JIS Q 21503:2021 プロジェクト,プログラム及びポートフォリオマネジメント―プログラムマネジメントの手引

JIS Q 21503:2021 規格概要

この規格 Q21503は、プログラムマネジメントに関する手引を示す。この規格は,公共又は民間,及び様々な規模又は分野を含む,あらゆる種類の組織,及び複雑さの観点からの多様なプログラムに適用可能である。

JISQ21503 規格全文情報

規格番号
JIS Q21503 
規格名称
プロジェクト,プログラム及びポートフォリオマネジメント―プログラムマネジメントの手引
規格名称英語訳
Project, programme and portfolio management -- Guidance on programme management
制定年月日
2021年1月20日
最新改正日
2021年1月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 21503:2017(IDT)
国際規格分類

ICS

03.100.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2021-01-20 制定
ページ
JIS Q 21503:2021 PDF [17]
                                                                  Q 21503 : 2021 (ISO 21503 : 2017)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 プログラム及びプログラムマネジメントの概念・・・・[2]
  •  4.1 一般・・・・[2]
  •  4.2 プログラムの概念・・・・[2]
  •  4.3 プログラムマネジメントの概念・・・・[5]
  •  5 プログラムマネジメントの前提・・・・[7]
  •  5.1 一般・・・・[7]
  •  5.2 プログラムマネジメントの必要性の評価・・・・[7]
  •  5.3 組織によるプログラムマネジメントの導入・・・・[7]
  •  5.4 プログラムマネジメントの整合・・・・[8]
  •  5.5 プログラムの役割及び責任の確立・・・・[8]
  •  6 プログラムのマネジメント・・・・[10]
  •  6.1 一般・・・・[10]
  •  6.2 プログラムの確立・・・・[10]
  •  6.3 プログラムの統合・・・・[10]
  •  6.4 プログラムマネジメントの実務・・・・[11]
  •  6.5 プログラムの管理・・・・[13]
  •  6.6 便益のマネジメント・・・・[14]
  •  6.7 プログラムの終結・・・・[14]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Q 21503 pdf 1] ―――――

           Q 21503 : 2021 (ISO 21503 : 2017)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準作成機関である一般財団法人
日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があり,経済産業
大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Q 21503 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
Q 21503 : 2021
(ISO 21503 : 2017)

プロジェクト,プログラム及びポートフォリオマネジメント−プログラムマネジメントの手引

Project, programme and portfolio management- Guidance on programme management

序文

  この規格は,2017年に第1版として発行されたISO 21503を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
この規格は,プログラムのパフォーマンスにとって重要であり,かつ,影響をもつプログラムマネジメ
ントの概念,前提,及び実務に関する手引を提供する。
この規格の使用者は,次の者を想定している。
− 経営者及び上級管理者,並びにプログラムのスポンサとなる個人
− プログラムをマネジメントする個人及びこれに参画する個人
− 国家又は組織の規格の開発者
− プログラムマネジメントの方法及びプロセスの開発者
この規格は,あらゆる組織又は個人の必要性に合わせて調整することができ,プログラムマネジメント
の概念,前提,及び実務をより適切に適用することを可能とする。

1 適用範囲

  この規格は,プログラムマネジメントに関する手引を示す。この規格は,公共又は民間,及び様々な規
模又は分野を含む,あらゆる種類の組織,及び複雑さの観点からの多様なプログラムに適用可能である。
この規格は,プログラムマネジメントにおいて,適切な実践を形成する役割及び責任に関連する用語,
定義,概念,前提,及び実務について上位の手引を提供する。この規格は,プロセス,方法及びツールに
関する手引は提供しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 21503:2017,Project, programme and portfolio management−Guidance on programme management
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。

