この規格ページの目次
JIS K 8544:2021 規格概要
この規格 K8544は、試薬として用いる硝酸アルミニウム九水和物について規定。
JISK8544 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8544
- 規格名称
- 硝酸アルミニウム九水和物(試薬)
- 規格名称英語訳
- Aluminium nitrate nonahydrate (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年8月21日
- 最新改正日
- 2021年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1953-08-21 制定日, 1956-08-21 確認日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1993-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2014-03-20 改正日, 2018-10-22 確認日, 2021-03-22 改正
- ページ
- JIS K 8544:2021 PDF [14]
K 8544 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度[Al(NO3)3・9H2O]・・・・[3]
- 6.3 水溶状・・・・[3]
- 6.4 pH(50 g/L,25 ℃)・・・・[4]
- 6.5 塩化物(Cl)・・・・[4]
- 6.6 硫酸塩(SO4)・・・・[5]
- 6.7 ナトリウム(Na)及びカリウム(K)・・・・[6]
- 6.8 銅(Cu)及び鉛(Pb)・・・・[7]
- 6.9 鉄(Fe)・・・・[8]
- 6.10 アンモニウム(NH4)・・・・[9]
- 7 容器・・・・[12]
- 8 表示・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8544 pdf 1] ―――――
K 8544 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 8544:2014は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和3年9月21日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8544:2014を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8544 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
K 8544 : 2021
硝酸アルミニウム九水和物(試薬)
Aluminium nitrate nonahydrate (Reagent)
Al(NO3)3·9H2O FW : 375.13
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる硝酸アルミニウム九水和物について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8284 くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8356 酢酸亜鉛二水和物(試薬)
JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬)
JIS K 8377 酢酸ブチル(試薬)
JIS K 8454 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8490 ジチゾン(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
――――― [JIS K 8544 pdf 3] ―――――
2
K 8544 : 2021
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8802 pH測定方法
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
硝酸アルミニウム九水和物は,白い結晶又は結晶性粉末で,潮解性がある。水及びエタノール(99.5)
に極めて溶けやすい。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水20 mLを加えて溶かす(A液)。A液10 mLに硫酸10 mLを加え冷却した後,硫酸鉄(II)
溶液(100 g/L)10 mLを積層させると,二つの液の境界面に褐色の輪帯が現れる。
b) 液10 mLに水酸化ナトリウム溶液(100 g/L)1 mLを加えると,白い沈殿が生じ,これに水酸化ナ
トリウム溶液(100 g/L)5 mLを加えると,沈殿が溶ける。さらに,塩化アンモニウム溶液(100 g/L)
10 mLを加えると,沈殿が再び析出する。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度[Al(NO3)3·9H2O] 質量分率 % 98.0以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
pH(50 g/L,25 ℃) − 2.04.0 6.4
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.001以下 6.5
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.005以下 6.6
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.02以下 6.7
カリウム(K) 質量分率 % 0.002以下 6.7
銅(Cu) 質量分率 ppm 5以下 6.8
鉛(Pb) 質量分率 ppm 5以下 6.8
鉄(Fe) 質量分率 % 0.002以下 6.9
アンモニウム(NH4) 質量分率 % 0.005以下 6.10
――――― [JIS K 8544 pdf 4] ―――――
3
K 8544 : 2021
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度[Al(NO3)3・9H2O]
純度[Al(NO3)3·9H2O]の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次による。
1) エタノール(99.5) JIS K 8101に規定するもの。
2) 酢酸−酢酸アンモニウム溶液 酢酸(1+1)11.4 mLに水80 mLを加え,更にJIS K 8359に規定す
る酢酸アンモニウム7.7 gを加えて溶かし,更に水を加えて100 mLにしたもの。
なお,酢酸(1+1)の調製は,JIS K 8355に規定する酢酸の体積1と水の体積1とを混合する。
3) ジチゾン·エタノール溶液 JIS K 8490に規定するジチゾン0.025 gをJIS K 8102に規定するエタ
ノール(95)に溶かし,更にエタノール(95)を加えて100 mLにしたもの。使用時に調製する。
4) 0.01 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液(0.01 mol/L EDTA2Na溶液)(C10H14
O8N2Na2·2H2O : 3.722 g/L) JIS K 8107に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二
水和物(EDTA2Na)を用い,JIS K 8001のJA.6.4 c) 4)(0.01 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素
二ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算したもの。
5) 0.01 mol/L 酢酸亜鉛溶液[Zn(CH3COO)2·2H2O : 2.195 g/L] JIS K 8356に規定する酢酸亜鉛二水和
物及びJIS K 8355に規定する酢酸を用い,JIS K 8001のJA.6.4 i) 2)(0.01 mol/L 酢酸亜鉛溶液)に
従って,調製,標定及び計算したもの。
b) 操作 操作は,次による。
1) 試料1.0 gを0.1 mgの桁まではかりとり,全量フラスコ250 mLに入れ,水を加えて溶かし,更に水
を標線まで加えて混合する。その25 mLをコニカルフラスコ300 mLなどに正確にとり,0.01 mol/L
EDTA2Na溶液40 mLを正確にはかりとって加える。
2) 1)の液を煮沸し,冷却後,酢酸−酢酸アンモニウム溶液10 mL,エタノール(99.5)85 mL及びジチ
ゾン·エタノール溶液(0.25 g/L)3 mLを加え,0.01 mol/L 酢酸亜鉛溶液で滴定する。終点は,液
の色が灰褐色から赤みの灰褐色に変わる点とする。
3) 別に,同一条件で空試験を行う。
c) 計算 純度[Al(NO3)3·9H2O]は,次の式によって算出する。
0.0037513 VV
2 1 f1
B 100
25
m1
250
ここに, B : 純度[Al(NO3)3·9H2O](質量分率 %)
V1 : 試料の滴定に要した0.01 mol/L 酢酸亜鉛溶液の体積
(mL)
V2 : 空試験の滴定に要した0.01 mol/L 酢酸亜鉛溶液の体積
(mL)
f1 : 0.01 mol/L 酢酸亜鉛溶液のファクター
m1 : はかりとった試料の質量(g)
0.003 751 3 : 0.01 mol/L 酢酸亜鉛溶液1 mLに相当するAl(NO3)3·
9H2Oの質量を示す換算係数(g/mL)
6.3 水溶状
水溶状の試験方法は,次による。
――――― [JIS K 8544 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8544:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8544:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8051:2010
- 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8284:2011
- くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
- JISK8284:2021
- くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8356:2018
- 酢酸亜鉛二水和物(試薬)
- JISK8359:2006
- 酢酸アンモニウム(試薬)
- JISK8377:2014
- 酢酸ブチル(試薬)
- JISK8454:1994
- N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
- JISK8490:2019
- ジチゾン(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8637:2006
- チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
- JISK8659:2014
- でんぷん(溶性)(試薬)
- JISK8798:2012
- フェノール(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISZ8802:2011
- pH測定方法