JIS K 8059:2018 亜硫酸水素ナトリウム(試薬)

JIS K 8059:2018 規格概要

この規格 K8059は、試薬として用いる亜硫酸水素ナトリウムについて規定。

JISK8059 規格全文情報

規格番号
JIS K8059 
規格名称
亜硫酸水素ナトリウム(試薬)
規格名称英語訳
Sodium hydrogensulfite (Reagent)
制定年月日
1953年8月21日
最新改正日
2018年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1953-08-21 制定日, 1956-08-21 確認日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1994-06-01 確認日, 1996-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2018-02-20 改正
ページ
JIS K 8059:2018 PDF [13]
                                                                                   K 8059 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[2]
  •  6.1 一般事項・・・・[2]
  •  6.2 純度(SO2として)・・・・[3]
  •  6.3 水溶状・・・・[3]
  •  6.4 塩化物(Cl)・・・・[4]
  •  6.5 カリウム(K)・・・・[5]
  •  6.6 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[5]
  •  6.7 ひ素(As)・・・・[8]
  •  7 容器・・・・[10]
  •  8 表示・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8059 pdf 1] ―――――

K 8059 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8059:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成30年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8059:1996によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8059 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8059 : 2018

亜硫酸水素ナトリウム(試薬)

Sodium hydrogensulfite (Reagent)

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる亜硫酸水素ナトリウムについて規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8012 亜鉛(試薬)
JIS K 8044 三酸化二ひ素(試薬)
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8230 過酸化水素(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8580 すず(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8777 ピリジン(試薬)

――――― [JIS K 8059 pdf 3] ―――――

2
K 8059 : 2018
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8920 よう素(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9512 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  試薬として供給される亜硫酸水素ナトリウムは,二酸化硫黄の臭いのある白い結晶性粉末で,通常は亜
硫酸水素ナトリウム(NaHSO3)と二亜硫酸ナトリウム(Na2S2O5)との混合物である。水に溶けやすく,
エタノール(99.5)にほとんど溶けない。

4.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料0.5 gに水20 mLを加えて溶かし,0.05 mol/Lよう素溶液5 mLに加えると,よう素の色は脱色さ
れる。
b) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線の先端から約30 mmまでを塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120
mm,内炎の長さ約30 mm程度としたガスバーナーの無色炎中に入れた後,放冷する。この操作を炎
に色が現れなくなるまで繰り返す。白金線の先端約5 mmを水で浸し,少量の試料を付着させたもの
をガスバーナーの無色炎中に入れると黄が現れる。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(SO2として) 質量分率 % 64.067.4 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.01以下 6.4
カリウム(K) 質量分率 % 0.01以下 6.5
銅(Cu) 質量分率 % 0.001以下 6.6
鉛(Pb) 質量分率 % 0.001以下 6.6
ひ素(As) 質量分率 ppm 5以下 6.7
鉄(Fe) 質量分率 % 0.002以下 6.6

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

――――― [JIS K 8059 pdf 4] ―――――

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K 8059 : 2018

6.2 純度(SO2として)

  純度(SO2として)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 塩酸(2+1) JIS K 8180に規定する塩酸(特級)の体積2と水の体積1とを混合したもの。
2) でんぷん溶液 JIS K 8659に規定する特級又は1級のでんぷん(溶性)1.0 gに水 10 mLを加えて
かき混ぜながら熱水200 mL中に入れて溶かし,これを約1分間煮沸した後に冷却したもの。冷所
に保存し,10日以内に使用する。
3) 0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液 JIS K 8637に規定するチオ硫酸ナトリウム五水和物及びJIS K
8625に規定する炭酸ナトリウム又はJIS K 8051に規定する3-メチル-1-ブタノールを用い,JIS K
8001のJA.6.4 t) 2)(0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液)に従って調製,標定及び計算する。
4) 0.05 mol/Lよう素溶液(I : 12.69 g/L) JIS K 8913に規定するよう化カリウム及びJIS K 8920に規
定するよう素を用い,JIS K 8001のJA.6.4 w)(0.05 mol/Lよう素溶液)に従って調製,標定及び計
算する。
b) 器具 主な器具は,次による。
− よう素フラスコ 200 mLのもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 0.05 mol/Lよう素溶液50 mLをよう素フラスコ200 mLに正確にとり,0.1 mgの桁まではかりとった
試料0.1 gを加えて溶かす。
2) 5分間放置し,塩酸(2+1)2 mLを加え,0.1 mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する。この場合,
でんぷん溶液は,終点間際で液の色がうすい黄になったときに約0.5 mLを加える。
3) 終点は,液の青が消える点とする。
4) 別に同一条件で空試験を行う。
d) 計算 純度(SO2として)は,次の式によって算出する。
.0003 203 2V2 V1 f
A 100
m
ここに, A : 純度(SO2として)(質量分率 %)
V2 : 空試験に要した0.1 mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の体
積(mL)
V1 : 滴定に要した0.1 mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の体積
(mL)
f : 0.1 mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクター
m : はかりとった試料の質量(g)
0.003 203 2 : 0.05 mol/Lよう素溶液1 mLに相当するSO2の質量(g)
を示す換算係数(g/mL)

6.3 水溶状

  水溶状の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合したもの。
2) 硝酸銀溶液(20 g/L) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gをはかりとり,水を加えて溶かし,水を加
えて100 mLにしたもの。褐色ガラス製瓶に保存する。

――――― [JIS K 8059 pdf 5] ―――――

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JIS K 8059:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8059:2018の関連規格と引用規格一覧