この規格ページの目次
4
R 5210 : 2009
表2−ポルトランドセメントの品質(続き)
中庸熱 中庸熱 低熱 低熱 耐硫酸塩 耐硫酸塩
ポルトランド ポルトランド
ポルトランド ポルトランドポルトランド ポルトランド品質セメント セメント セメント セメント セメント セメント
(低アルカリ形) (低アルカリ形) (低アルカリ形)
密度a) /cm3 − − −
比表面積 cm2/g 2 500以上 2 500以上 2 500以上
凝結 始発 min 60以上 60以上 60以上
終結 h 10以下 10以下 10以下
安定性 パット法 良 良 良
ルシャテリエ法 mm 10以下 10以下 10以下
圧縮 3d 7.5以上 − 10.0以上
強さ 7d 15.0以上 7.5以上 20.0以上
N/mm2 28 d 32.5以上 22.5以上 40.0以上
91 d − 42.5以上 −
水和熱 7d 290以下 250以下 −
J/g 28 d 340以下 290以下 −
化学 酸化マグネシウム 5.0以下 5.0以下 5.0以下
成分 三酸化硫黄 3.0以下 3.5以下 3.0以下
% 強熱減量 3.0以下 3.0以下 3.0以下
全アルカリ 0.75以下 0.60以下 0.75以下 0.60以下 0.75以下 0.60以下
塩化物イオン 0.02以下 0.02以下 0.02以下
鉱物 けい酸三カルシウム 50以下 − −
組成 けい酸二カルシウム − 40以上 −
% アルミン酸三カルシウ 8以下 6以下 4以下
ム
注a) 測定値を報告する。
5 原材料
5.1 クリンカー
けい素,アルミニウム,鉄,カルシウムのいずれかを含む原料を適切な割合で混ぜ,その一部が溶融す
るまで焼成して得られたものとする。
5.2 せっこう
JIS R 9151に規定するセメント用天然せっこう又はこれに準じるものとする。
5.3 少量混合成分
少量混合成分は,次に規定する4種類とする。
a) IS R 5211の5.3(高炉スラグ)に規定する高炉スラグ。
b) IS R 5212の5.3(シリカ質混合材)に規定するシリカ質混合材。
c) IS A 6201に規定するフライアッシュI種又はフライアッシュII種。
d) 炭酸カルシウムの含有率が90 %以上,かつ,酸化アルミニウムの含有率が1.0 %以下の品質をもつ石
灰石。石灰石中の酸化アルミニウム含有率は,JIS M 8850又はJIS R 5204によって求める。石灰石中
の炭酸カルシウム含有率は,JIS M 8850又はJIS R 5204によって酸化カルシウム含有率を求め,式(5)
によって炭酸カルシウム含有率に換算する。
CaCO3 愀100.09 (5)
56.08
――――― [JIS R 5210 pdf 6] ―――――
5
R 5210 : 2009
ここに, CaCO3 : 少量混合成分に用いる石灰石中の炭酸カルシウムの含有
率(%)
CaO : JIS M 8850又はJIS R 5204によって求めた石灰石中の酸化
カルシウム含有率(%)
5.4 粉砕助剤
セメントの品質に影響を及ぼさないことを確かめたものとする。
6 試験方法
6.1 密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さ
密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さの試験は,JIS R 5201による。
6.2 化学成分
化学成分の試験は,JIS R 5202又はJIS R 5204による。ただし,塩化物イオンの測定は,JIS R 5202の
箇条21(塩素の定量方法)による。
6.3 水和熱
水和熱の試験は,JIS R 5203による。
7 検査
ポルトランドセメントの検査は,合理的な抜取方式によって試料を採取し,箇条4については箇条6に
よって試験を行い,合否を決定する。
8 包装
ポルトランドセメントを包装する場合は,JIS Z 1505に規定する紙袋を用いる。
9 表示
ポルトランドセメントを包装する場合は,袋の外面に次の事項を表示する。ただし,普通ポルトランド
セメントの場合は,種類を省略してもよい。
なお,出荷日は,受渡当事者間の協定によって適切な形式の表示を記入することができる。
a) 名称
b) 種類
c) 正味質量
d) 製造業者名又はその略号
10 報告
生産者は,購入者から要求があった場合には,試験成績表を提出しなければならない。試験成績表の標
