JIS K 8371:2006 酢酸ナトリウム三水和物(試薬) | ページ 2

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K 8371 : 2006
b) 標準側溶液 試料1.0 gに塩酸(2+1) 1 ml,カルシウム標準液(Ca : 0.01 mg/ml) 2.0 ml及び水を加えて
100 mlにする(Y液)。
c) 操作 JIS K 8001の5.31(原子吸光法)(1)(直接噴霧法)(d)による。

7.11 アルミニウム(Al)

 溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料2.0 gに硝酸(1)(2+1) 2 ml及び水を加えて溶かし,100 mlにする(X液)。
b) 標準側溶液 試料2.0 gに表2に示す標準液(Al : 0.01 mg/ml)をそれぞれとり(2),水を加えて100 mlに
する(Y1,Y2及びY3液)。
注(1) IS K 9901に規定するもの又は同等の品質のものを用いる。
(2) 標準液の採取には,JIS K 0970に規定するプッシュボタン式液体用微量体積計を用いる。
表 2 採取する標準液の量
採取量
標準液
mg/ml
Y1 Y2 Y3
アルミニウム標準液(Al) 0.01 500 1 000 2 000
c) 空試験用溶液 水30 mlに硝酸(1)(2+1) 2 mlを加え,更に水を加えて100 mlにする(Z液)。
d) 操作 ICP発光分光分析装置を用い,JIS K 0116の5.8.3(定量法)(b)(標準添加法)による。
測定波長は396.153 nmを用いる。

7.12 鉛(Pb)

 溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.9のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.9のY液を用いる。
c) 空試験溶液 7.9のZ液を用いる。
d) 操作 JIS K 8001の5.31(2)(d)による。

7.13 鉄(Fe)

 溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.9のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.9のY液を用いる。
c) 空試験溶液 7.9のZ液を用いる。
d) 操作 JIS K 8001の5.31(2)(d)による。

7.14 過マンガン酸還元性物質

(Oとして) 溶液の調製及び操作は,次による。a) 試料溶液 試料4.0 gに硫酸(1+15) 5 ml及び蒸留水50 mlを加えて溶かす。
b) 操作 JIS K 8001の5.27(1)(直接法)による。この場合,0.02 mol/l過マンガン酸カリウム溶液は0.10
ml,液温は20±5 ℃,放置時間は60分間とする。

8. 容器

 容器は,気密容器とする。

9. 表示

 容器には,次の事項を表示する。
a) 名称“酢酸ナトリウム三水和物”及び“試薬”の文字
b) 種類
c) 化学式及び式量
d) 純度
e) 内容量

――――― [JIS K 8371 pdf 6] ―――――

f)  製造番号
g) 製造年月又はその略号
h) 製造業者名又はその略号

――――― [JIS K 8371 pdf 7] ―――――

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K 8371 : 2006
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS K 8371 : 2006 酢酸ナトリウム三水和物(試薬) ISO 6353-2 : 1983,化学分析用試薬−第2部 : 仕様−第1シリーズ
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ごとの
国際 評価及びその内容 由及び今後の対策
規格 表示箇所 : 本体
番号 表示方法 : 点線の下線又は側線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1. 適用範囲 試薬として用いる酢酸ナ 1 化学分析用試薬40 MOD/変更 JISは1品目1規格。 試薬の規格使用者が各規格を多く引
トリウム三水和物につい 品目の仕様につい 用しやすくするため1品目1規格と
て規定。 て規定。 している。
なお,対応国際規格は,20年以上見
直しがされていないため,市場の実態
に合わない。国際規格の改正提案を検
討する。
2. 引用規格 JIS K 0113 1 ISO 6353-1 MOD/変更 ISO規格1件を削除し,JISを追 該当する対比項目を参照。
JIS K 0116 加・引用,基本的には同等内容。
JIS K 0117
JIS K 0970
JIS K 8001
JIS K 9901
3. 一般事項 JIS K 8001による。 − − MOD/追加 項目を追加。 編集上の差異であり,技術的な差異で
JIS K 8001を引用。 はない。
4. 種類 − − MOD/追加 種類の項目を追加。 JISは種類として“特級”だけなので,
ISO規格と技術的な差異はない。
5. 性質 − − MOD/追加 酢酸ナトリウム三水和物の性質 一般的な説明事項であり,技術的な差
の項を追加。 異はない。
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6. 品質 R29.1 MOD/変更 1) 品質に差異のある項目 : カリISO規格は,長期間内容の見直しが行
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われず国際市場でISO規格品が用い
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ウム及び過マンガン酸還元
1 : 2
性物質 られることはほとんどない。また,技
0
2) 追加した項目 : 水溶状 術的差異も軽微(1)(2)(3)である。
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2

