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JIS K 8251:2020 規格概要
この規格 K8251は、試薬として用いるガラスウールについて規定。
JISK8251 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8251
- 規格名称
- ガラスウール(試薬)
- 規格名称英語訳
- Glass wool (Reagent)
- 制定年月日
- 1950年3月31日
- 最新改正日
- 2020年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1950-03-31 制定日, 1953-03-31 確認日, 1956-03-28 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1996-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2020-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8251:2020 PDF [5]
K 8251 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[1]
- 4 性質・・・・[1]
- 5 品質・・・・[1]
- 6 試験方法・・・・[2]
- 6.1 一般事項・・・・[2]
- 6.2 塩酸可溶分・・・・[2]
- 6.3 溶出鉛(Pb)及び溶出鉄(Fe)・・・・[2]
- 7 表示・・・・[3]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8251 pdf 1] ―――――
K 8251 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 8251:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8251 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
K 8251 : 2020
ガラスウール(試薬)
Glass wool (Reagent)
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるガラスウールについて規定する。
注記 別名 : グラスウール
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS Z 0701 包装用シリカゲル乾燥剤
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
ガラスウールの性状は,無色のガラスを溶融し,繊維化した綿状のものである。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
塩酸可溶分 質量分率 % 10以下 6.2
溶出鉛(Pb) 質量分率 % 0.005以下 6.3
溶出鉄(Fe) 質量分率 % 0.005以下 6.3
――――― [JIS K 8251 pdf 3] ―――――
2
K 8251 : 2020
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 塩酸可溶分
塩酸可溶分の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次による。
・ 塩酸(1+3) JIS K 8180に規定する塩酸(特級)の体積1と水の体積3とを混合したもの。
b) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次による。
1) ろ紙 JIS P 3801に規定する5種Bのもの。
2) 蒸発皿 磁器蒸発皿又はこれと類似の形状の石英蒸発皿で,試料がその容量の1/2以下になるもの。
3) デシケーター 乾燥剤としてJIS Z 0701に規定するシリカゲル(A形1種)を入れたもの。
4) 水浴 沸騰水浴として使用することができ,蒸発皿,ビーカーなどを載せられるもの。
5) 電気定温乾燥器 105 ℃±2 ℃に調節できるもの。
c) 操作 操作は,次による。
1) 試料1.0 gをビーカー100 mLなどにはかりとり,塩酸(1+3)50 mLを加え,30分間穏やかに煮沸
する。
2) ろ紙を用いてろ過し,ろ液をあらかじめ恒量とした蒸発皿(W0 g)に受け,少量の水でろ紙を洗浄
し,洗液をろ液に合わせ,沸騰水浴上で蒸発乾固する。
3) 蒸発皿を105 ℃で1時間乾燥し,デシケーター中で放冷し,質量をはかる(W1 g)。
d) 計算 塩酸可溶分は,次の式によって算出する。
W1 W0
A 100
m
ここに, A : 塩酸可溶分(質量分率 %)
m : はかりとった試料の質量(g)
6.3 溶出鉛(Pb)及び溶出鉄(Fe)
溶出鉛(Pb)及び溶出鉄(Fe)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次による。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合したもの。
2) 鉛標準液(Pb : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
3) 鉄標準液(Fe : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
b) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次による。
1) 時計皿 ガラス製又は樹脂製のもの。
2) ろ紙 6.2 b) 1)による。
3) 共通すり合わせ平底試験管 容量が100 mLで目盛付きのもの。
4) フレーム原子吸光分析装置 JIS K 0121に規定する構成のもの。
c) 分析種の測定波長 分析種の測定波長の例を表2に示す。
――――― [JIS K 8251 pdf 4] ―――――
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K 8251 : 2020
表2−分析種の測定波長の例
分析種 測定波長 nm
鉛(Pb) 283.3
鉄(Fe) 248.3
d) 操作 操作は,次による。
1) 試料4.0 gを200 mLビーカーなどにはかりとり,水100 mL及び硝酸(1+2)40 mLを加え,ビー
カー上に時計皿で蓋をし,10分間煮沸する。冷却後,ろ紙を用いてろ過し,ろ液を共通すり合わせ
平底試験管に受け,少量の水でろ紙を洗い,洗液はろ液に合わせ,水を加えて100 mLにする(A
液)。
2) 試料溶液の調製は,A液25 mL(試料量1.0 g)を全量フラスコ100 mLに正確にとり,水を標線ま
で加えて混合する(X液)。
3) 比較溶液の調製は,A液25 mL(試料量1.0 g)を全量フラスコ100 mLに正確にとり,鉛標準液(Pb :
0.01 mg/mL)5.0 mL及び鉄標準液(Fe : 0.01 mg/mL)5.0 mLを加え,水を標線まで加えて混合する
(Y液)。
4) フレーム原子吸光分析装置を用いて,Y液をアセチレン−空気フレーム中に噴霧し,表2に示す測
定波長付近で吸光度が最大となる波長を設定する。X液及びY液をそれぞれアセチレン−空気フレ
ーム中に噴霧し,分析種の吸光度を測定し,X液の指示値n1及びY液の指示値n2を読み取る。
5) 測定結果は,X液の指示値n1とY液の指示値からX液の指示値を引いたn2−n1とを比較する。
e) 判定 n1が,n2−n1より大きくないとき,“溶出鉛(Pb) : 質量分率0.005 %以下(規格値),溶出鉄(Fe) :
質量分率0.005 %以下(規格値)”とする。
注記 分析種の含有率(質量分率 %)は,次の式によっておおよその値を求めることができる。
n1
B
n2 n1
A 100
1 000
ここに, A : 分析種の含有率(質量分率 %)
B : X液中の分析種の質量(mg)
m : はかりとった試料の質量(g)
7 表示
容器には,次の事項を表示する。
a) この規格の番号
b) 名称“ガラスウール”及び“試薬”の文字
c) 種類
d) 内容量
e) 製造番号
f) 製造業者名又はその略号