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K 7139 : 2009
表1−他と比較できるデータを得るための試験片のタイプ
タイプを示す
形状 詳細 記号の説明
記号
ダンベル形引張 多目的試験片
タイプA1 射出成形による多目的試験片。
試験片 (4.2.1参照)
短冊形試験片 4.3参照 タイプB2 タイプA1試験片の平行部から切り出した短冊状試験片。
小形引張試験片 4.4参照 タイプCW13 射出成形による中央部に平行部のない厚さ3 mmの試験片。
小形角板 4.5参照 タイプD12 射出成形による厚さ2 mmの角板。
表2にその他の試験片のタイプを要約する。
表2−その他の試験片のタイプ
タイプを示す記
形状 詳細 記号の説明
号
ダンベル形引張 多目的試験片 タイプA2 シート又は成形品から機械加工した多目的試験片。
試験片 (4.2.1参照) タイプA3 タイプA2と同じ寸法の試験片で,直接圧縮成形で作製
したもの又は圧縮成形板から打ち抜いたもの。
縮尺試験片 タイプA12,A22 タイプA1又はタイプA2の縮尺1 : 2の試験片。
(4.2.2参照) タイプA13,A23 タイプA1又はタイプA2の縮尺1 : 3の試験片。
タイプA14,A24 タイプA1又はタイプA2の全長以外を縮尺1 : 4とした
試験片。
タイプA15,A25 タイプA1又はタイプA2の縮尺1 : 5の試験片。
タイプA18,A28 タイプA1又はタイプA2の全長以外を縮尺1 : 8とした
試験片。
短冊形試験片 4.3参照 タイプB1 B1 : 射出成形した短冊試験片
タイプB3 B3 : 種々の方法で作製するシートから機械加工する又
は圧縮成形した短冊形試験片。
小形引張試験片 4.4参照 タイプCW21, タイプD1又はタイプD2の板から機械加工によって得
タイプCW22 る中央部に平行部のない小形引張試験片。
タイプCP1z, 射出成形又は機械加工によって得る中央部に平行部の
タイプCP2z ある厚さがz mmの試験片。
小形角板 4.5参照 タイプD1y,D2y 射出成形又は機械加工によって得る厚さがy mmの試験
片。
――――― [JIS K 7139 pdf 6] ―――――
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4.2 ダンベル形引張試験片(タイプA)
4.2.1 多目的試験片(タイプA1,タイプA2及びタイプA3)
多目的試験片の一般的形状を図1に示す。表3に多目的試験片であるタイプA1,タイプA2及びタイプ
A3試験片の寸法及び許容差を示す。
図1−多目的試験片の形状
表3−タイプA1,タイプA2及びタイプA3試験片の寸法
単位 mm
タイプA1 タイプA2及びタイプA3
寸法
(射出成形) (機械加工及び圧縮成形)
l3 全長 a) ≧170 ≧150
l2 タブ部間距離 b) 109.3±3.2 108±1.6
l1 平行部の長さ 80±2 60±0.5
r 肩部の半径 24±1 60±0.5
b2 端部の幅 20±0.2
b1 中央の平行部の幅 10±0.2
h 厚さ(標準) 4±0.2
つかみ具間距離 115±1
注a) 全長は,JIS K 7152-1及びJIS K 7154-1に規定するタイプA1試験片の
170 mmが望ましい。
b) 1,r,b1及びb2から求められる寸法値である。
4.2.2 縮尺試験片
縮尺試験片の一般的形状は,図1による。縮尺試験片の表示は,タイプAxyとし,各々の表示の内容は,
次による。
A : 試験片のタイプ
x : 作製方法 (射出成形の場合1又は機械加工の場合2とする。)
y : 縮尺
表4に,縮尺試験片の寸法及び許容差を示す。
――――― [JIS K 7139 pdf 7] ―――――
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表4−縮尺試験片の寸法
単位 mm
A12 A13 A14 A15 A18
試験片の表示
A22 A23 A24 A25 A28
縮尺 1 : 3
1 : 4 1 : 5 1 : 8
(最下段の説明 1 : 2 厚さ及びl1は除
l3は除く 厚さは除く l3は除く
を参照) く
l3 ≧75 ≧60 ≧45 ≧30 ≧23.8
l2 58±2 35±1 27.5±1 23±2 13.8±0.5
l1 30.0±0.5 24±0.5 20.0±0.5 12.0±0.5 10.0±0.5
b1 5.0±0.5 3.5±0.2 2.5±0.1 2.0±0.2 1.25±0.05
b2 10.0±0.5 7.2±0.2 5.0±0.2 4.0±0.2 2.5±0.1
r ≧30 ≧8.8 6.3±0.2 ≧12 3.2±0.2
1.00又は
h ≧2.0±0.1 1.0±0.1 ≧2.0±0.1 0.5±0.1
2.00±0.05
作製方法 板(タイプD1又
機械加工 はタイプD2)か 射出成形 機械加工 射出成形
(又は射出成形)ら機械加工 (又は射出成形)
(又は機械加工) (又は機械加工)
(又は射出成形)
説明 l1だけをほかよ l3だけをほかよ l3だけをほかよ
り大きくすると,
り小さくすると, り大きくすると,
− タブ部が長くな タブ部が長くな − タブ部が長くな
り,グリップが容
り,グリップが容 り,グリップが容
