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K 7161-1 : 2014 (ISO 527-1 : 2012)
附属書C
(規定)
伸び計の校正
C.1 一般
伸び計の検証のための一般的な要求事項は,5.1.5に規定している。弾性率Etを測定する場合には,伸び
計は,より厳密で精確な要求事項を満たさなければならない。この附属書は,伸び計がより精確な要求事
項に適合することを検証するために,校正手順及び装置の性能を規定する。
注記 ISO 9513:1999を参照する。
C.2 校正手順
C.2.1 一般
ISO 9513の検証と同時に実施する場合もあるが,独立して検証することができる。ほかに明記しない限
り,校正の条件は,ISO 9513に従う。
検証システムの準備は,ISO 9513の5.5.1に規定した手順に従う。
ISO 9513の5.5.2に従って,標線間距離の0.05 %及び0.25 %に相当する伸びを追加で測定する(ISO 9513
の表B.1参照)。0.05 %及び0.25 %について,各々,2回測定して,その差の平均値を適用する変位量の差
とする。この規格に従うために,適用する変位量と表示の変位量との相対誤差は,標線間距離が50 mm以
上では,±1 %以下とする。標線間距離が50 mm未満では,±1 μm以下とする(表C.1参照)。
標線間距離が50 mm未満では,伸び計は,要求事項を満たすことが困難であるため,弾性率の測定は,
50 mm以上の標線間距離になる試験片で実施することを推奨する。
表C.1−伸び計の要求される精確さ
標線間距離 1番目の変位量 2番目の変位量 変位量の差 要求される精確さ
mm μm μm μm (5.1.5参照)
± μm
75 37.5 187.5 150 1.5
50 25 125 100 1
25 12.5 62.5 50 1
20 10 50 40 1
注記 伸び計の誤差の限界は,1番目と2番目との変位量の読取値の差になる。
C.2.2 校正器具に要求される精確さ
校正器具は,ISO 9513の表2の0.2級に適合するものとする。
C.2.3 校正の報告
校正の報告は,次の事項を含む。
a) この規格の引用箇所 : JIS K 7161-1の附属書C
b) 伸び計システムの所有者名及び住所
c) SO 9513で報告する必要のある他の全ての情報
d) 校正の結果
――――― [JIS K 7161-1 pdf 21] ―――――
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K 7161-1 : 2014 (ISO 527-1 : 2012)
参考文献 [1] ISO 294-1:1996,Plastics−Injection moulding of test specimens of thermoplastic materials−Part 1:
General principles, and moulding of multipurpose and bar test specimens,Amendment 1:2001及び
Amendment 2:2005
[2] ISO 1926,Rigid cellular plastics−Determination of tensile properties
JIS K 7161-1:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 527-1:2012(IDT)
JIS K 7161-1:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.01 : プラスチック一般
JIS K 7161-1:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
- JISK7139:2009
- プラスチック―試験片
- JISK7153:2008
- プラスチック―試験片の直線寸法の求め方
- JISZ9041-2:1999
- データの統計的な解釈方法―第2部:平均と分散に関する検定方法と推定方法