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JIS Q 10012:2011 規格概要
この規格 Q10012は、計量要求事項への適合性を支援し,実証するために使用する,測定プロセスの運用管理及び測定機器の計量確認に関する一般的な要求事項を規定。
JISQ10012 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Q10012
- 規格名称
- 計測マネジメントシステム―測定プロセス及び測定機器に関する要求事項
- 規格名称英語訳
- Measurement management systems -- Requirements for measurement processes and measuring equipment
- 制定年月日
- 2011年5月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 10012:2003(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 03.120.10, 17.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ISO 9000 2020
- 改訂:履歴
- 2011-05-20 制定日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS Q 10012:2011 PDF [23]
Q 10012 : 2011 (ISO 10012 : 2003)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[2]
- 2 引用規格・・・・[3]
- 3 用語及び定義・・・・[3]
- 4 一般要求事項・・・・[4]
- 5 経営者の責任・・・・[4]
- 5.1 計量機能・・・・[4]
- 5.2 顧客重視・・・・[4]
- 5.3 品質目標・・・・[5]
- 5.4 マネジメントレビュー・・・・[5]
- 6 資源マネジメント・・・・[5]
- 6.1 人的資源・・・・[5]
- 6.2 情報資源・・・・[6]
- 6.3 物的資源・・・・[7]
- 6.4 外部供給者・・・・[8]
- 7 計量確認及び測定プロセスの実現・・・・[8]
- 7.1 計量確認・・・・[8]
- 7.2 測定プロセス・・・・[11]
- 7.3 測定の不確かさ及びトレーサビリティ・・・・[13]
- 8 計測マネジメントシステムの分析及び改善・・・・[15]
- 8.1 一般・・・・[15]
- 8.2 監査及び監視・・・・[15]
- 8.3 不適合の管理・・・・[16]
- 8.4 改善・・・・[17]
- 附属書A(参考)計量確認プロセスの概要・・・・[19]
- 参考文献・・・・[21]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Q 10012 pdf 1] ―――――
Q 10012 : 2011 (ISO 10012 : 2003)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本計量振興協会(JAMP)から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経
済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Q 10012 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Q 10012 : 2011
(ISO 10012 : 2003)
計測マネジメントシステム−測定プロセス及び測定機器に関する要求事項
Measurement management systems- Requirements for measurement processes and measuring equipment
序文
この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 10012を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
効果的な計測マネジメントシステムは,測定機器及び測定プロセスが意図された用途に適合することを
確実にし,かつ,製品の品質目標の達成及び不正確な測定結果のリスクの運用管理において重要である。
計測マネジメントシステムの目的は,測定機器及び測定プロセスが,組織の製品の品質に影響を与えるよ
うな不正確な結果を出すリスクを運用管理することである。計測マネジメントシステムに使用される方法
は,基本的な機器の検証から,測定プロセス管理のための統計的手法の適用にまで及ぶ。
この規格では,“測定プロセス”という用語は,例えば,設計,試験,生産,検査などにおける物理的な
測定作業に適用する。
この規格は,次の場合に用いることができる。
− 顧客が,要求する製品を規定する場合
− 供給者が,提供する製品を規定する場合
− 行政機関又は規制当局が利用する場合
− 計測マネジメントシステムのアセスメント及び監査の場合
JIS Q 9000で規定されているマネジメントの原則の一つは,プロセス指向型のアプローチを取り扱って
いることである。測定プロセスは,組織が生産する製品の品質を下支えすることをねらいとした具体的な
プロセスとして考慮することが望ましい。この規格の計測マネジメントシステムモデルの応用例を,図1
に示す。
――――― [JIS Q 10012 pdf 3] ―――――
2
