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表 2 外観
項目 外観
泡(3) 中間膜の泡は,識別できるものがあってはならない。ただし,使用上差し支えない部
分(4)は除く。
異物(3) 中間膜の異物は,使用上差し支えるものがあってはならない。
ひび あってはならない。
欠け 幅又は長さが,材料板ガラスの厚さ以上のものがあってはならない。
曇り及びすりきず 使用上差し支えるものがあってはならない。
中間膜のしわ及びすじ 使用上差し支えるものがあってはならない。
注(3) 材料板ガラスの泡及び異物は,材料板ガラスのJIS R 3202,JIS R 3203及びJIS R 3204の許容数の合計
以下とする。
(4) 使用上差し支えない部分は,受渡当事者間の協定によって決めることができる。
4.2 反り
平面合わせガラスの反りは,7.2によって測定を行い,フロート板ガラス及び磨き板ガラス,
熱線吸収フロート板ガラス及び熱線吸収磨き板ガラス,熱線反射ガラス(強化ガラス又は倍強度ガラスを
材料板ガラスとするものを除く。)又はそれらの組合せだけを材料とする合わせガラスの場合は0.3 %,更
に材料板ガラスとして型板ガラスを加えた合わせガラスでは0.5 %を,それぞれ超えてはならない。
材料板ガラスとして,網入板ガラス,線入板ガラス,強化ガラス,倍強度ガラス又はそれらの組合せを
使用する合わせガラスでは,受渡当事者間の協定による。
4.3 耐光性
合わせガラスの耐光性は,7.3によって供試体3枚について試験を行い,試験中に供試体の
ガラス部分にひびが入ることは許されるが,供試体の縁から15 mmを超える部分に,及びひびから10 mm
を超える部分に,著しい変色及び使用上差し支えのある泡,はく離及び濁りを生じてはならない。
なお,透明の中間膜を用いた合わせガラスについては,7.7によって供試体3枚について可視光透過率の
測定を行い,初期値が20 %を超えるものについては,その減少率が10 %以下でなければならない。また,
初期値が20 %以下のものについては,その減少値が2 %以下でなければならない。
4.4 耐熱性
合わせガラスの耐熱性は,7.4によって供試体3枚について試験を行い,試験中に供試体の
ガラス部分にひびが入ることは許されるが,供試体の縁から15 mmを超える部分に,及びひびから10 mm
を超える部分に,使用上差し支えのある泡,はく離及び濁りを生じてはならない。
4.5 耐湿性
合わせガラスの耐湿性は,7.5によって供試体3枚について試験を行い,試験中に供試体の
ガラス部分にひびが入ることは許されるが,供試体の縁から15 mmを超える部分に,及びひびから10 mm
を超える部分に,使用上差し支えのある泡,はく離及び濁りを生じてはならない。
4.6 落球衝撃はく離特性
材料板ガラス2枚を接着した平面合わせガラスの落球衝撃はく離特性は,7.6
によって供試体6枚について試験を行い,5枚以上の供試体の中間膜に切断又はガラスの欠落による露出
部分がない場合を合格とする。ただし,材料板ガラスの合計厚さが16ミリを超えるもの及び材料板ガラス
として強化ガラス又は倍強度ガラスを使用するものには,この規定を適用しない。
上記の平面合わせガラスにおける適用除外品,曲面合わせガラス及び材料板ガラスが3枚以上の合わせ
ガラスの場合は,受渡当事者間の協定による。
4.7 ショットバッグ衝撃特性
ショットバッグ衝撃特性は,次による。
4.7.1 II−1類及びII−2類 II−1類及びII−2類の合わせガラスのショットバッグ衝撃特性は,7.7に
よって供試体4枚について試験を行い,4枚とも次のa),b)のいずれかに適合しなければならない。
a) ガラスが破壊した場合,破壊部分に直径75 mmの球が自由に通過する開口を生じないものとする。
b) ガラスが破壊しないものとする。
――――― [JIS R 3205 pdf 6] ―――――
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4.7.2 III類 III類の合わせガラスのショットバッグ衝撃特性は,7.7によって供試体4枚について試験を
行い,合わせガラスを構成するガラス板を2枚とも破壊し,破壊部分に直径75 mmの球が自由に通過する
開口を生じてはならない。
5. 形状,寸法及び許容差
5.1 形状,辺の長さ及び厚さ
合わせガラスの形状及び辺の長さは,受渡当事者間の協定による。合わ
せガラスの厚さは材料板ガラスの厚さ及び中間膜の厚さの合計とする。寸法値は,単位をmmとし,辺の
長さは整数値,厚さは小数点以下1けたの数値とする。
5.2 一辺の長さの許容差
平面合わせガラスの一辺の長さは,形状が方形のものでは,7.8に規定する方
法によって測定した値が,表3に示す許容差の範囲内になければならない。ただし,材料板ガラスとして
強化ガラス又は倍強度ガラスを使用するもの及び表3に示されない,5.1による材料板ガラスの合計厚さが
24ミリを超えるものの許容差は,受渡当事者間の協定による。また,方形以外の形状のものについては,
受渡当事者間の協定による。
表 3 一辺の長さの許容差
単位 mm
材料板ガラスの厚さ 一辺の長さの許容差
長さが1 200以下の辺 長さが1 200を超え 長さが2 400を超える辺
2 400以下の辺
4ミリ以上11ミリ未満 +2 +3 +5
