58
L 1095 : 2010
JA.1.9 一玉絶乾質量
a b c
W
7681.
ここに, W : 一玉絶乾質量(g)
a : 絶乾質量(g)
b : 定められた一玉当たりのハンク数(b=番手×10)
c : ハンク当たりの長さ(m)
d : 絶乾質量のハンク数
JA.1.10 水分率及び含水率の換算
b
a 100
100 b
a
b 100
100 a
ここに, a : 水分率(%)
b : 含水率(%)
JA.1.11 結節強さ比
愀
Sr 100
ここに, Sr : 結節強さ比(%)
a : 単糸引張強さ(N)
b : 結節強さ(N)
JA.1.12 引掛強さ比
愀
Sr 100
ここに, Sr : 引掛強さ比(%)
a : 単糸引張強さ(N)
b : 引掛強さ(N)
JA.2 試験回数
9.5,9.7及び9.8の試験回数は,標準・湿潤それぞれ60回,9.6の試験回数が標準・湿潤それぞれ40回
となっているのは,表JA.2に示す変動率及び要求される精度と確率に基づくものである。ただし,受渡当
事者間で取り決める場合は,次の方法によるのが適切である。各試験項目の変動率(%)[標準偏差の推定
値2) を平均値で除して100を乗じた値],必要とする精度3) 及び確率によって,図JA.1又は図JA.2を用
いて求める。
図表の用い方は,変動率(CV)及び精度(E)を結ぶ直線と試験回数との交点を所定の確率紙の目盛か
ら読み取り,整数位未満は切り捨てる。
注2) 標準偏差の推定値の求め方は,JIS Z 9041-2に準じる。
3) 精度とは,問題とする平均値の差を平均値で除して100を乗じた値である。
――――― [JIS L 1095 pdf 61] ―――――
59
L 1095 : 2010
表JA.2−試験回数(参考)
試験項目 9.5,9.7,9.8 9.6
項目
変動率 % 12 6.5
精度 % 3.0 2.0
確率 % 95.0 95.0
試験回数 60 40
図JA.1−試験回数計算図(参考)
――――― [JIS L 1095 pdf 62] ―――――
60
L 1095 : 2010
図JA.2−試験回数計算図(参考)
参考文献 JIS Z 9041-2 データの統計的な解釈方法−第2部 : 平均と分散に関する検定方法と推定方法
――――― [JIS L 1095 pdf 63] ―――――
61
L 1095 : 2010
附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS L 1095:2010 一般紡績糸試験方法 ISO 2061:1995,Textiles−Determination of twist in yarns−Direct counting method
ISO 2062:1993,Textiles−Yarns from packages−Determination of single-end breaking
force and elongation at break
ISO 6939:1988,Textiles−Yarns from packages−Method of test for breaking strength of
yarn by the skein method
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
規格番号 との評価及びその内容 の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 紡績糸全般の試験方法ISO 2061 1 追加
糸のより,より数及び解 JISは,ISO規格以外の紡績糸全 JISは,紡績糸の商取引上の品質評
を規定。 ねんによる長さの変化 般の試験方法を追加し規定。 価,紡績業界等の品質管理に資する
の測定方法を規定。 ISO規格は,紡績糸以外の糸も含ため,紡績糸全般の試験項目を追
ISO 2062 1 パッケージからの単糸 めた個別試験方法を規定。 加。ISO規格は,より数,引張強さ
の引張強さ及び伸びの など必要な試験項目を規定。
測定方法を規定。 ISO規格は,長期間改正が行われて
ISO 6939 1 パッケージからのかせ いないので,今後,商取引上の技術
の引張強さの測定方法 的動向を見極めつつ,ISO規格への
を規定。 追加提案を検討する。
3 用語及び ISO 2061
JIS L 0105,JIS L 0205 3 変更
より,引張強さなど当該 JISは,JIS用語を引用し,包括 実質的な差異はない。
定義 及びJIS L 0208の用語ISO 2062 規格に使用する技術的 的に規定するほか,個々の試験方
を引用し規定。 ISO 6939 用語及び定義を規定。 法の中で規定。
4 原理(当該規格の試験方 − JISは,本文中で詳細に規定。 JISは,紡績糸全般の試験方法を規
法の要約を記述)を規 定しており,規格編集上の問題で,
定。 実質的な差異はない。
4 テック 表示の方法を規定。 ISO 2061 9 より方向の表示を試験 変更 JISは,表示の項目で規定し,ISO
規格編集上の問題で,実質的な差異
L1
ス,番手, 方法の中で規定。 はない。
規格は,より数の試験方法に併せ
0 95
混紡率及び て規定。
: 2
よりの表示
01
6
0
1
――――― [JIS L 1095 pdf 64] ―――――
62
L 1095 : 2010
L1
6
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
2
0
規格番号 との評価及びその内容 の理由及び今後の対策
95 : 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名
1
番号 の評価
0
5 試験の種 試験の種類を列挙し ISO 2061 − 追加 ISO規格は,複数の規格で構成さ実質的な差異はない。
類 た。 など れているためJISでは,種類を追
加規定し,規格の利用者に分かり
やすいようJIS法とISO法とに
区分した。
6 試験条件 初荷重,試験場所などISO 2061 5,6 変更
