JIS L 0889:2014 酸素系漂白剤を用いる洗濯に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0889:2014 規格概要

この規格 L0889は、染色した繊維製品の過炭酸ナトリウムを含む酸素系漂白剤を用いる洗濯に対する染色堅ろう度試験方法について規定。

JISL0889 規格全文情報

規格番号
JIS L0889 
規格名称
酸素系漂白剤を用いる洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
規格名称英語訳
Test method for colour fastness to laundering with oxygen bleach
制定年月日
1987年9月1日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1987-09-01 制定日, 1992-10-01 確認日, 1998-09-20 改正日, 2003-12-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2014-10-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS L 0889:2014 PDF [12]
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pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 要旨・・・・[1]
  •  5 装置及び材料・・・・[2]
  •  6 試験片の調製・・・・[3]
  •  7 試験液の調製・・・・[3]
  •  7.1 試験液の組成・・・・[3]
  •  7.2 試験液の調製・・・・[3]
  •  8 試験操作・・・・[4]
  •  9 判定・・・・[4]
  •  10 記録・・・・[4]
  •  附属書A(参考)過炭酸ナトリウムの有効酸素の測定方法・・・・[5]
  •  附属書B(参考)試験液の調製手順・・・・[6]
  •  附属書C(参考)つけ置き漂白・洗濯に対する染色堅ろう度試験方法・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 0889 pdf 1] ―――――

L 0889 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益財団法人スガ
ウェザリング技術振興財団(SWTF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して
日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した
日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS L 0889:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 0889 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 0889 : 2014

酸素系漂白剤を用いる洗濯に対する染色堅ろう度試験方法

Test method for colour fastness to laundering with oxygen bleach

序文

  この規格は,1987年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1998年に
行われたが,その後の新しい技術的内容に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,染色した繊維製品の過炭酸ナトリウムを含む酸素系漂白剤を用いる洗濯に対する染色堅ろ
う度試験方法について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 1408 けい酸ナトリウム(けい酸ソーダ)
JIS K 3371 洗濯用合成洗剤
JIS K 8283 くえん酸一水和物(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8987 硫酸ナトリウム(試薬)
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0804 変退色用グレースケール
JIS Z 8802 pH測定方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0801の箇条3(用語及び定義)による。

4 要旨

  規定する方法に基づいて,漂白剤を用いる洗濯を行い,試験片の変退色の程度を,変退色用グレースケ
ールと比較するか,又は計器によって変退色等級を求めて,その堅ろう度を判定する。
なお,つけ置き漂白・洗濯に対する染色堅ろう度試験方法については,附属書Cを参照するのがよい。

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L 0889 : 2014

5 装置及び材料

  装置及び材料は,次による。
a) 洗濯試験機 洗濯試験機は,試験片及び試験液を入れる試験瓶と,試験瓶を回転させる回転装置及び
試験瓶内の試験液を試験に必要な恒温に保つための恒温水槽又は恒温槽とからなり,それぞれ次の規
定に適合するものとする。装置の一例を図1に示す。
1) 試験瓶 ガラス製又はステンレス鋼製のもので,回転に耐える密閉形の容量550 mL±50 mL(内径
75 mm±5 mm)の円筒形の瓶。
なお,ステンレス鋼製のものを使用する場合はさびがあってはならない。
2) 回転装置 電動機,回転軸及び回転軸に放射状に取り付けてある試験瓶保持器とからなり,試験瓶
保持器の保持軸の中心線と試験瓶の中心線とが同一線上になるように試験瓶が取り付けられるもの
で,1分間当たりの回転数は40回±2回で,恒温水槽又は恒温槽中で試験瓶を回転できるもの。
なお,回転軸の中心から試験瓶の底までは,45 mm±10 mmとする。
3) 恒温水槽又は恒温槽 加熱装置をもち,回転する試験瓶内の試験液を所定温度±2 ℃に保持できる
もの。
正面図 側面図
図1−洗濯試験機の一例
b) 過炭酸ナトリウム 有効酸素12 %以上,pH 1011(3 %水溶液)のもの(有効酸素の測定方法は,附
属書A参照)。また,pH測定は,JIS Z 8802による。
c) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 平均分子量345±5,純分質量分率50 %以上,未反応
油分(原料アルキルベンゼン)質量分率1 %以下,硫酸ナトリウム分質量分率2 %以下,及び水分質
量分率50 %以下のもの。
d) ゼオライト 4A型の結晶構造をもち,平均粒径10 μm以下のもの。
e) けい酸ナトリウム JIS K 1408で規定する2号のもの。
f) 炭酸ナトリウム JIS K 8625で規定する特級のもの。
g) カルボキシメチルセルロースナトリウム エーテル化度0.50.8,純分(無水物として)質量分率91 %
以上,水分質量分率10 %以下,及び粘度25 ℃で500900 mPa・s(無水物換算で20 g/L水溶液)のも
の。
h) 硫酸ナトリウム JIS K 8987で規定する特級のもの。

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L 0889 : 2014
i) 合成洗剤 合成洗剤は,表1による。
なお,必要に応じてJIS K 3371の洗濯用合成洗剤の第1種又は第2種に適合し,漂白剤及び蛍光増
白剤を配合していない市販の合成洗剤を用いてもよい。その場合には,用いた市販の合成洗剤の品名
を試験報告書に付記する。
表1−合成洗剤の成分
単位 %
成分 質量分率
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 15.0
ゼオライト 17.0
けい酸ナトリウム 5.0
炭酸ナトリウム 7.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
酸ナトリウム 55.0
注記 合成洗剤の成分はJIS K 3362の洗浄力判定用指標洗剤と同等である。
j) 漂白活性化剤 テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)。純分質量分率98 %以上のもの。
k) くえん酸一水和物 JIS K 8283で規定する特級のもの。
l) 水 JIS K 0557に規定するA1の水。
m) 変退色用グレースケール JIS L 0804に規定するもの。
n) かくはん機 1分間当たりの回転数が1 000回以上でかくはんができるもの。

6 試験片の調製

a) 試料が布の場合 JIS L 0801の6.1(試験片の調製)によって,試料が布の場合には,100 mm×40 mm
とする。
b) 試料が糸の場合 試料を長さ約100 mmに切断し,直径約5 mmの太さに平行に束ね,両端を結ぶか
又は100 mm×40 mmのポリプロピレン布の上に並べて縫い付ける。

7 試験液の調製

7.1 試験液の組成

  試験液の組成は,表2による。
表2−試験液の組成
合成洗剤 過炭酸ナトリウム 漂白活性化剤(TAED)
0.5 g/L 8.2 g/L 1.8 g/L

7.2 試験液の調製

  合成洗剤,漂白活性化剤(TAED)及び過炭酸ナトリウムをかくはん機を用いてかくはんしながら水に
溶解した後,表2の組成で25 ℃のときpH 8.5±0.3になるよう10 %くえん酸水溶液で調整する。調整後
は速やかに使用する。試験液の調製手順の一例を附属書Bに示す。
注記 試験液は,1時間以上放置すると有効成分及びpHが変化するため,時間をおかずに使用するの
がよい。

――――― [JIS L 0889 pdf 5] ―――――

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JIS L 0889:2014の関連規格と引用規格一覧