−2 −2 −3
11ミリ以上17ミリ未満 +3 +4 +6
−2 −2 −3
17ミリ以上24ミリ以下 +4 +5 +7
−3 −3 −4
5.3 対角線の長さの差の許容差
平面合わせガラスで,形状が方形のものでは7.9に規定する方法によっ
て測定した,各々の対角線の長さの差が,表4に示す許容差の範囲になければならない。ただし,材料板
ガラスとして強化ガラス又は倍強度ガラスを使用するもの並びに材料板ガラスの合計厚さが24ミリを超
えるものの許容差は,受渡当事者間の協定による。また,方形以外の形状のものについては,受渡当事者
間の協定による。
表 4 対角線の長さの差の許容差
単位 mm
長辺の長さ 対角線の長さの差の許容差
2 000以下 6
2 000を超え,3 000以下 7
3 000超 8
5.4 板ずれの許容差
合わせガラスの板ずれとは,方形の平面合わせガラスにおいて材料板ガラス間の
辺縁のずれをいう。板ずれは,7.10によって測定を行い,表5に示す許容差の範囲内でなければならない。
また,方形以外の形状のものについては,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS R 3205 pdf 7] ―――――
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表 5 板ずれの許容差
単位 mm
一辺の長さ 板ずれの許容差
1 000以下 2.0
1 000を超え,2 000以下 3.0
2 000を超え,4 000以下 4.0
4 000超 6.0
5.5 厚さの許容差
平面合わせガラスでは,7.11による厚さの測定値の5.1による厚さに対する許容差は,
中間膜の材料としてあらかじめ成形された膜状体を使用し加熱,加圧によって製造されるものでは,材料
板ガラスの厚さの許容差の合計とし,液状の樹脂を注入し固化させて製造されるものでは,材料板ガラス
の厚さの許容差の合計と表6の中間膜の厚さの許容差との合計とする。
なお,あらかじめ成形された膜状体の中間膜の厚さが2 mmを超えるものは,±0.2 mmの許容差を材料
板ガラスの厚さの許容差に加える。
また,材料板ガラスの合計厚さが24ミリを超えるもの及び材料板ガラスとして強化ガラス又は倍強度ガ
ラスを使用するものについては,受渡当事者間の協定による。
表 6 液状の樹脂を固化させる場合の中間膜の厚さの許容差
単位 mm
中間膜の厚さ 許容差
1未満 ±0.4
1以上2未満 ±0.5
2以上3未満 ±0.6
3以上 ±0.7
5.6 曲面合わせガラスの寸法
曲面合わせガラスでは,辺の長さなど形状を規定する各部の寸法の許容
差及び厚さの許容差並びに曲がり誤差は,受渡当事者間の協定による。
6. 材料
合わせガラスに用いる材料板ガラスは,通常表7による。ただし,III類の合わせガラスには,
網入板ガラス,線入板ガラス,強化ガラス及び倍強度ガラスは使用しない。
表 7 材料板ガラス
材料板ガラス 適用する日本工業規格(日本産業規格)
フロート板ガラス及び磨き板ガラス JISR3202
型板ガラス(5) JISR3203
網入板ガラス及び線入板ガラス JISR3204
強化ガラス JISR3206
熱線吸収板ガラス JIS R 3208
熱線反射ガラス JIS R 3221
倍強度ガラス JIS R 3222
注(5) 彫りの深い柄模様の型板ガラスは除く。
7. 試験方法
7.1 外観試験
外観試験は,製品を供試体とし,その正面から適切な照明の下で目視で行う。欠けの寸
法は,JIS B 7516に規定する最小目盛0.5 mmの金属製直尺を用いて測定する。
――――― [JIS R 3205 pdf 8] ―――――
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7.2 反りの測定
平面合わせガラスの製品を供試体とする。供試体を鉛直に立て,それに定規又は直線
状に伸ばした糸を水平に当てて測定する。弓形の場合は,弦の長さに対する弧の高さの比の百分率で,波
形の場合は,山から山まで(又は谷から谷まで)の距離に対する谷の底から山の頂上までの高さの比の百
分率で表す。
7.3 耐光性試験
耐光性試験は,次によって行う。
a) 供試体は,製品から切り出したもの又は製品と同じ材料板ガラス及び中間膜を用い近似した方法で製
造した合わせガラスとし,その寸法は約300×76 mm角又は約300×300 mm角の合わせガラスとする。
屋外面と指定された面がある場合には,その面を光源に向けて配置する。指定された屋外面がない非
対称の合わせガラス(6)については,両方向で試験をしなければならない。ただし,対称の合わせガラ
スについては,片面で代表できる。
注(6) 合わせガラスの厚みの中心から両面に向かって,ガラスの種類,又はガラスの厚みが対称でな
い構成のもの。
b) 750±50 Wの石英ガラス水銀灯又はそれに相当する光源をもつ,温度調節の可能な紫外線照射装置を
用い,45±5 ℃に保持された装置内に,供試体の屋外面になる面を光源側として光源から230 mmの
距離に供試体を置き,2 000時間紫外線照射を行う。
c) 供試体の変化を目視で観察する。また,透明の中間膜を用いた合わせガラスでは,JIS R 3212の3.11
(可視光線透過率試験)に規定する可視光透過率試験を行い,次の式によって減少率(l)を算出する。
