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L 1061 : 2004
押棒 先端に曲率半径25 mmの半球をもつもの
長さ約80 mm
試験片把持具 内径80 mm
深さ約80 mm
リング 内径80 mm
図6 押棒及び試験片把持具
b) 操作 4.の試料から大きさ約100×100 mmの試験片を3枚採取し,自記記録装置付定速伸長形引張試
験機に取り付けた図6の試験片把持具に, 試験片の裏側を上にして,しわ及びたるみがないように固
定する。
次に,ロードセルを介してクロスヘッドに取り付けた押棒先端及び試験片が接触する位置をクロス
ヘッドの試験開始位置とした後,毎分20 mmの下降速度で試験片に0.20 Nの初荷重を加え,更に押
棒を同速度で147.1 Nの荷重が加わるまで下降させた後,そのまま5分間保持する。
次に,押棒を下降速度と同じ速度で上昇させて荷重を取り除き,5分間放置する。放置後,試験片
に初荷重を加え,図7のような荷重−伸長曲線を描き,この曲線から残留変形値 (mm) を求める。
試験結果は,残留変形値の3回の平均値をJIS Z 8401によって小数点以下1 けたに丸めて表す。
図 7 荷重−伸長曲線
――――― [JIS L 1061 pdf 6] ―――――
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L 1061 : 2004
7.2.2 B−2法(定伸長法) B−2法は,次による。
a) 装置及び器具 装置及び器具は,7.2.1と同様のものを用いる。
b) 操作 4.の試料から大きさ約100×100 mmの試験片を3枚採取し,自記記録装置付定速伸長形引張試
験機に取り付けた図6の試験片把持具に,試験片の裏側を上にして,しわ及びたるみがないように固
定する。
次に,上部のつかみに取り付けた押棒を用い, 毎分20 mmの下降速度で試験片に0.20 Nの初荷重
を加え,更に押棒を同速度で試験片が10 %伸長(2)するまで下降させた後,そのまま1分間保持する。
次に,押棒を下降速度と同じ速度で上昇させて荷重を取り除き,3分間放置する。この操作を5回
繰り返した後,試験片に初荷重を加え,図8のような荷重−伸長曲線を描き,この曲線から残留変形
値 (mm) を求める。
試験結果は,残留変形値の3回の平均値をJIS Z 8401によって小数点以下1けたに丸めて表す。
注(2) 10 %伸長とは,加圧前の試験片の有効面積が10 %大きくなる状態をいう。この場合,押し込
み距離は約18 mmとなる。
図8 荷重−伸長曲線
8. 試験報告書
試験報告書には,次の事項を記載する。
a) 試験の種類
b) 試験の結果
c) 試験条件
例1. A法 たて方向5.6 mm, よこ方向4.6 mm
例2. A法 たて方向5.2 mm, よこ方向7.5 mm, 脚角度110 °
例3. B−1法 4.5 mm, 温度15 ℃, 湿度50 %
例4. B−2法 3.0 mm
JIS L 1061:2004の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1061:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0208:2006
- 繊維用語―試験部門
- JISL1018:1999
- ニット生地試験方法
- JISL1096:2010
- 織物及び編物の生地試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方