この規格ページの目次
JIS K 8953:2008 規格概要
この規格 K8953は、試薬として用いる硫酸亜鉛七水和物について規定。
JISK8953 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8953
- 規格名称
- 硫酸亜鉛七水和物(試薬)
- 規格名称英語訳
- Zinc sulfate heptahydrate (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年8月21日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6353-3:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1953-08-21 制定日, 1954-05-22 改正日, 1957-05-22 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1980-03-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1991-02-01 改正日, 1995-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS K 8953:2008 PDF [12]
K 8953 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 一般事項・・・・[1]
- 4 種類・・・・[1]
- 5 性質・・・・[2]
- 5.1 性状・・・・[2]
- 5.2 定性方法・・・・[2]
- 6 品質・・・・[2]
- 7 試験及び検査方法・・・・[2]
- 7.1 試験及び検査方法の条件及び結果・・・・[2]
- 7.2 純度 (ZnSO4・7H2O) 27.3 水溶状・・・・[3]
- 7.4 pH (50 g/l,25 ℃)・・・・[3]
- 7.5 塩化物 (Cl)・・・・[3]
- 7.6 窒素化合物(Nとして)・・・・[3]
- 7.7 ナトリウム (Na)・・・・[3]
- 7.8 銅 (Cu)・・・・[3]
- 7.9 カルシウム (Ca)・・・・[3]
- 7.10 カドミウム (Cd)・・・・[3]
- 7.11 鉛 (Pb)・・・・[4]
- 7.12 ひ素 (As)・・・・[4]
- 7.13 マンガン (Mn)・・・・[4]
- 7.14 鉄 (Fe)・・・・[4]
- 8 容器・・・・[4]
- 9 表示・・・・[4]
- 10 取扱い上の注意事項・・・・[5]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8953 pdf 1] ―――――
K 8953 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申
出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8953:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8953 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8953 : 2008
硫酸亜鉛七水和物(試薬)
Zinc sulfate heptahydrate (Reagent)
ZnSO4・7H2O FW : 287.58
序文
この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対
応国際規格の規定の一部を技術的に変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
警告 この規格の使用者は,試験室での作業に精通するように努めなければならない。また,この規
格の使用に関連して起こるすべての安全上の問題は記載していないので,MSDS(化学物質等
安全データシート)などを参考にして安全及び健康に留意した適切な措置をとらなければなら
ない。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる硫酸亜鉛七水和物について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 8001 試薬試験方法通則
3 一般事項
試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。
4 種類
種類は,特級とする。
――――― [JIS K 8953 pdf 3] ―――――
2
K 8953 : 2008
5 性質
5.1 性状
硫酸亜鉛七水和物は,白い結晶又は結晶性粉末で乾燥した空気中で徐々に風解する。水に溶けやすく,
エタノールにほとんど溶けない。
5.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水20 mlを加えて溶かす(A液)。A液10 mlに塩化バリウム溶液(100 g/l) 1 mlを加えると,
白い沈殿が生じる。
b) 液10 mlにアンモニア水(2+3)1 mlを加えると,白い沈殿が生じ,更にアンモニア水(2+3)5 ml
を加えると溶ける。それに硫化ナトリウム・グリセリン溶液1滴を加えると,白い沈殿が生じる。
6 品質
品質は,箇条7によって試験及び検査したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値
純度 (ZnSO4・7H2O) 質量分率 % 99.5 以上
水溶状 試験適合
pH (50 g/l,25 ℃) 4.46.0
塩化物 (Cl) 質量分率 ppm 5 以下
窒素化合物(Nとして) 質量分率 % 0.001 以下
ナトリウム (Na) 質量分率 % 0.005 以下
銅 (Cu) 質量分率 % 0.001 以下
