JIS K 8374:2007 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)

JIS K 8374:2007 規格概要

この規格 K8374は、試薬として用いる酢酸鉛(II)三水和物について規定。

JISK8374 規格全文情報

規格番号
JIS K8374 
規格名称
酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
規格名称英語訳
Lead (II) acetate trihydrate (Reagent)
制定年月日
1953年3月28日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6353-3:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1953-03-28 制定日, 1955-03-05 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1979-01-01 改正日, 1984-08-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 1996-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 8374:2007 PDF [10]
                                                                                   K 8374 : 2007

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 一般事項・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[1]
  •  5 性質・・・・[1]
  •  5.1 性状・・・・[2]
  •  5.2 定性方法・・・・[2]
  •  6 品質・・・・[2]
  •  7 試験及び検査方法・・・・[2]
  •  7.1 試験及び検査方法の条件並びに結果・・・・[2]
  •  7.2 純度[(CH3COO)2Pb・3H2O] 27.3 希酢酸溶状・・・・[2]
  •  7.4 塩化物(Cl)・・・・[3]
  •  7.5 硝酸塩・・・・[3]
  •  7.6 ナトリウム(Na)・・・・[3]
  •  7.7 カリウム(K)・・・・[3]
  •  7.8 銅(Cu)・・・・[3]
  •  7.9 マグネシウム(Mg)・・・・[3]
  •  7.10 カルシウム(Ca)・・・・[3]
  •  7.11 鉄(Fe)・・・・[4]
  •  8 記録・・・・[4]
  •  9 容器・・・・[4]
  •  10 表示・・・・[4]
  •  11 取扱い上の注意事項・・・・[4]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8374 pdf 1] ―――――

K 8374 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申
出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8374:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8374 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
K 8374 : 2007

酢酸鉛(II)三水和物(試薬)

Lead (II) cetate trihydrate (Reagent)

                           (CH3COO)2Pb・3H2O          FW : 379.33

序文

  この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3,Reagents for chemical analysis−Part 3:
Specifications−Second seriesを基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格の規定の一部に市場の実
態を反映していない部分があるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる酢酸鉛(II)三水和物について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)

3 一般事項

  試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。

4 種類

  種類は,特級とする。

5 性質

――――― [JIS K 8374 pdf 3] ―――――

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K 8374 : 2007

5.1 性状

  酢酸鉛(II)三水和物は,無色の結晶又は白い結晶性の小塊で,空気中で徐々に風解する。水に溶けや
すく,エタノールに溶けにくい。

5.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水20 mlを加えて溶かす(A液)。A液10 mlに塩化鉄(III)溶液(100 g/l)1 mlを加える
と,白い沈殿が生じ,その上澄液は赤褐色になる。
b) 液10 mlによう化カリウム溶液(100 g/l)1 mlを加えると,黄色の沈殿が生じる。

6 品質

  品質は,箇条7によって試験及び検査したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値
純度[(CH3COO)2Pb・3H2O] 質量分率 % 99.5 以上
希酢酸溶状 試験適合
塩化物(Cl) 質量分率 ppm 3 以下
硝酸塩 試験適合
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.005 以下
カリウム(K) 質量分率 % 0.005 以下
銅(Cu) 質量分率 ppm 5 以下
マグネシウム(Mg) 質量分率 % 0.005 以下
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.005 以下
鉄(Fe) 質量分率 ppm 5 以下

7 試験及び検査方法

7.1 試験及び検査方法の条件並びに結果

  試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,
必要に応じて実施する。また,表1で規定する各品質項目の試験及び検査は,次の各試験及び検査方法に
よって行い,得られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001の3.5(測定値)による。
7.2 純度[(CH3COO)2Pb・3H2O]
試料1 gを全量フラスコ250 mlに0.1 mgのけたまではかりとり,水を加えて溶かし,更に水を標線まで
加える。その25 mlを正確にとり,ヘキサメチレンテトラミン溶液(100 g/l)10 mlを加え,硝酸(1+10)
でpH5.25.4に調節した後,キシレノールオレンジ溶液を指示薬として0.01 mol/l EDTA2Na溶液で滴定す
る。終点は,液の色が青紫から黄色に変わる点とする。この場合,0.01 mol/l EDTA2Na溶液1 mlは,0.003
793 3 g (CH3COO)2Pb・3H2Oに相当する。
7.3 希酢酸溶状
希酢酸溶状は,JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料2 gにJIS K 8355に規定する酢酸0.2 ml
及び二酸化炭素を含まない水を加えて溶かし,20 mlにする。濁りの程度の適合限度標準はJIS K 8001の
5.2(1)(濁りの程度の適合限度標準)(b)(ほとんど澄明)を用いる。

――――― [JIS K 8374 pdf 4] ―――――

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K 8374 : 2007

7.4 塩化物(Cl)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料2.0 gに水を加えて溶かして20 mlにする。
b) 標準側溶液 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/ml)0.60 mlに水を加えて20 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.7[塩化物(Cl)](1)(比濁法)による。

7.5 硝酸塩

  操作及び判定は,次による。
a) 操作 試料2 gに水を加えて溶かして10 mlにする。インジゴカルミン溶液(1.8 g/l)0.10 mlを加え,
更にJIS K 8951に規定する硫酸10 mlを振り混ぜながら徐々に加えて10分間放置する。
b) 判定 液は青を保つ。NO3として約質量分率0.003 %以下である。

7.6 ナトリウム(Na)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料2.0 gに硝酸(1+2)2 ml及び水を加えて溶かして100 mlにする(X液)(X液は,
7.7,7.9及び7.10にも用いる。)。
b) 標準側溶液 試料2.0 gに硝酸(1+2)2 ml,ナトリウム標準液(Na : 0.1 mg/ml)1.0 ml,カリウム標
準液(K : 0.1 mg/ml)1.0 ml,マグネシウム標準液(Mg : 0.01 mg/ml)10 ml,カルシウム標準液(Ca :
0.01 mg/ml)10 ml及び水を加えて溶かして100 mlにする(Y液)(Y液は,7.7,7.9及び7.10にも用
いる。)。
c) 操作 JIS K 8001の5.31(原子吸光法)(1)(直接噴霧法)(d)(操作)による。

7.7 カリウム(K)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.6のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.6のY液を用いる。
c) 操作 JIS K 8001の5.31(1)(d)による。

7.8 銅(Cu)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料4.0 gに硝酸(1+2)1 ml及び水を加えて溶かして50 mlにする(X液)(7.11にも
用いる。)。
b) 標準側溶液 試料4.0 gに硝酸(1+2)1 ml,銅標準液(Cu : 0.01 mg/ml)2.0 ml,鉄標準液(Fe : 0.01
mg/ml)2.0 ml及び水を加えて溶かして50 mlにする(Y液)(7.11にも用いる。)。
c) 操作 JIS K 8001の5.31(1)(d)による。

7.9 マグネシウム(Mg)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.6のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.6のY液を用いる。
c) 操作 JIS K 8001の5.31(1)(d)による。

7.10 カルシウム(Ca)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.6のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.6のY液を用いる。

――――― [JIS K 8374 pdf 5] ―――――

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JIS K 8374:2007の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6353-3:1987(MOD)

JIS K 8374:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8374:2007の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK8001:2017
試薬試験方法通則
JISK8355:2006
酢酸(試薬)
JISK8355:2021
酢酸(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)