この規格ページの目次
14
L 1091 : 1999
図5.1 燃焼性試験器
図5.2 着火装置
――――― [JIS L 1091 pdf 16] ―――――
15
L 1091 : 1999
図5.3 試験片ホルダ
b) 操作 試験片の大きさは約50mm×150mmとし,たて・よこそれぞれ5枚採取する。燃焼性試験器(図
5.1参照)に予備の試験片を取り付けて,試験片の下部表面が試験器の指針の先端に接するように調節
する。炎の長さを16mmになるように調節し,ストップウォッチを0に合わせる。次に,試験片ホル
ダに取り付けた試験片を手早くデシケーターから取り出し,予備の試験片と差し替え,試験器内の試
験台の定位置に置き,止め糸を所定の場所に張り,その末端におもりを取り付け,戸を閉め,起動か
んを右に引いて放す。これによってストップウォッチが始動し,1秒間試験片に接炎する。この場合
――――― [JIS L 1091 pdf 17] ―――――
16
L 1091 : 1999
は,試験片をデシケーターから取り出してから接炎するまでの時間を30秒以内とする。試験片の上部
に張った止め糸が燃え,おもりが落ちるとストップウォッチは停止する。このときのストップウォッ
チの示す時間(秒)を測定し,燃焼速度とする。5枚の試験片のうち着炎しないもの,又は炎が止め
糸に達するまでに燃焼を停止したときは,更に5枚の試験片について前回と同様の試験を行う。試験
結果は,たて・よこそれぞれの全測定値(着炎しないもの,又は炎が止め糸に達する前に燃焼を停止
したものを除く。)の平均値(0.1秒まで)で表す。
8.4 D法(接炎試験)
a) 装置及び材料
1) 燃焼試験箱 図6.1に示すもの。ただし,寸法は図1.1による。
2) ミクロバーナ及び接炎バーナ ミクロバーナは図1.7に示すもの。図6.2に示す接炎バーナを用いて
もよい。
3) 恒温乾燥器 規定の温度に調節できるもの。
4) デシケーター
5) 試験片支持コイル JIS G 4309に規定された直径0.5mmの硬質ステンレス鋼線で,内径10mm,線
相互間隔2mm,長さ150mmのもの(図6.2参照)。
6) 燃料 JIS K 2240に規定された液化石油ガス2種4号(ブタン及びブチレンを主体とするもの)。
7) シリカゲル
図6.1 燃焼試験箱
――――― [JIS L 1091 pdf 18] ―――――
17
L 1091 : 1999
図6.2 試験片支持コイル
b) 操作 試験片の大きさは,幅100mm,質量1gとする。ただし,長さが200mmを超えるときは200mm
とし,たて・よこそれぞれ5枚採取する。バーナの炎の長さを,支持コイルを取り付けない状態で45mm
になるように調節する。試験片をデシケーターから1枚ずつ取り出し,手早く幅100mmに丸めて試
験片支持コイル内の中央に挿入し,45゜の傾斜に保持する。バーナの炎が試験片支持コイル内の試験
片の最下端に接する位置(図6.2参照)に調節し,試験片が溶融しつつ燃焼を停止するまで加熱する。
残った試験片の最下端に炎が接する位置に調節し直して,前回と同様の試験を行い,試験片の下端か
ら90mmのところが溶融し燃焼するまで,この操作を繰り返す。
試験結果は,たて・よこ別に5枚の試験中,接炎回数の最も少ないもので表す。
8.5 E法(酸素指数法試験)
a) 装置及び材料
1) 試験装置 図7.1に示すように燃焼部,ガス供給部,測定部及び点火器からなり次の諸条件を満た
さなければならない。
1.1) 燃焼部 燃焼円筒及び試験片保持具で構成する。
03 高さ450mm±5mmの耐熱ガラス製で,直径4mm±1mmのガラ
燃焼円筒は,内径75mm
ス粒を底部から100mm±5mmの厚さに均等に満たしたものである。試験中に試験片の炭化物など
が落下するため,ガラス粒の上方に金属網を置く。ただし,円筒内の混合ガスの流速は40mm/s±
10mm/sとする。試験片支持具は,燃焼円筒の中央底部で垂直に試験片を支持できる構造のものとす
る。
――――― [JIS L 1091 pdf 19] ―――――
18
L 1091 : 1999
1.2) ガス供給部 ガス供給部は,酸素及び窒素ボンベ,圧力計,圧力調整器,バルブ並びにホースで構
成する。
使用する酸素は,JIS K 1101又はこれと同等以上のもの,窒素はJIS K 1107の2級又はこれと同
等以上のものとする。
1.3) 測定部 測定部は,酸素流量計(最小目盛0.1l/min,流量調節バルブ付),窒素流量計(最小目盛0.1l/min,
流量調節バルブ付),ガス混合器,圧力計,圧力調整器,清浄器及び点検バルブで構成する。ただし,
各流量計は1年ごとに校正しなければならない。
1.4) 点火器 点火器の先端の内径は約3mmで,所定の長さに炎を調整でき,燃焼円筒の上方から挿入
して,試験片に点火することが容易な構造のものとし,熱源は,原則としてJIS K 2240の1種1号
を用いる。
2) 字形保持具 E-2号及びE-3号によって試験する場合に用いるアルミニウム製保持具で,図7.2に
示す形状,寸法のものとする。
3) ストップウォッチ 0.2秒目盛のものとする。
4) シリカゲル
5) 恒温乾燥器 規定の温度に調節できるものとする。
6) デシケーター
――――― [JIS L 1091 pdf 20] ―――――
次のページ PDF 21
JIS L 1091:1999の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10047:1993(MOD)
- ISO 10528:1995(MOD)
- ISO 4880:1997(MOD)
- ISO 6925:1982(MOD)
- ISO 6940:1984(MOD)
- ISO 6941:1984(MOD)
- ISO/FDIS 12138:1996(MOD)
JIS L 1091:1999の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.220 : 火災に対する防御 > 13.220.40 : 材料及び製品の発火性及び燃焼性
JIS L 1091:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA5430:2018
- 繊維強化セメント板
- JISG4309:2013
- ステンレス鋼線
- JISK0101:1998
- 工業用水試験方法
- JISK1101:2017
- 酸素
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK1521:1982
- パークロロエチレン(テトラクロルエチレン)
- JISK2240:2013
- 液化石油ガス(LPガス)
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISL0860:2020
- ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法
- JISL1018:1999
- ニット生地試験方法
- JISL2101:2000
- 綿縫糸
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方