カルシウム (Ca) 質量分率 % 0.001 以下
カドミウム (Cd) 質量分率 ppm 5 以下
鉛 (Pb) 質量分率 % 0.001 以下
ひ素 (As) 質量分率 ppm 0.5 以下
マンガン (Mn) 質量分率 ppm 3 以下
鉄 (Fe) 質量分率 ppm 5 以下
7 試験及び検査方法
7.1 試験及び検査方法の条件及び結果
試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,
必要に応じて実施する。また,表1で規定する各品質項目は,次の各試験及び検査方法によって行う。得
られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001の3.5(測定値)によって行い,これに適
合しなければならない。
7.2 純度 (ZnSO4・7H2O)
試料0.5 gを0.1 mgのけたまではかりとり,水80 mlを加えて溶かし,アンモニア性塩化アンモニウム
緩衝液3 ml及びエリオクロムブラックT希釈粉末約0.05 gを加えて,0.1 mol/l EDTA2Na溶液で滴定する。
終点は,液の色が赤紫から青に変わる点とする。この場合,0.1 mol/l EDTA2Na溶液1 mlは,0.028 758 g
ZnSO4・7H2Oに相当する。
――――― [JIS K 8953 pdf 4] ―――――
3
K 8953 : 2008
7.3 水溶状
水溶状は,JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料1 gを用い,濁りの程度の適合限度標準は
(a)(澄明)を用いる。
7.4 pH (50 g/l,25 ℃)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料溶液 試料5.0 gに二酸化炭素を含まない水を加えて溶かし100 mlにする。
b) 操作 JIS K 8001の5.5 (pH) (2)(操作)による。
7.5 塩化物 (Cl)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料2.0 gに水を加えて溶かし20 mlにする。
b) 標準側溶液 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/ml)1.0 mlに水を加えて20 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.7[塩化物 (Cl)](1)(比濁法)による。
7.6 窒素化合物(Nとして)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料2.0 gを蒸留フラスコにとり,水を加えて溶かし140 mlにする。
b) 標準側溶液 窒素標準液(N : 0.01 mg/ml)2.0 mlを蒸留フラスコにとり,水を加えて140 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.12[窒素化合物(Nとして)](4)(蒸留−インドフェノール青法)による。
この場合,水酸化ナトリウム溶液 (300 g/l) は20 mlとし,かき混ぜながら加える。
7.7 ナトリウム (Na)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料1.0 gに塩酸(2+1)1 ml及び水を加えて溶かし100 mlにする(X液)。
b) 標準側溶液 試料1.0 gに塩酸(2+1)1 ml,ナトリウム標準液(Na : 0.1 mg/ml)0.50 ml及び水を加
えて溶かし100 mlにする(Y液)。
c) 操作 JIS K 8001の5.30(炎光光度法)(3)(操作)による。
7.8 銅 (Cu)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料10 gに塩酸(2+1)1 ml及び水を加えて溶かし100 mlにする(X液)(X液は,7.9,
7.10,7.11,7.13及び7.14にも用いる。)。
b) 標準側溶液 試料10 gに塩酸(2+1)1 ml,銅標準液(Cu : 0.01 mg/ml)10 ml,カルシウム標準液(Ca :
0.01 mg/ml)10 ml,カドミウム標準液(Cd : 0.01 mg/ml)5.0 ml,鉛標準液(Pb : 0.01 mg/ml)10 ml,
マンガン標準液(Mn : 0.01 mg/ml)3.0 ml,鉄標準液(Fe : 0.01 mg/ml)5.0 ml及び水を加えて溶かし
100 mlにする(Y液)(Y液は,7.9,7.10,7.11,7.13及び7.14にも用いる。)。
c) 操作 JIS K 8001の5.31(原子吸光法)(1)(直接噴霧法)(d)(操作)による。
7.9 カルシウム (Ca)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.8のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.8のY液を用いる。
c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1) (d)による。
7.10 カドミウム (Cd)
溶液の調製及び操作は,次による。
――――― [JIS K 8953 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8953:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6353-3:1987(MOD)
JIS K 8953:2008の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8953:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則