この規格ページの目次
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K 8562 : 2007
c) 空試験用溶液 塩酸 (2+1) 1 mlに水を加えて5 mlにする。
d) 操作 JIS K 8001の5.31(原子吸光法)(2)(抽出液噴霧法)(d)による(操作の途中で得られるX液,
Y液及びZ液は7.12及び7.13にも用いる。)。
7.11 カルシウム (Ca)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料5.0 gに水20 mlを加えて溶かし,塩酸 (2+1) 1 ml及び水を加えて100 mlにする(X
液)。
b) 標準側溶液 試料5.0 gに水20 mlを加えて溶かし,塩酸 (2+1) 1 ml,カルシウム標準液 (Ca : 0.01
mg/ml) 5.0 ml及び水を加えて100 mlにする(Y液)。
c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1)(直接噴霧法)(d)(操作)による。
7.12 鉛 (Pb)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.10のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.10のY液を用いる。
c) 空試験用溶液 7.10のZ液を用いる。
d) 操作 JIS K 8001の5.31 (2) (d) 3による。
7.13 鉄 (Fe)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.10のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.10のY液を用いる。
c) 空試験用溶液 7.10のZ液を用いる。
d) 操作 JIS K 8001の5.31 (2) (d) 3による。
7.14 アンモニウム (NH4)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料5.0 gに水を加えて溶かして140 mlにする。
b) 標準側溶液 アンモニウム標準液 (NH4 : 0.01 mg/ml) 5.0 mlに水を加えて140 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.11[アンモニウム (NH4)](6)(蒸留−インドフェノール青法)による。
8 記録
記録は,JIS K 0050の12.(記録)による。
9 容器
容器は,気密容器とする。
10 表示
容器には,次の事項を表示する。
a) 名称“硝酸ナトリウム”及び“試薬”の文字
b) 種類
c) 化学式及び式量
d) 純度
――――― [JIS K 8562 pdf 6] ―――――
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K 8562 : 2007
e) 内容量
f) 製造番号
g) 製造業者名又はその略号
11 取扱い上の注意事項
硝酸ナトリウムは強酸化性なので,特に有機物との接触を避け,衝撃を与えないようにする。
警告 この規格の使用者は,試験室での作業に精通するように努めなければならない。また,この規
格の使用に関連して起こるすべての安全上の問題は記載していないので,MSDS(化学物質等
安全データシート)などを参考にして安全及び健康に留意した適切な措置をとらなければなら
ない。
――――― [JIS K 8562 pdf 7] ―――――
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附属書JA
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(参考)
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JISと対応する国際規格との対比表
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JIS K 8562:2007 硝酸ナトリウム(試薬) ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series
(I) ISの規定 (II) 国 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との差異の箇条ごとの
際規格 評価及びその内容 由及び今後の対策
箇条番号及び 内容 番号 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
名称 の評価
1 適用範囲 試薬として用いる 1 化学分析用試 変更 JISは1品目の1規格。 試薬の規格使用者が各規格を多く引用
硝酸ナトリウムに 薬57品目の仕 しやすくするために1品目1規格として
ついて規定。 様について規 いる。
定。 なお,対応国際規格は20年以上見直
しをされていないため市場の実態に合
わない。国際規格の改正を検討する。
2 引用規格
3 一般事項 JIS K 8001による。 ― ― 追加 項目を追加。 編集上の差異であり,技術的な差異はな
い。
4 種類 ― ― 追加 種類の項目を追加。 JISは種類として“特級”だけなので,
ISO規格と技術的な差異はない。
5 性質 ― ― 追加 性質の項目を追加。 一般的な説明事項であり,技術的差異は
ない。
6 品質 R 90.1 変更 1) 品質に差異のある項目 : よISO規格は,長期間内容の見直しが行わ
う素酸塩及び亜硝酸,カリれず国際市場でISO規格品が用いられ
ウム,カルシウム,鉄,アることはほとんどない。また,技術的差
ンモニウム。 異も軽微1)2)3)である。
2) 追加した項目 : 水溶状
3) SO規格の重金属をJISは
銅,鉛に変更。
R 90.2 試験溶液 変更 JISは,試験及び検査方法の該編集上の差異であり,技術的な差異は軽
当項目ごとに規定。 微。
――――― [JIS K 8562 pdf 8] ―――――
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(I) ISの規定 (II) 国 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との差異の箇条ごとの
際規格 評価及びその内容 由及び今後の対策
箇条番号及び 内容 番号 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
名称 の評価
7 試験及び検 追加 一般的な試験及び検査方法の条件並び
査方法 に結果に関する事項であり,技術的な差
7.1 試験及び 異はない。
検査方法の条
件並びに結果
7.2 純度 イオン交換滴定法 R 90.3.1 イオン交換滴 変更 試料量,指示薬を変更。 技術的な差異は軽微であり,対策は考慮