準様式は,表3表8による。ただし,低アルカリ形のポルトランドセメントの場合は,それぞれ標準様
式において,セメントの名称を変更し,全アルカリのJIS規格値を0.60 %以下とする。
なお,これらの表は,必要に応じて合併してもよい。
――――― [JIS R 5210 pdf 7] ―――――
6
R 5210 : 2009
表3−試験成績表の標準様式
セメント試験成績表
年 月度 生産者名 株式会社
普通ポルトランドセメント
試験成績
品 質
JIS規格値 最大値
平均値 標準偏差
(最小値)
密度 g/cm3 − − −
比表面積 cm2/g 2 500以上 −
水量 % − − −
凝結 始発 min 60以上 − (最小値)
終結 h 10以下 − 最大値
パット法 良 − −
安定性
ルシャテリエ法 mm 10以下 − 最大値
3d 12.5以上 −
圧縮強さ
7d 22.5以上 −
N/mm2
28 d 42.5以上 −
水和熱 7d − − −
J/g 28 d − − −
酸化マグネシウム 5.0以下 − 最大値
三酸化硫黄 3.5以下 − 最大値
化学成分
強熱減量 5.0以下 − 最大値
%
全アルカリ 0.75以下 − 最大値
塩化物イオン 0.035以下 − 最大値
備考
連絡先 社名・担当
所 在 地
電話番号
――――― [JIS R 5210 pdf 8] ―――――
7
R 5210 : 2009
表4−試験成績表の標準様式
セメント試験成績表
年 月度 生産者名 株式会社
早強ポルトランドセメント
試験成績
品 質
JIS規格値 最大値
平均値 標準偏差
(最小値)
密度 g/cm3 − − −
比表面積 cm2/g 3 300以上 −
水量 % − − −
凝結 始発 min 45以上 − (最小値)
終結 h 10以下 − 最大値
パット法 良 − −
安定性
ルシャテリエ法 mm 10以下 − 最大値
1d 10.0以上 −
圧縮強さ 3d 20.0以上 −
N/mm2 7d 32.5以上 −
28 d 47.5以上 −
酸化マグネシウム 5.0以下 − 最大値
三酸化硫黄 3.5以下 − 最大値
化学成分
強熱減量 5.0以下 − 最大値
%
全アルカリ 0.75以下 − 最大値
塩化物イオン 0.02以下 − 最大値
備考
連絡先 社名・担当
所 在 地
電話番号
――――― [JIS R 5210 pdf 9] ―――――
8
R 5210 : 2009
表5−試験成績表の標準様式
セメント試験成績表
年 月度 生産者名 株式会社
超早強ポルトランドセメント
試験成績
品 質
JIS規格値 最大値
平均値 標準偏差
(最小値)
密度 g/cm3 − − −
比表面積 cm2/g 4 000以上 −
水量 % − − −
凝結 始発 min 45以上 − (最小値)
終結 h 10以下 − 最大値
パット法 良 − −
安定性
ルシャテリエ法 mm 10以下 − 最大値
1d 20.0以上 −
圧縮強さ 3d 30.0以上 −
N/mm2 7d 40.0以上 −
28 d 50.0以上 −
酸化マグネシウム 5.0以下 − 最大値
三酸化硫黄 4.5以下 − 最大値
化学成分
強熱減量 5.0以下 − 最大値
%
全アルカリ 0.75以下 − 最大値
塩化物イオン 0.02以下 − 最大値
備考
連絡先 社名・担当
所 在 地
電話番号
――――― [JIS R 5210 pdf 10] ―――――
次のページ PDF 11
JIS R 5210:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.10 : セメント.せっこう.石灰.モルタル
JIS R 5210:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA6201:2015
- コンクリート用フライアッシュ
- JISM8850:1994
- 石灰石分析方法
- JISR5201:2015
- セメントの物理試験方法
- JISR5202:2010
- セメントの化学分析方法
- JISR5203:2015
- セメントの水和熱測定方法(溶解熱方法)
- JISR5204:2019
- セメントの蛍光X線分析方法
- JISR5211:2009
- 高炉セメント
- JISR5212:2009
- シリカセメント
- JISR9151:1979
- セメント用天然せっこう
- JISZ1505:2004
- クラフト紙袋―セメント用