この規格ページの目次
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K 7220 : 2006
3 Fm
m 10
A0
ここに, F :
m 変形率10 %以内に到達した最大の力 (N)
0A : 試験片の初めの断面積 (mm2)
9.1.2 変形率 力−変形量曲線の最も傾きの急な直線部分を,直定規を用いて,荷重ゼロの線まで注意深
く延長する(6.2.2参照)。すべての試験片について,この“ゼロ変形量点”からの変形量を測定し,変形
率の計算に用いる。図1に,3例についてこの操作を示す。力−変形量曲線に明確な直線部分がない場合,
又は“ゼロ変形量点”が負の値になる場合は,この方法は適用しないで,力250±10 Paに対応する値を“ゼ
ロ変形量点”とする。変形率 m
攀 %) は,次の式によって算出する。
m
m 100
0
ここに, x :
m 変形率10 %以内に到達した最大の力を加えたときの変
形量 (mm)
0h : 試験片の初めの厚さ (mm)
図 1 力−変形量曲線の例
9.2 10 %変形圧縮応力
10 %変形圧縮応力 10
kPa) は,次の式によって算出する。
3 F10
10 10
A0
ここに, F :
1010 %変形時の力 (N)
0A : 試験片の初めの断面積 (mm2)
9.3 圧縮弾性率
必要に応じて,圧縮弾性率E(kPa) を,次の式によって算出する。
h0
E e
xe
3 Fe
e 10
A0
eF : 通常の圧縮弾性域(荷重−変形量曲線で直線関係が
ここに,
明らかな部分)の末端での荷重 (N)
――――― [JIS K 7220 pdf 6] ―――――
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K 7220 : 2006
ex : eFにおける変形量 (mm)
力−変形量曲線に明確な直線部分がないか,又は9.1.2による“ゼロ変形量点”の値がマイナスになった
ときは,この手法を用いない。この場合の“ゼロ変形量点”は,応力250±10 Paに対応する変形量とみな
す。
備考 発泡プラスチック材料によっては,見掛けの圧縮率が,試験片の厚さによってかなり異なる。
異種材料間の圧縮率は,試験片の厚さが同じ場合にだけ比較できる。
参考 10. 精度 原国際規格では,規定となっているが,ISO 5725 : 1986,Precision of test methods−
Determination of repeatability and reproducibility for a standard test method by inter-laboratory testsが廃止されて
いるため,参考とした。
試験室間試験が,1993年に10か所の試験所で実施された。試験は,異なった圧縮挙動特性をもつ4種
類の材料について行い,そのうち3種類は再現精度の統計的評価に用いられ(種類ごとに,二つの試験結
果),残りの1種類は併行精度の統計的評価に用いられた(五つの試験結果)。ISO 5725 : 1986(現在は,
廃止されている。)による解析結果を,表1及び表2に示す。
表 1 圧縮強さ又は10 %変形圧縮応力
範囲 95230 kPa
併行精度分散の推定値 sr0.5 %
95 %併行精度許容差 2%
再現精度分散の推定値 sR3%
95 %再現精度許容差 9%
表 2 圧縮弾性率
範囲 2 5008 500 kPa
併行精度分散の推定値 sr 3%
95 %併行精度許容差 8%
再現精度分散の推定値 sR 10 %
95 %再現精度許容差 25 %
11. 報告
試験報告書には,次の事項を含む。
a) 規格番号
b) 試験材料の識別に必要なすべての事項及び分かれば製造年月日
c) 試験片の寸法 : 底面が一辺100±1 mm,厚さ50±1 mm以外の場合
d) 荷重方向及び異方性の関係
e) 試験結果の平均値を有効数字3けたで表す。
− 圧縮強さ m
び対応する変形率m 攀
又は
− 10 %変形時の力 10
又は
− 図1 c) に似た結果については, e
m び10湲祠
− 必要に応じて,圧縮弾性率Eを加える。
f) 各試験片の結果が10 %以上異なる場合,個別の試験結果
――――― [JIS K 7220 pdf 7] ―――――
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K 7220 : 2006
g) 試験年月日
h) 規定の操作から変更した事項
――――― [JIS K 7220 pdf 8] ―――――
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K7
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附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
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JIS K 7220 : 2006 硬質発泡プラスチック−圧縮特性の求め方 ISO 844 : 2004,硬質プラスチックフォーム−圧縮特性の求め方
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の
(IV) ISと国際規格との技術的差異
規格番号 の項目ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 側線又は点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1. 適用範 ISO 844 1 IDT − −
囲
2. 引用規 JIS B 7507 2 MOD/追加 JIS 1件を追加 正確さを期すために追加したもので,
格 技術的差異は軽微である。
3. 定義 3 IDT − −
4. 記号及 4 IDT − −
び略号
5. 原理 5 IDT − −
6. 装置 6 MOD/追加 JIS B 7507の引用によ正確さを期すために追加したもので,
って使用するノギス 技術的差異は軽微である。
の規格を追加する。
7. 試験片 MOD/追加 JIS K 7100の引用によ5年ごとの見直しに合わせてISOに提
って温度,相対湿度の案する。
級別に3級を追加
8. 操作 試験の操作 8 試験の操作 MOD/変更 圧縮前の厚さの85 % この規格では,試験片の圧縮変形率
まで圧縮する規定を 10 %以内で達した最大荷重を求めるよ
削除 うになっており,85 %まで圧縮する必
要はない。5年ごとの見直しに合わせて
ISOに提案する。
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――――― [JIS K 7220 pdf 9] ―――――
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K 7220 : 2006
K7
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(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の
(IV) ISと国際規格との技術的差異
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規格番号 の項目ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
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表示箇所 : 本体
0
表示方法 : 側線又は点線の下線
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項目 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 番号 評価
9. 結果の ISO 844 9 IDT − −
まとめ方
10. 精度 表1,2試験室間試験の結 10 表1,2試験室間試験 MOD/変更 − 精度にあるISO 5725 : 1986が廃止とな
果を“参考”に変更。 の結果が規定にあ っているため。
る。 技術的な差異はない。
11. 報告 11 IDT − −
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT·················· 技術的差異がない。
― MOD/追加········· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
― MOD/変更········· 国際規格の規定内容を変更している。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD··············· 国際規格を修正している。
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JIS K 7220:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 844:2004(MOD)
JIS K 7220:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.100 : 多孔質体
JIS K 7220:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
- JISK7248:2005
- 発泡プラスチック及びゴム―寸法の求め方