(NaNO3) 定法 しない。
7.3 水溶状 追加 項目を追加。 品質確保のために必要。
ISO規格の見直し時に,改正提案の検討
を行う予定。
溶液濃度はg/lで規
7.4 pH (50 g/l, R 90.3.2 溶液濃度は質 変更 1) SO規格は質量分率%で規 JISは操作性から溶液濃度をg/lで規定。
25 ℃) 定。 量分率%で規 定,JISはg/lで規定。 ISO規格の見直し時に,改正提案の検討
定。 2) IS K 8001の5.5を引用。 を行う予定。
7.5 塩化物 比濁法 R 90.3.3 比濁法 変更 1) 試料量,標準液量を変更。技術的な差異は軽微であり,対策は考慮
(Cl) 2) IS K 8001の5.7を引用。 しない。
7.6よう素酸塩 溶媒はヘキサン。 R 90.3.4 溶媒はクロロ 変更 クロロホルムをヘキサンに変 JISは有害性の低いヘキサンに変更。
及び亜硝酸塩 ホルム。 更。 ISO規格の見直し時に,改正提案の検討
を行う予定。
7.7 りん酸塩 比色法 R 90.3.5 抽出比色法 変更 1) 試料量,操作法を変更。 技術的な差異は軽微であり,対策は考慮
(PO4) 2) IS K 8001の5.13を引用。しない。
7.8 硫酸塩 比濁法 R 90.3.6 種晶添加比濁 変更 1) 種晶添加比濁法を比濁法に
(SO4) 法 変更。
2) IS K 8001の5.15を引用。
7.9 カリウム 炎光光度法 R 90.3.11 炎光光度法 変更 1) 試料量などを変更。
(K) 2) IS K 8001の5.30を引用。
7.10 銅 (Cu) 原子吸光法(抽出液 R 90.3.7 重金属(Pbとし変更 1) 試料量,操作方法を変更。使用者によって具体的な情報を提供す
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噴霧法) て)比濁法 2) IS K 8001の5.31を引用。るためにJISとして必要。ISO規格の見
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直し時に,追加提案の検討を行う予定。
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7.11 カルシウ 原子吸光法(直接噴 R 90.3.10 原子吸光法(直変更 1) 試薬量などを変更。 技術的な差異は軽微であり,対策は考慮
0
ム (Ca) 霧法) 接噴霧法) 2) IS K 8001の5.31を引用。しない。
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――――― [JIS K 8562 pdf 9] ―――――
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K8
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(I) ISの規定 (II) 国 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との差異の箇条ごとの
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際規格 評価及びその内容 由及び今後の対策
62 : 2
箇条番号及び 内容 番号 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
名称 番号 の評価
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7.12 鉛 (Pb) 原子吸光法(抽出液 R 90.3.7 重金属(Pbと 変更 1) 試料量,操作方法を変更。使用者によって具体的な情報を提供す
噴霧法) して)比濁法 2) IS K 8001の5.31を引用。るためにJISとして必要。ISO規格の見
直し時に,追加提案の検討を行う予定。
7.13 鉄 (Fe) 原子吸光法(抽出液 R 90.2.11 1,10-フェナン 変更 1) 試料量,操作方法などを変国際的にも広く普及している方法に変
噴霧法) トロリン法 更。 更。ISO規格の見直し時に,改正の検討
2) IS K 8001の5.31を引用。を行う予定。
7.14アンモニ 蒸留−インドフェ 蒸留−ネスラ 変更 1) SO規格は蒸留−ネスラー ISO規格のネスラー法は環境・安全上変
ウム (NH4) ノール青法 ー法 法,JISは蒸留−インドフ 更が必要。ISO規格の見直し時に,改正
ェノール青法。JISは有害 提案の検討を行う予定。
な水銀試薬を有害性の少
ない試薬に変更。
2) IS K 8001の5.11を引用。
8 記録 ― ― 追加 項目を追加。 規格適合性を評価する関係で必要な項
9 容器 ― ― 追加 項目を追加。 目を追加。
10 表示 ― ― 追加 項目を追加。
11 取扱い上の ― ― 追加 項目を追加。
注意事項
注1) 理由 : 軽微な技術的差異。箇条6(品質)の(IV)欄の1)3)は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害になる可能性
はほとんどない。ISO規格,JISとも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO規格とJISとの質量分率ppm
質量分率pptレベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。
なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。この(IV)の1)3)の品質項目及び品
質水準が不満足な場合は,通常,JIS試薬,ISO規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的にあった高純度試薬など特殊用途の試薬を使用す
ることになる。
2) SO試薬規格の状況 : ISO規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約20年経過)。このため,ISO規格の内容が現在の市場の要求にこたえ
ているかどうかの検討が行われていない(JISとの差)。また,ISO規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格としての
存在意義が乏しい。
3) 今後の対策 : 注1)及び注2)の理由から,当面,対策を考慮しない。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 6353-3:1987,MOD
――――― [JIS K 8562 pdf 10] ―――――
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JIS K 8562:2007の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6353-3:1987(MOD)