Q 10012 : 2011 (ISO 10012 : 2003)
図1−計測マネジメントシステムのモデル
この規格は,計測マネジメントシステムの実施のための要求事項及び手引の両方を含み,計測業務及び
製品品質を改善する場合に利用できる。手引は,該当する要求事項の後に枠を設けてその中に表している。
この手引は,参考情報だけを提供するものであり,この規格で規定する要求事項の補足,制限又は修正を
することを意図していない。
組織は,必要な管理のレベルを決定し,マネジメントシステム全体の一部として適用すべき計測マネジ
メントシステム要求事項を規定する責任をもっている。受渡当事者間の合意がない限り,この規格は,他
の規格の要求事項への追加,他の規格の何らかの要求事項からの除外,又は他の規格の要求事項との置換
えをすることを意図していない。
この規格において規定する要求事項に従えば,例えば,JIS Q 9001の7.6(監視機器及び測定機器の管理),
JIS Q 14001の4.5.1(監視及び測定)など,他の規格で規定されている測定及び測定プロセス管理に対す
る要求事項に適合することが容易になる。
1 適用範囲
この規格は,計量要求事項への適合性を支援し,実証するために使用する,測定プロセスの運用管理及
び測定機器の計量確認に関する一般的な要求事項を規定し,また,これらの手引を示す。この規格は,マ
ネジメントシステム全体の一部として測定を実施する組織によって使用でき,その組織が計測マネジメン
トシステムにおける計量要求事項を満たすことを確実にするための品質マネジメント要求事項について規
定する。
この規格は,JIS Q 9001,JIS Q 14001又はその他の規格との適合性を実証するための必須のものとして
使用することを意図したものではない。ただし,利害関係者は,認証活動において計測マネジメントシス
テム要求事項を満たすためのインプットとして,この規格を使用することに合意することもできる。
この規格は,JIS Q 17025の要求事項に取って代わるものでもなければ,それに追加するように意図した
ものでもない。
――――― [JIS Q 10012 pdf 4] ―――――
3
Q 10012 : 2011 (ISO 10012 : 2003)
注記1 測定結果に影響する特定の要素に関しては,他の日本工業規格(日本産業規格)などが存在する。例えば,測
定方法の詳細,要員の力量,試験所間比較。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10012:2003,Measurement management systems−Requirements for measurement processes and
measuring equipment(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Q 9000 品質マネジメントシステム−基本及び用語
注記 対応国際規格 : ISO 9000,Quality management systems−Fundamentals and vocabulary(IDT)
ISO/IEC Guide 99:2007,International vocabulary of metrology−Basic and general concepts and associated
terms (VIM)
注記 VIM,3rd edition,JCGM200:2008と同一内容である。
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Q 9000及びISO/IEC Guide 99によるほか,次による。
3.1
計測マネジメントシステム(measurement management system)
計量確認及び測定プロセスの継続的管理の達成に必要な,相互に関係する又は相互に作用する一連の要
素。
3.2
測定プロセス(measurement process)
ある量の値を決定するための一連の操作。
3.3
測定機器(measuring equipment)
測定プロセスの実現に必要な計器,ソフトウェア,計量標準,標準物質若しくは補助装置,又はその組
合せ。
3.4
計量特性(metrological characteristic)
測定結果に影響を与え得る特質。
注記1 測定機器は,通常複数の計量特性をもつ。
注記2 計量特性は,校正の対象となり得る。
3.5
計量確認(metrological confirmation)
測定機器が,その意図した用途の要求事項に適合していることを確認するために必要な一連の操作。
注記1 計量確認は,通常,校正及び検証,必要な調整又は修理及びその後の再校正,機器の意図し
――――― [JIS Q 10012 pdf 5] ―――――
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JIS Q 10012:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10012:2003(IDT)
JIS Q 10012:2011の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.020 : 度量衡及び測定一般
- 03 : サービス.経営組織,管理及び品質.行政.運輸.社会学. > 03.120 : 品質 > 03.120.10 : 品質管理及び品質保証
JIS Q 10012:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISQ9000:2015
- 品質マネジメントシステム―基本及び用語