――――― [JIS K 8371 pdf 8] ―――――

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(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ごとの
評価及びその内容 由及び今後の対策
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国際
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規格 表示箇所 : 本体
: 2
番号 表示方法 : 点線の下線又は側線
00
項目 内容 項目 内容 技術的差異の内容
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項目ごと
番号 番号 の評価
− R29.2 試験溶液の調製。 MOD/変更 JISは,試験方法の該当項目ごと編集上の差異であり,技術的な差異は
に規定。 軽微。
7. 試験方法 R29.3 MOD/追加 一般的な試験条件及び試験結果に関
7.1 試験条件 する事項であり,技術的な差異はな
及び試験結果 い。
7.2 純度 非水滴定法 R29.3.1 非水滴定法 MOD/変更 ISO規格は,指示薬を用いた非水国際的にも広く普及している方法に
(CH3COONa 滴定法,JISは,JIS K 0113を引変更。
・3H2O) 用した電位差滴定法。 ISO規格の見直し時に,改正の検討を
行う予定。
7.3 水溶状 − − MOD/追加 項目を追加。 JISとして必要。
JIS K 8001の5.7を引用。 ISO規格の見直し時に,提案の検討を
行う予定。
7.4 pH 溶液濃度はg/lを使用。 R29.3.2 溶液濃度は質量 MOD/変更 1) SO規格は,溶液濃度を質量 JISは操作性からg/lを使用。ISO規
(50 g/l,25 ℃) 分率%を使用。 分率%で規定,JISは溶液濃 格の見直し時に,改正提案の検討を行
度をg/lで規定。 う予定。
2) IS K 8001の5.5を引用。
7.5 塩化物(Cl)比濁法 R29.3.3 比濁法 MOD/変更 JISは,定期的に見直しを行っている
試薬の濃度を変更。JIS K 8001の
5.7を引用。 が,ISO規格は,長年見直しが行われ
7.6 りん酸塩 抽出比色法 R29.3.4 抽出比色法 MOD/変更 ていないことから実績のある従来の
試料量,試薬の種類及び標準液量
(PO4) JIS法を踏襲。技術的な差異は軽微で
を変更。JIS K 8001の5.13を引用。
7.7 硫酸塩 比濁法 R29.3.5 種晶添加比濁法 MOD/変更 1) ISは種晶添加比濁法を比濁 あり,対策は考慮しない。
(SO4) 法に変更。
2) IS K 8001の5.15を引用。
7.8 カリウム 炎光光度法 R29.3.10 炎光光度法 MOD/変更 1) 試料量及び標準液量を変更。
(K) 2) IS K 8001の5.30を引用。
7.9 銅(Cu) 原子吸光法(抽出液噴 R29.3.8 アノードストリ MOD/変更 1) アノードストリッピングボル国際的にも広く普及している方法に
霧法) ッピングボルタ タンメトリー法を原子吸光法変更。
ンメトリー法 に変更。 ISO規格の見直し時に、改正提案の検

――――― [JIS K 8371 pdf 9] ―――――

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K 8371 : 2006
2) IS K 8001の5.31を引用。 討を行う予定。
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ごとの
国際 評価及びその内容 由及び今後の対策
規格 表示箇所 : 本体
番号 表示方法 : 点線の下線又は側線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
7.10 カルシウム 原子吸光法(直接噴 R29.8 原子吸光法(直接MOD/変更 JISは,定期的に見直しを行っている
1) 試料量及び標準液量を変更。
(Ca) 霧法) 噴霧法) 2) IS K 8001の5.30を引用。 が,ISO規格は,長年見直しが行われ
ていないことから実績のある従来の
JIS法を踏襲。技術的な差異は軽微で
あり,対策は考慮しない。
7.11 アルミニウムICP発光分光分析法 R29.3.6 アルミノン吸光 MOD/変更 アルミノン吸光法をICP発光分 国際的にも広く普及している方法に
(Al) 法 光分析法に変更。 変更。
7.12 鉛 (Pb) 原子吸光法(抽出液 R29.3.8 アノードストリ MOD/変更 1) アノードストリッピングボ 国際的にも広く普及している方法に
噴霧法) ッピングボルタ ルタンメトリー法を原子吸 変更。
ンメトリー法 光法に変更。 ISO規格の見直し時に,改正提案の検
2) IS K 8001の5.31を引用。 討を行う予定。
7.13 鉄(Fe) 原子吸光法(抽出液 R29.3.9 アノードストリ MOD/変更 1) アノードストリッピングボ 国際的にも広く普及している方法に
噴霧法) ッピングボルタ ルタンメトリー法を原子吸 変更。
ンメトリー法 光法に変更。 ISO規格の見直し時に,改正提案の検
2) IS K 8001の5.31を引用。 討を行う予定。
7.14 過マンガン酸直接法 R29.3.11 直接法 MOD/変更 1) 試料量,試薬の種類,操作法JISは,定期的に見直しを行っている
還元性物質 を変更。 が,ISO規格は,長年見直しが行われ
(Oとして) 2) IS K 8001の5.27を引用。 ていないことから実績のある従来の
JIS法を踏襲。技術的な差異は軽微で
あり,対策は考慮しない。
8.容器 − − MOD/追加 項目を追加。 規格適合性を評価する関係で必要な
9.表示 − − MOD/追加 項目を追加。 項目を追加。
K8 371 : 2005
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――――― [JIS K 8371 pdf 10] ―――――

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JIS K 8371:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6353-2:1983(MOD)

JIS K 8371:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8371:2006の関連規格と引用規格一覧