この規格ページの目次
JIS K 8464:2017 規格概要
この規格 K8464は、試薬として用いるシクロヘキサンについて規定。
JISK8464 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8464
- 規格名称
- シクロヘキサン(試薬)
- 規格名称英語訳
- Cyclohexane
- 制定年月日
- 1955年3月5日
- 最新改正日
- 2017年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6353-2:1983(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1955-03-05 制定日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-05-01 確認日, 1984-03-01 改正日, 1989-06-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-04-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2017-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8464:2017 PDF [11]
K 8464 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(C6H12)(GC),シクロヘキセン(C6H10)(GC)及びベンゼン(C6H6)(GC)・・・・[3]
- 6.3 凝固点・・・・[4]
- 6.4 密度(20 ℃)・・・・[4]
20
6.5 屈折率 nD 4
- 6.6 水分・・・・[4]
- 6.7 不揮発物・・・・[4]
- 6.8 硫酸着色物質・・・・[5]
- 6.9 過マンガン酸還元性物質(Oとして)・・・・[5]
- 7 容器・・・・[6]
- 8 表示・・・・[6]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8464 pdf 1] ―――――
K 8464 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8464:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成29年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8464:2006によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8464 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8464 : 2017
シクロヘキサン(試薬)
Cyclohexane
C6H12 FW : 84.16
序文
この規格は,1983年に第1版として発行されたISO 6353-2:1983,Reagents for chemical analysis−Part 2:
Specifications−First series R10 Cyclohexaneを基とし,技術の進歩を反映し,技術的内容を変更して作成し
た日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるシクロヘキサンについて規定する。
警告1 シクロヘキサンは,引火性があるので火気に注意する。また,有害なので,蒸気の吸入,粘
膜・皮膚への付着などを避ける。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical analysis−Part 2: Specifications−First series R10
Cyclohexane(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0065 化学製品の凝固点測定方法
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
――――― [JIS K 8464 pdf 3] ―――――
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K 8464 : 2017
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8129 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
JIS K 8142 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8247 過マンガン酸カリウム(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
シクロヘキサンは,無色透明の液体で,エタノール(99.5)及びジエチルエーテルに極めて溶けやすく,
水に溶けにくい。沸点は約81 ℃である。
4.2 定性方法
試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数2 928 cm-1,2 853 cm-1,1 460 cm-1,
904 cm-1,862 cm-1及び524 cm-1付近に主な吸収を認める。この場合,試料調製はJIS K 0117の5.4 a)(液
膜法)による。窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの一例を,図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例
――――― [JIS K 8464 pdf 4] ―――――
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K 8464 : 2017
注記 図1は,国立開発研究法人産業技術総合研究所のスペクトルデータベースシステム(SDBS)か
ら引用したもので,チャート上に波数表示を追加している。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C6H12)(GC) 面積百分率 % 99.5以上 6.2
凝固点 ℃ 6.57.5 6.3
密度(20 ℃) g/mL 0.7780.779 6.4
20
屈折率 nD − 1.4251.427 6.5
水分 質量分率 % 0.01以下 6.6
不揮発物 質量分率 % 0.002以下 6.7
シクロヘキセン(C6H10)(GC) 面積百分率 % 0.05以下 6.2
ベンゼン(C6H6)(GC) 面積百分率 % 0.05以下 6.2
硫酸着色物質 − 試験適合 6.8
過マンガン酸還元性物質(Oとして) − 試験適合 6.9
6 試験方法
6.1 一般事項
一般事項は,次による。
a) 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
b) 使用するガラス器具は,特に規定がない場合は,JIS R 3503及びJIS R 3505による。
c) 使用する標準液は,計量計測トレーサビリティが確保された標準液を,使用用途に合致することを確
認し,必要ならば希釈して使用する。このような標準液がない場合,使用用途に合致することを確認
して市販の標準液を用いるか,又は調製したものを用いる。
注記1 計量計測トレーサビリティが確保された標準液としては,計量標準供給制度[JCSS(Japan
Calibration Service System)]に基づく標準液,国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標
準総合センター(NMIJ),米国国立標準技術研究所(NIST),ドイツ連邦材料試験研究所
(BAM)などが供給する標準液及びこれらへの計量計測トレーサビリティが確保された市
販の認証標準液がある。
d) 滴定用溶液の調製及び標定は,JIS K 8001の附属書JA(試験用溶液類の調製方法及び滴定用溶液類の
調製及び標定)による。市販品を用いる場合は,使用用途に合致することを確認する。
注記2 計量計測トレーサビリティが確保された滴定用溶液としては,ISO/IEC 17025に基づく認
定試験所が認定の範囲で値付けした市販の滴定用溶液がある。
6.2 純度(C6H12)(GC),シクロヘキセン(C6H10)(GC)及びベンゼン(C6H6)(GC)
純度(C6H12)(GC),シクロヘキセン(C6H10)(GC)及びベンゼン(C6H6)(GC)の試験方法は,次に
よる。
a) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次のとおりとする。
1) マイクロシリンジ又は試料導入装置 少量の定容量の測定溶液をガスクロマトグラフのカラムに導
――――― [JIS K 8464 pdf 5] ―――――
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JIS K 8464:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6353-2:1983(MOD)
JIS K 8464:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8464:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK0062:1992
- 化学製品の屈折率測定方法
- JISK0065:1992
- 化学製品の凝固点測定方法
- JISK0067:1992
- 化学製品の減量及び残分試験方法
- JISK0068:2001
- 化学製品の水分測定方法
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8129:2016
- 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
- JISK8142:2018
- 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8247:2015
- 過マンガン酸カリウム(試薬)
- JISK8891:2006
- メタノール(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計