JIS L 0888:2018 光及び汗に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0888:2018 規格概要

この規格 L0888は、染色した繊維製品の光及び汗に対する染色堅ろう度試験方法について規定。

JISL0888 規格全文情報

規格番号
JIS L0888 
規格名称
光及び汗に対する染色堅ろう度試験方法
規格名称英語訳
Test methods for colour fastness to light and perspiration
制定年月日
1977年12月1日
最新改正日
2018年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 105-B07:2009(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1977-12-01 制定日, 1982-12-01 確認日, 1988-04-01 改正日, 1992-02-01 確認日, 1998-09-20 改正日, 2003-12-20 確認日, 2005-01-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2018-03-20 改正
ページ
JIS L 0888:2018 PDF [14]
                                                                                   L 0888 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 試験の種類・・・・[2]
  •  6 装置及び材料・・・・[2]
  •  7 試験片の調製・・・・[3]
  •  8 人工汗液の種類及び調製・・・・[3]
  •  8.1 一般・・・・[3]
  •  8.2 人工汗液の種類・・・・[3]
  •  8.3 人工汗液の調製・・・・[4]
  •  9 試験手順・・・・[4]
  •  9.1 A法・・・・[4]
  •  9.2 B法・・・・[5]
  •  10 判定・・・・[5]
  •  11 試験報告書・・・・[5]
  •  附属書A(規定)C法・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 0888 pdf 1] ―――――

L 0888 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益財団法人スガ
ウェザリング技術振興財団(SWTF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して
日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した
日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS L 0888:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 0888 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 0888 : 2018

光及び汗に対する染色堅ろう度試験方法

Test methods for colour fastness to light and perspiration

序文

  この規格は,2009年に第1版として発行されたISO 105-B07を基とし,我が国の試験・評価の実態を反
映させるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格でA法及びB法は対応国際規格に規定されていない方法であり,C法は対応国際規格に
規定されている方法である。また,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更して
いる事項である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,染色した繊維製品の光及び汗に対する染色堅ろう度試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 105-B07:2009,Textiles−Tests for colour fastness−Part B07: Colour fastness to light of textiles
wetted with artificial perspiration(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8726 乳酸(試薬)
JIS K 8824 D(+)−グルコース(試薬)
JIS K 9009 りん酸二水素ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 9019 りん酸水素二ナトリウム・12水(試薬)
JIS K 9020 りん酸水素二ナトリウム(試薬)
JIS K 9050 L−ヒスチジン塩酸塩一水和物(試薬)
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0804 変退色用グレースケール
注記 対応国際規格 : ISO 105-A02,Textiles−Tests for colour fastness−Part A02: Grey scale for

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2
L 0888 : 2018
assessing change in colour
JIS L 0841 日光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0842 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0843 キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 105-B02,Textiles−Tests for colour fastness−Part B02: Colour fastness to
artificial light: Xenon arc fading lamp test
JIS L 0848 汗に対する染色堅ろう度試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 105-E04,Textiles−Tests for colour fastness−Part E04: Colour fastness to
perspiration
ISO 3696,Water for analytical laboratory use−Specification and test methods

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0801の箇条3(用語及び定義)による。

4 原理

  試験片を人工汗液で処理した後,耐光試験機を用いて,ブルースケールとともに露光し,取り出して水
洗,乾燥後,試験片の変退色の程度を変退色用グレースケールと比較するか,又は計器によって変退色等
級を求め,堅ろう度を判定する。

5 試験の種類

  試験の種類は,A法,B法及びC法とし,表1のとおり区分する。試験の目的に応じて,表1のいずれ
かの試験を選んで行う。また,試験に用いる人工汗液は,8.1及びA.4による。
なお,C法の試験方法は,附属書Aによる。
表1−試験の種類
試験の種類 試験に用いる人工汗液 光・汗試験容器
使用の有無
A法 JIS L 0848人工汗液
8.3.1 b)又は8.3.2 b)に規定
使用する
する人工汗液(ATTS人工
汗液)a)
B法 JIS L 0848人工汗液
8.3.1 b)又は8.3.2 b)に規定
する人工汗液(ATTS人工 使用しない
汗液)a)
C法 ISO 105-B07人工汗液
注a) TTSとは,繊維製品技術研究会(Association for Textile Technical
Study)の略称である。

6 装置及び材料

  A法及びB法の装置及び材料は,次のものを用いる。
6.1 ブルースケール JIS L 0841の5.(材料及び装置)に規定するブルースケール。

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L 0888 : 2018
6.2 変退色用グレースケール JIS L 0804に規定するもの。
6.3 光・汗試験容器 試験片ホルダ1個及び人工汗液を収容する光学耐熱ガラス製容器をステンレス鋼
製保持具で耐光試験機に取り付けるようにしたもので,このガラスの分光透過率は275 nm以下が2 %以下,
400 nm700 nmが90 %以上のもの(図1参照)。
注記 A法において,試験片の乾燥を防止しながら試験するために人工汗液吸着布を使用することが
できる。人工汗液吸着布は,通常JIS L 0803に規定する綿3-1号を使用する(図2参照)。
6.4 ガラス板又はアクリル板 この試験に適した大きさで,厚さ約2 mmのガラス板又は透明なメタク
リル樹脂板。
6.5 紫外線カーボンアーク灯式耐光試験機 JIS L 0842に規定する耐光試験機。
6.6 キセノンアーク灯式耐光試験機 JIS L 0843に規定する耐光試験機。
6.7 不透明覆い JIS L 0842の5.(装置及び材料)に規定する不透明覆い。
6.8 乾燥機 JIS L 0801の箇条5(試験に用いる共通的な装置及び材料)に規定する乾燥機。
6.9 水 JIS K 0557に規定するA1の水又はこれと同等以上の水。
6.10 L−ヒスチジン塩酸塩一水和物(試薬) JIS K 9050に規定するもの。
6.11 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8150に規定するもの。
6.12 りん酸二水素ナトリウム二水和物(試薬) JIS K 9009に規定するもの。
6.13 りん酸水素二ナトリウム・12水(試薬) JIS K 9019に規定するもの。
6.14 水酸化ナトリウム(試薬) JIS K 8576に規定するもの。
6.15 D(+)−グルコース(試薬) JIS K 8824に規定するもの。
6.16 乳酸(試薬) JIS K 8726に規定するもの。
6.17 酢酸(試薬) JIS K 8355に規定するもの。
6.18 DL−アスパラギン酸
6.19 D−パントテン酸ナトリウム

7 試験片の調製

  A法及びB法の試験片の調製は,用いる試験片に応じて,次による。
a) 布の場合 試験片の大きさは,15 mm×60 mm以上とする。
b) 糸の場合 6.4のガラス板又はアクリル板に,長辺方向に密に巻き付ける。

8 人工汗液の種類及び調製

8.1 一般

  A法及びB法の人工汗液の種類及び調製は,8.2及び8.3による。
なお,受渡当事者間の協定によって,その他の汗液を用いてもよい。ただし,この場合には,試験報告
書に記載する。

8.2 人工汗液の種類

  A法及びB法の人工汗液の種類は,表2による。A法又はB法の試験を実施するときは,表2の人工汗
液のいずれかを選択し,試験を実施する。

――――― [JIS L 0888 pdf 5] ―――――

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