易となる。 易となる。 易となる。
4.3 短冊形試験片(タイプB)
短冊形試験片の寸法は,次による(図2参照)。
長さl1 : (80±2) m
幅b1 : (10±0.2) m
厚さh : (4±0.2) m
短冊形試験片の表示は,タイプBxとし,各々の表示の内容は,次による。
B : 試験片のタイプ
x : 作製方法
表示の例を次に示す。
タイプB1 : 射出成形したもの。
タイプB2 : タイプA1試験片(図1参照)の中央部から機械加工したもの。
タイプB3 : シート又は成形製品から機械加工したもの若しくは規定寸法に圧縮成形したもの。
図2−短冊形試験片の形状
――――― [JIS K 7139 pdf 8] ―――――
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4.4 小形引張試験片(タイプC)
小形引張試験片の寸法は,表5による(図3参照)。
表5−タイプC試験片の寸法
単位 mm
寸法 タイプCW タイプCP
l3 60±1 60±1
b2 10.0±0.2 10.0±0.2
b1 3.0±0.1 3.0±0.1
h a) 3.0±0.1 3.0±0.1
r 15±1 10±1
l1 − 10.0±0.2
l2 − 30.0±0.5
注a) 他の厚さ : 1 mm,2 mm
小形引張試験片の表示は,タイプCxyzとし,各々の表示の内容は,次による。
C : 試験片タイプ
x : W(中央部に平行部のない試験片)又はP(中央部に平行部のある試験片)
y : 作製方法(1=射出成形,2=機械加工)
z : 1,2又は3=厚さを示す数値 (mm)
試験片の機械加工は,シート又はタイプD試験片から行う(4.5参照)。
表示の例を示す。
CW11 CW21 CP11 CP21
CW12 CW22 CP12 CP22
CW13 CW23 CP13 CP23
この表示方法は,射出成形による一般的試験片の厚さを基にしている(小形引張試験片及び板形試験片)。
成形製品又は最終製品からの機械加工による試験片は,種々の厚さとなることが考えられる。この場合,
試験片の形状(CW2又はCP2)を表示し,実際の厚さを試験報告書に記載する。例えば,CP2(厚さ2 mm)
のように記載する。
――――― [JIS K 7139 pdf 9] ―――――
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K 7139 : 2009
a) タイプCW
b) タイプCP
図3−タイプCW及びタイプCP試験片の一般的形状
4.5 小形角板(タイプD)
小形角板の寸法は,次による。
l1 : (60±2) m
b1 : (60±2) m
h : タイプD1では (1±0.1) m又はタイプD2では (2±0.1) m
この試験片は,射出成形,圧縮成形又は適切な厚さのシートからの機械加工によって作製する。表示方
法は,タイプDxyとし,各々の表示の内容は,次による。
D : 試験片のタイプ
x : 作製方法
y : 厚さ (mm)
5 試験片作製報告書
試験片作製報告書には,次の事項を記載する。
a) この規格の番号 (JIS K 7139)
b) 試験片のタイプ
c) 用いた材料の種類,製造業者名,銘柄名,形状,履歴などの詳細事項
d) 成形方法及び条件
e) 機械加工の方法及び条件
f) 規定の厚さと異なる場合は,試験片の厚さ
g) 作製した試験片の数
h) 作製年月日
――――― [JIS K 7139 pdf 10] ―――――
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JIS K 7139:2009の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 20753:2008(MOD)
JIS K 7139:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.01 : プラスチック一般
JIS K 7139:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK7140-1:2008
- プラスチック―比較可能なシングルポイントデータの取得及び提示―第1部:成形材料
- JISK7140-2:2007
- プラスチック―比較可能なシングルポイントデータの取得及び提示―第2部:長繊維強化プラスチック
- JISK7141-1:2006
- プラスチック―比較可能なマルチポイントデータの取得及び提示―第1部:機械的特性
- JISK7141-2:2006
- プラスチック―比較可能なマルチポイントデータの取得及び提示―第2部:熱特性及び加工特性
- JISK7141-3:2002
- プラスチック―比較可能なマルチポイントデータの取得と提示―第3部:特性への環境影響
- JISK7144:1999
- プラスチック―機械加工による試験片の調製
- JISK7151:1995
- プラスチック―熱可塑性プラスチック材料の圧縮成形試験片
- JISK7152-1:1999
- プラスチック―熱可塑性プラスチック材料の射出成形試験片―第1部:通則並びに多目的試験片及び短冊形試験片の成形
- JISK7154-1:2002
- プラスチック―熱硬化性樹脂成形材料の射出成形試験片―第1部:通則及び多目的試験片の成形