a b
l 100
a
ここに, l : 減少率(%)
a : 紫外線照射前の可視光線透過率(%)
b : 紫外線照射後の可視光線透過率(%)
なお,材料板ガラスとして型板ガラス,網入型板ガラス又は線入型板ガラスを使用する合わせガラスは,
可視光透過率の測定は行わない。
7.4 耐熱性試験
耐熱性試験は,次によって行う。
a) 供試体は,製品から切り出したもの又は製品と同じ材料板ガラス及び中間膜を用い,近似した方法で
製造した合わせガラスとし,その寸法は,約300×300 mm角とする。
b) 供試体を約65 ℃の温水中に鉛直に立てて3分間経過後,手早く沸騰水中に浸し2時間おいてから取
り出して,中間膜及びそれとガラスとの界面の状態を見る。又は,供試体を65 ℃の温水中に入れず
℃の雰囲気に入れ2時間おいてから取り出して,中間膜及びそれとガラスとの界面の状態
に,10003
を見てもよい。
7.5 耐湿性試験
耐湿性試験の供試体は,製品から切り出したもの又は製品と同じ材料板ガラス及び中
間膜を用い,近似した方法で製造した合わせガラスとし,その寸法は約300×300 mm角とする。JIS R 3212
の3.10(耐湿性試験)の試験を行い,供試体の変化を目視で観察する。
7.6 落球試験
平面合わせガラスの落球試験は,次によって行う。
a) 供試体は,製品と同じ材料板ガラス及び同じ中間膜を用い,近似した方法で製造した合わせガラス又
は製品から切り出した寸法約610×610 mm角の平面合わせガラスとし,試験の直前まで少なくとも4
時間,23±2 ℃の室中に保持したものを用いる。
b) 供試体は,図1に示す鉄製の枠で,供試体が水平になるように支持する。異なる厚さの種類の材料板
ガラスを用いた合わせガラスの場合は,薄い方の材料板ガラスを加撃面とする。ただし,型板ガラス,
――――― [JIS R 3205 pdf 9] ―――――
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網入型板ガラス又は線入型板ガラスを使用する合わせガラスでは,通常,加撃面は型模様のない面と
する。
単位 mm
ゴム板(厚さ3,幅15,硬さA50(7))
注(7) IS K 6253のデュロメータ硬さA50のもの。
図 1 落球試験用の供試体支持枠
c) IS B 1501に規定する呼び21/2の鋼球のうちで質量1 040±10 gのものを選び,これを供試体表面から
120 cmの高さに置き,静止の状態から力を加えずに供試体面の中心部に向かって1回落下させ,構成
するガラス板が1枚以上破壊したときに破壊の状態をみる。
破壊しない場合には,表8の落下高さの順序に従い高さを逐次上げて1回落下を行い,構成するガ
ラス板が1枚以上破壊したときに破壊の状態をみる。
gのものを用
それでも破壊しない場合には,JIS B 1501に規定する呼び31/4の鋼球で質量2 26030
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いて前記の操作を行い,構成するガラス板が1枚以上破壊したときに破壊の状態をみる。
さらに破壊しない場合には,JIS B 1501に規定する鋼球のうち,適宜質量の大きいものを用いて同
様の操作によって加撃を行い,構成するガラス板が1枚以上破壊したときに破壊の状態をみる。
なお,加撃点は,供試体面の中心から距離25 mm以下の範囲に入ることとする。
また,試験は,常温で行う。
表 8 落球試験落下の高さ
単位 cm
落下高さ 120 150 190 240 300 380 480
――――― [JIS R 3205 pdf 10] ―――――
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JIS R 3205:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 12543-1:1998(MOD)
- ISO 12543-3:1998(MOD)
- ISO 12543-4:1998(MOD)
- ISO 12543-5:1998(MOD)
- ISO 12543-6:1998(MOD)
JIS R 3205:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.20 : 建築物に使用するガラス
JIS R 3205:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISK6253:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方
- JISR3202:2011
- フロート板ガラス及び磨き板ガラス
- JISR3203:2009
- 型板ガラス
- JISR3204:2014
- 網入板ガラス及び線入板ガラス
- JISR3206:2003
- 強化ガラス
- JISR3208:1998
- 熱線吸収板ガラス
- JISR3212:2015
- 自動車用安全ガラス試験方法
- JISR3212:2021
- 自動車用安全ガラス試験方法
- JISR3221:2002
- 熱線反射ガラス
- JISR3222:2003
- 倍強度ガラス
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方