外して,衝撃瞬間時の線速
度が毎秒3.3mになるような速度で試験片を衝撃する。1回の衝撃で試験片が破断したときの振上がり
角 戰 み, 戰歛 するエネルギー表から求める。
附属書図5 アイゾット衝撃試験片の取付け
d) 計算 次の式によってアイゾット衝撃強さakI (J/cm) を算出し,最小5個の値の平均値をもって試料
のアイゾット衝撃強さとする。
E
aki=
W
ここに E : 試験片が1回の衝撃で破断したときのエネルギー (J)
W : 試験片の切込部の幅 (cm)
――――― [JIS K 6740-2 pdf 10] ―――――
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