JIS Q 50003:2015 エネルギーマネジメントシステム―エネルギーマネジメントシステムの審査及び認証を行う機関に対する要求事項

JIS Q 50003:2015 規格概要

この規格 Q50003は、エネルギーマネジメントシステム(EnMS)の審査及び認証を行う機関に対する,EnMSの審査及び認証の能力,一貫性及び公平性に関する要求事項について規定。EnMS審査の有効性を確実にするため,審査プロセス,認証プロセスに関与する要員の力量,審査工数及び複数サイトサンプリングを規定。

JISQ50003 規格全文情報

規格番号
JIS Q50003 
規格名称
エネルギーマネジメントシステム―エネルギーマネジメントシステムの審査及び認証を行う機関に対する要求事項
規格名称英語訳
Energy management systems -- Requirements for bodies providing audit and certification of energy management systems
制定年月日
2015年11月20日
最新改正日
2015年11月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 50003:2014(IDT)
国際規格分類

ICS

27.010
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
環境マネジメント 2020
改訂:履歴
2015-11-20 制定
ページ
JIS Q 50003:2015 PDF [21]
                                                                  Q 50003 : 2015 (ISO 50003 : 2014)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 EnMS審査の特徴・・・・[3]
  •  5 審査プロセス要求事項・・・・[3]
  •  5.1 一般・・・・[3]
  •  5.2 認証範囲の確認・・・・[3]
  •  5.3 審査工数の決定・・・・[3]
  •  5.4 複数サイトサンプリング・・・・[4]
  •  5.5 審査の実施・・・・[4]
  •  5.6 審査報告書・・・・[4]
  •  5.7 初回認証審査・・・・[4]
  •  5.8 サーベイランス審査・・・・[5]
  •  5.9 再認証審査・・・・[5]
  •  6 力量要求事項・・・・[5]
  •  6.1 一般・・・・[5]
  •  6.2 一般的な力量・・・・[5]
  •  6.3 専門的な力量・・・・[6]
  •  附属書A(規定)審査工数・・・・[9]
  •  附属書B(規定)複数サイトサンプリング・・・・[13]
  •  附属書C(参考)エネルギーパフォーマンスの継続的改善・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Q 50003 pdf 1] ―――――

Q 50003 : 2015 (ISO 50003 : 2014)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Q 50003 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Q 50003 : 2015
(ISO 50003 : 2014)

エネルギーマネジメントシステム−エネルギーマネジメントシステムの審査及び認証を行う機関に対する要求事項

Energy management systems-Requirements for bodies providing audit and certification of energy management systems

序文

  この規格は,2014年に第1版として発行されたISO 50003を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,JIS Q 17021-1:2015と併せて使用することを意図している。JIS Q 17021-1:2015の要求事項
に加え,この規格は,審査及び認証の有効性を確実にするために必要な,エネルギーマネジメントシステ
ムの特定の専門分野を反映させた要求事項を規定している。特に,この規格は,審査計画プロセス,初回
認証審査,現地審査の実施,審査員の力量,審査工数,及び複数サイトサンプリングに関して必要な追加
の要求事項を取り上げている。
箇条4は,EnMS審査の特徴を,箇条5は,審査プロセスの要求事項を,箇条6は,認証プロセスに関
与する要員に関する力量要求事項を規定しており,また,附属書A附属書Cに,JIS Q 17021-1:2015を
補完する追加の情報を記載している。この規格は,認証を目的とするEnMS審査について取り扱うが,エ
ネルギー使用量及びエネルギーの使用の系統的な分析方法の確立を目的とした,ISO 50002で規定される
エネルギー診断は取り扱わない。

1 適用範囲

  この規格は,エネルギーマネジメントシステム(以下,EnMSという。)の審査及び認証を行う機関に対
する,EnMSの審査及び認証の能力,一貫性及び公平性に関する要求事項について規定する。この規格は,
EnMS審査の有効性を確実にするため,審査プロセス,認証プロセスに関与する要員の力量,審査工数及
び複数サイトサンプリングを規定する。
この規格は,JIS Q 17021-1:2015と併せて用いることを意図している。JIS Q 17021-1:2015の要求事項は,
この規格でも適用する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 50003:2014,Energy management systems−Requirements for bodies providing audit and
certification of energy management systems(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