――――― [JIS Q 21503 pdf 3] ―――――

           2
Q 21503 : 2021 (ISO 21503 : 2017)

2 引用規格

  この規格には,引用規格はない。

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
ISO及びIECは,標準化に使用するための用語上のデータベースを,次のアドレスに維持している。
− ISO Online browsing platform(https://www.iso.org/obp)
− IEC Electropedia(http://www.electropedia.org/)
3.1
プログラム(programme)
一体として管理される相互に関連付けられたプログラムの構成要素(3.3)による一時的な構造であ
り,優位性を高め,戦略上及び運用上の目的の達成に貢献し,便益を現実化する構造
3.2
プログラムマネジメント(programme management)
プログラムの目的を達成し,便益を現実化するために相互に関連するプログラムの構成要素(3.3)を
指揮するための調整された活動
3.3
プログラムの構成要素(programme component)
プロジェクト,プログラム(3.1),又は関連する作業
3.4
プログラムの便益(programme benefit)
相互に関係するプログラムの構成要素(3.3)を,戦略上及び運用上の目的を達成するように同時にマ
ネジメントすることによって得られる評価可能な結果

4 プログラム及びプログラムマネジメントの概念

4.1 一般

  この箇条では,プログラム及びプログラムマネジメントの概念について規定する。ここでは,プログラ
ムマネジメントを単一又は複数の組織の中でどのように統合することが望ましいかについて,経営者及び
上級管理者への手引を提供する。

4.2 プログラムの概念

4.2.1 一般
この細分箇条では,プログラムの特性を,その目的,確立,整合,構成及びステークホルダとともに規
定する。

――――― [JIS Q 21503 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
Q 21503 : 2021 (ISO 21503 : 2017)
4.2.2 プログラムの特性
プログラムは,戦略的,変革的,又は運用的であり,次の特性のうちの一つ以上をもつことがある。
− プログラムは,相互に依存及び関係をもつプログラムの構成要素によって構成されている。
− プログラムは,ステークホルダに便益を提供し,戦略上又は運用上の目的の達成に貢献する。
− プログラムには,本質的に複雑さ及び不確実性があり,これらは可能な限りマネジメントされ,低減
される必要がある。
プログラムの複雑さ及び不確実性には,次の事項を含んでもよいが,これに限定されない。
− 不明確かつ不確実な達成すべき目的
− プログラムの置かれた環境及びその他の外部要因
− 社会,政治,経済,持続可能性及び法の力学
− 技術的な要因
− 時間,コスト,品質などの制約
− プログラムの構成要素の間における相互依存性及びこれらの統合
− 支援実務の課題
− 多様なステークホルダの意見及び期待
4.2.3 プログラムの目的
プログラムの目的は,プログラムの構成要素が個々にマネジメントされている場合には現実化が困難で
あると考えられる戦略上及び運用上の目的に整合した便益を現実化することにある。加えて,プログラム
は,効率を改善し,脅威を低減し,機会を現実化することもある。
4.2.4 プログラムの確立
組織においてプログラムを確立する際に考慮するとよい活動は,次のとおりであるが,これに限定され
ない。
− 複数のプログラムの構成要素の全体にわたって使用すべき共通のアプローチを開発する。
− ステークホルダの意見及び関心をマネジメントする。
− プログラムの内部及び外部の状況を伝達する。
− 便益の現実化の手続を改善し,特に便益の早期達成をスケジュール化する。
− プログラムの構成要素の全体で資源の使用を最適化する。
− コスト,スケジュール及び品質を最適化する。
− プログラムのリスクをマネジメントする。
− プログラムの構成要素を監督し,整合させる。
− プログラムの目的を明確にするために業務上の根拠を確認する。
− 個々の構成要素をプログラムとしてマネジメントすることによって現実化される便益を特定する。
− 一つ以上の戦略上及び運用上の組織の目的と整合させる。
組織の中でプログラムを確立するときは,リスク及び不確実性が問題になる。この検討では,次の事項
を取り上げてもよいが,これに限定されない。
− プログラムの目的を達成することの複雑さのレベル

――――― [JIS Q 21503 pdf 5] ―――――

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