装置,手順などの中で規 JISは,試験方法が多く,試験条規格編集上の問題で,実質的な差異
当該試験の共通的試験ISO 2062 定。 件の項目を設け包括的に規定。 はない。
条件を一括規定。 ISO 6939 ISO規格は,試験方法が個別規格
であり,手順などの中で規定。
7 試料の採 JIS L 0105の糸状の試ISO 2061 7,8 サンプリングなどの中 変更 JISは,試料の採取及び準備の項規格編集上の問題で,実質的な問題
取及び準備 料を引用し規定。 ISO 2062 6,8 で規定。 目を設け包括的に規定。ISO規格がない。
ISO 6939 7,8 は,試験方法が個別規格であり,
サンプリングなどの中で規定。
8 数値の丸 試験結果の数値の丸め − 追加 JISは,数値の丸め方を統一する実質的な差異はない。
め方 方をJIS Z 8401を引用 ため規定。ISO規格は,手順,計
し規定。 算,試験報告の中で規定。
9 試験方法
9.5 単糸引 標準時及び湿潤時別にISO 2062 8 標準時及び湿潤時別に 変更 JISは,定速伸長形試験機のつかJISは,紡績糸に対応する試験条件
張強さ及び 初荷重,引張試験機(定 定速伸長形試験機,つか を実態に合わせ規定。ISO規格は,
み間隔,引張速度の条件を一部追
伸び率 速緊張形又は定速伸長 み間隔(500 mm又は250 紡績糸以外の糸を含めた包括的な
加し,定速緊張形試験機が併用で
形)引張速度,つかみ mm),引張速度(500 mm/ きるよう規定。ISO規格は,定速試験条件を規定。
間隔の条件を定め,単 分又は250 mm/分),初 緊張形試験機は,参考規格で規 ISO規格は,長期間改正が行われて
糸の引張強さ及び伸び 荷重の条件を定め,操作 定。 いないので,今後,試験条件,使用
の試験方法を規定。 手順を規定。 試験機の一元化など技術的動向を
見極めつつ,ISO規格への改正提案
を検討する。
――――― [JIS L 1095 pdf 65] ―――――
次のページ PDF 66
JIS L 1095:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2061:1995(MOD)
- ISO 2062:1993(MOD)
- ISO 6939:1988(MOD)
JIS L 1095:2010の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1095:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISK8103:2013
- ジエチルエーテル(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8577:2007
- 水酸化バリウム八水和物(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8799:2020
- フェノールフタレイン(試薬)
- JISK8858:2007
- ベンゼン(試薬)
- JISK8891:2006
- メタノール(試薬)
- JISL0101:1978
- テックス方式
- JISL0104:2000
- テックス方式による糸の表示
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0205:1972
- 繊維用語(糸部門)
- JISL0208:2006
- 繊維用語―試験部門
- JISL0803:2011
- 染色堅ろう度試験用添付白布
- JISL0841:2004
- 日光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0842:2004
- 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0843:2006
- キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0844:2011
- 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0845:1998
- 熱湯に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0846:2004
- 水に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0848:2004
- 汗に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0849:2013
- 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0850:2015
- ホットプレッシングに対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0855:2005
- 窒素酸化物に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0856:2002
- 塩素漂白に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0860:2020
- ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0879:2005
- 乾熱処理に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL1030-2:2012
- 繊維製品の混用率試験方法―第2部:繊維混用率
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR6253:2006
- 耐水研磨紙
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8701:1999
- 色の表示方法―XYZ表色系及びX10Y10Z10表色系
- JISZ8720:2012
- 測色用の標準イルミナント(標準の光)及び標準光源