――――― [JIS Q 50003 pdf 3] ―――――

2
Q 50003 : 2015 (ISO 50003 : 2014)

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Q 17021-1:2015 適合性評価−マネジメントシステムの審査及び認証を行う機関に対する要求事
項−第1部 : 要求事項
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 17021-1:2015,Conformity assessment−Requirements for bodies
providing audit and certification of management systems−Part 1: Requirements(IDT)
JIS Q 50001 エネルギーマネジメントシステム−要求事項及び利用の手引
注記 対応国際規格 : ISO 50001,Energy management systems−Requirements with guidance for use
(IDT)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Q 50001及びJIS Q 17021-1:2015によるほか,次による。
ある特定の文脈において特別の意味に限定されている概念は,その定義の前の<>内に主題の分野を明
示した。
3.1
審査証拠(audit evidence)
審査基準に関連し,かつ,検証できる,記録,事実の記述又はその他の情報。
注記 審査証拠は,定性的又は定量的なものがあり得る。
3.2
中央事務所(central office)
EnMS活動の全部又は一部の計画,管理又はマネジメントが行われる場所,又は複数サイト組織の現地
事務所若しくは支部(サイト)のネットワーク。
注記 中央事務所は,必ずしも本部又は単一の所在地とは限らない。
3.3
EnMS有効要員(EnMS effective personnel)
EnMS要求事項を満たすことに積極的に寄与する人々。
注記1 EnMS有効要員は,エネルギーパフォーマンス改善方法を確立し,実施し又は維持するため
に,EnMSの適用範囲及び境界の内側でのEnMS要求事項に寄与する。
注記2 EnMS有効要員は,エネルギーパフォーマンス又はEnMSの有効性に影響を与える。EnMS
有効要員には請負者を含めてもよい。
注記3 附属書Aに,EnMS有効要員に関する詳細な情報を示す。
3.4
EnMS改善(EnMS improvement)
マネジメントシステムの有効性の改善。
3.5
エネルギーパフォーマンス改善(energy performance improvement)
エネルギーベースラインと比較した,エネルギー効率,エネルギーの使用,又はエネルギー使用量の測
定可能な結果の改善。

――――― [JIS Q 50003 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
Q 50003 : 2015 (ISO 50003 : 2014)
注記 附属書Cに追加の情報を示す。
3.6
重大な不適合(major non-conformity)
<EnMS>意図した結果を達成するマネジメントシステムの能力に影響を与える不適合。
注記 次の事項は,重大な不適合に分類される可能性がある。
− エネルギーパフォーマンス改善が達成されていないという審査証拠。
− 効果的なプロセス管理が行われていることについての重大な疑い。
− 同一の要求事項又は問題に関連する軽微な不適合が幾つかあって,一つのシステムの欠陥
であることが実証されることで,重大な不適合となるもの。
3.7
サイト(site)
組織がエネルギー源,エネルギーの使用及びエネルギーパフォーマンスの管理を行う区域。

4 EnMS審査の特徴

  EnMSは,組織が,エネルギー効率,エネルギーの使用及びエネルギー使用量を含むエネルギーパフォ
ーマンスの継続的改善を達成するために体系的アプローチをとることを可能にする。この規格は,EnMS
の効果的な審査のために,JIS Q 17021-1:2015に追加する要求事項を規定している。

5 審査プロセス要求事項

5.1 一般

  この規格及びJIS Q 17021-1:2015に規定する全ての要求事項を,EnMS審査プロセスに適用しなければ
ならない。

5.2 認証範囲の確認

  組織によってEnMSの適用範囲及び境界は定められなければならないが,認証機関は,各審査において,
その適用範囲及び境界の適切さを確認しなければならない。
認証範囲では,EnMSに関連した活動,施設,プロセス及び(意思)決定を含め,EnMSの境界を定め
なければならない。認証範囲は,複数サイトをもつ組織の全体,組織内の一つのサイト,又はサイト内の
一つ若しくは複数の部分(例えば,建物,施設,プロセスなど)であってもよい。境界を定める場合に,
エネルギー源は,除外してはならない。

5.3 審査工数の決定

5.3.1  審査工数
認証機関は,審査工数を決定する場合に,次の要素を含めて検討しなければならない。
a) エネルギー源
b) 著しいエネルギーの使用
c) エネルギー使用量
d) nMS有効要員の数
審査工数には,組織の所在地における現地審査,審査計画,文書のレビュー及び審査報告のための工数
を含む。審査工数を決定する場合に,附属書Aに規定する審査工数の表(表A.3及び表A.4参照)を使用
しなければならない。審査工数の計算方法は,附属書Aによる。実際のプロセス及び組織構造が,審査工
数の削減を正当化できるものである場合,認証機関は,その決定の根拠を示し,かつ,記録することを確

――――― [JIS Q 50003 pdf 5] ―――――

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JIS Q 50003:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 50003:2014(IDT)

JIS Q 50003:2015の国際規格 ICS 分類一覧

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