JISR1762 : 2020 ファインセラミックス-自立型電源用圧電デバイスの発電特性測定方法

JIS R 1762:2020の規格概要

この規格 R1762は、自立型電源に用いられる圧電デバイスの発電特性の測定方法について規定。

JISR1762 規格全文情報

規格番号
JIS R1762 
規格名称
ファインセラミックス-自立型電源用圧電デバイスの発電特性測定方法
制定年月日
2020/09/23
最新改正日
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

81.060.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
改訂:履歴
  • 2020-09-23制定日

R 1762:2020

目 次

ページ

1 適用範囲 [ p.1 ]

2 引用規格 [ p.1 ]

3 用語及び定義 [ p.1 ]

4 測定原理 [ p.1 ]

5 測定装置の構成 [ p.2 ]

6 圧電デバイス [ p.3 ]

6.1 圧電デバイスの構成 [ p.3 ]

6.2 特性値の測定 [ p.3 ]

7 出力電圧の測定手順及び出力電圧波形の作成方法 [ p.3 ]

8 発電特性の求め方 [ p.5 ]

8.1 一般 [ p.5 ]

8.2 出力電力 [ p.5 ]

8.3 機械的品質係数 [ p.5 ]

8.4 電気機械結合係数 [ p.5 ]

8.5 出力効率 [ p.5 ]

9 主要定数及び特性値の表し方 [ p.6 ]

10 測定結果報告書 [ p.6 ]

附属書A(参考)加振装置及び固定ジグの選択指針 [ p.8 ]

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R 1762:2020

まえがき

この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本

産業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

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日本産業規格 JIS

R 1762:2020

ファインセラミックスー自立型電源用圧電デバイスの発電特性測定方法

Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics)-Method of measurement for assessing the power generation characteristicsof piezoelectric device for self-sustaining power source

1

適用範囲

この規格は,自立型電源に用いられる圧電デバイスの出力電力,機械的品質係数,電気機械結合係数及

び出力効率を評価並びに決定するための,発電特性の測定方法について規定する。

この規格は,圧電デバイスの性能を正確かつ実用的に評価するために,振動に基づく試験方法と特性パ

ラメータを規定している。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS R 1600 ファインセラミックス関連用語

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 1600によるほか,次による。

3.1

共振周波数

出力電圧が最大となるときの周波数。

3.2

共振ピーク幅

出力電圧波形において,最大出力電圧の1/2の値をもつ2点の周波数の差。

4

測定原理

圧電デバイスに機械的振動を加え,振動に伴って圧電デバイスに発生した電荷を負荷抵抗によって出力

電圧として測定し,発電特性を求める。

なお,発電特性に影響を及ぼす主要な因子として,圧電デバイスの機械的品質係数(Qm)及び電気機械

結合係数(k2)がある。

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2

R 1762:2020

5

測定装置の構成

測定に用いる装置の構成及び測定装置は,次による。

測定系ブロック図を図1に示す。測定には,校正した装置を使用する。

図1−測定系ブロック図

a) 加振装置 圧電デバイスに与える機械的振動を発生する装置。正弦波の出力及び測定に必要な範囲の

振動数及び振動加速度の出力が可能でなければならない。圧電デバイスが共振状態になったとき,印

加振動加速度が低下しないように,フィードバック制御機能があることが望ましい。加振装置には,

防振対策を施さなければならない。加振装置及び固定ジグの選択指針を,参考として附属書Aに示す。

b) 固定ジグ 圧電デバイスを加振装置に固定するためのジグ。固定ジグは,測定帯域に固有振動数があ

ってはならない。固定ジグの固有振動数は,測定上限振動数より高い振動数でなければならない。圧

電デバイスの共振によるモーメントを吸収できなければならない。固定ジグについては,A.3を参考

にすることが望ましい。

c) 負荷抵抗 圧電デバイスの出力電圧を測定するために,圧電デバイスと電圧計の間に取り付ける抵抗。

d) 電圧計 圧電デバイスの出力電圧を測定するために,負荷抵抗に接続する電圧計。電圧計は,圧電デ

バイスの出力インピーダンスよりも10倍以上の入力インピーダンスでなければならない。入力インピ

ーダンスが不足する場合は,電圧計の前段でインピーダンス変換を行うことが望ましい。

e) 加速度計 圧電デバイスに印加する機械的振動の加速度を測定する計器。加速度計は,印加する振動

数に対応できる帯域幅がなければならない。圧電デバイスへの取付けについては,A.3を参考にする

ことが望ましい。

f)

レーザ変位計 物体の移動量をレーザ光を用いて測定する計器。付加おもりを直接観察できる場合は,

レーザ変位計を用いて付加おもりの変位を測定し,印加する機械的振動の加速度の測定精度向上を図

ることができる。このことから,レーザ変位計を設置してもよい。このとき,印加する振動数に対応

できる振動数帯域幅がなければならない。

g) 振動制御装置 ノイズなどの影響によって加振加速度及び振動周波数が変動しないよう,加振装置の

動作を制御する装置。

h) 記録装置 加振周波数,出力電圧及び加速度を連続的に記録する装置。付加おもりを直接観察できる

場合は,付加おもりの変位も記録する。

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JIS R 1762:2020の国際規格分類一覧

  • 81.060.30

JIS R 1762:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
R1600
ファインセラミックス関連用語