3
S 2006 : 2019
きる機構。
3.14
ベローズ
注水機構に属し,ベローズポンプ機能(蛇腹構造)をもち,伸縮管継手として圧縮することによって気
体を送り出す部分。
3.15
保冷専用
熱い飲料物の保温用途を禁止し,専ら保冷用途として使用するもの。携帯用まほうびん直飲式に属する。
3.16
通常使用する状態
ガラス製まほうびん及びステンレス鋼製まほうびんに,コップ,飲み口,栓蓋,中栓,蓋(上蓋)など
を取り付け,弁当用まほうびんは附属品を入れて,鉛直に置いた状態。
3.17
おかず容器
弁当用まほうびんに属し,主におかずを入れる器。
3.18
ごはん容器
弁当用まほうびんに属し,主にごはんを入れる器で,容器に収納するもの。
3.19
スープ容器
弁当用まほうびんに属し,主にスープを入れる器で,容器に収納するもの。スープ容器蓋と組み合わせ
ることで,止水機能をもつ。
4 種類
まほうびんの種類は,材料によってガラス製まほうびんとステンレス鋼製まほうびんとに区分し,さら
に用途などによって卓上用まほうびん,携帯用まほうびん及び弁当用まほうびんに区分し,次による。
a) ガラス製まほうびん ガラス製まほうびんの種類は,卓上用まほうびんとし,表1のとおりとする。
表1−ガラス製まほうびん(卓上用まほうびん)の種類
区分 主な用途・構造
一般式 主として屋内で使用されるもので,通常,外装に中栓及びハンドル(取っ手)を付け,本
体を傾けて注水するもの。
空気圧利用式 主として屋内で使用されるもので,通常,外装に蓋(上蓋)及びつり手(手さげ)を付け,
空気圧を利用した注水機構をもつもので,プッシュ又はレバー操作によってベローズ内の
圧縮空気が水面を押して注水するもの。
b) ステンレス鋼製まほうびん ステンレス鋼製まほうびんの種類は,携帯用まほうびん,卓上用まほう
びん及び弁当用まほうびんとし,表2のとおりとする。
――――― [JIS S 2006 pdf 6] ―――――
4
S 2006 : 2019
表2−ステンレス鋼製まほうびんの種類
区分 主な用途・構造
携帯用 一般式 屋外・屋内で使用されるもので,通常,外装にコップをもつもの。
まほうびん 携帯用の下げひもなどを付けたものもある。
直飲式 屋外・屋内で使用されるもので,コップをもたないもの。
開栓して主に飲み口から飲料物を直接飲むもの。
(保冷専用を含む。)
卓上用 一般式 主として屋内で使用されるもので,通常,外装に中栓及びハンドル(取っ手)
まほうびん 又はつり手(手さげ)を付けたもの。
開栓して本体を傾けて注水するもの(自動栓式のものを含む。)。
空気圧利用式 主として屋内で使用されるもので,通常,外装に蓋(上蓋)及びつり手(手
さげ)を付け,空気圧を利用した注水機構をもつもので,プッシュ又はレバ
ー操作によってベローズ内の圧縮空気が水面を押して注水するもの。
弁当用 一般式 屋外・屋内で使用されるもので,スープ容器,ごはん容器などの内容器類を
まほうびん 附属し,それらを容器内に収納するもの。通常,外装に蓋(上蓋)をもち,
携帯用の下げひもなどを付けたものもある。
直入式 屋外・屋内で使用されるもので,容器内に直接スープなどの飲食物を入れる
もの。通常,外装に中栓をもつもの。
5 主要部の名称
a) ガラス製まほうびん ガラス製まほうびんの主要部の名称は,図1,図2及び表3のとおりとする。
表3−ガラス製まほうびんの主要部の名称
番号 名称
1 蓋(上蓋)
2 上蓋ロック
3 ヒンジ(丁番)
4 プッシュ又はレバー
5 ベローズ(蛇腹)
6 吸気口
7 排気口
8 中栓
9 中栓パッキン
10 揚水パイプ
11 揚水パイプ保護具(保護カバー)
12 給水パイプ
13 ハンドル(取っ手)
14 つり手(手さげ)
15 口金(プラスチック製の場合がある。)
16 口ゴム
17 中瓶
18 中瓶カバー
19 胴
20 底
締上げねじ
――――― [JIS S 2006 pdf 7] ―――――
5
S 2006 : 2019
図1−一般式の例
図2−空気圧利用式の例
――――― [JIS S 2006 pdf 8] ―――――
6
S 2006 : 2019
b) ステンレス鋼製まほうびん ステンレス鋼製まほうびんの主要部の名称は,図3図8及び表4のと
おりとする。
表4−ステンレス鋼製まほうびんの主要部の名称
番号 名称 番号 名称
1 コップ(外コップ) 20 ヒンジ(丁番)
2 コップ(内コップ) プッシュ又はレバー
3 中栓 ベローズ(蛇腹)
4 栓パッキン 吸気口
5 栓蓋 排気口
6 飲み口 揚水パイプ
7 肩部 給水パイプ
8 口ゴム おかず容器蓋
9 外筒(外装を兼ねる場合がある。) おかず容器本体
10 内筒 ごはん容器蓋
11 ハンドル(取っ手) ごはん容器本体
12 下げひも スープ容器蓋
13 つり手(手さげ) スープ容器本体
14 底 スープ容器蓋パッキン
15 胴 スープ容器弁パッキン
16 内筒の内口径 箸ケース類
17 内筒の胴内径 箸,スプーン類
18 蓋(上蓋) 袋(ポーチ),バッグ類
19 上蓋ロック − −
図3−携帯用まほうびん一般式の例
――――― [JIS S 2006 pdf 9] ―――――
7
S 2006 : 2019
図4−携帯用まほうびん直飲式の例
図5−卓上用まほうびん一般式の例
――――― [JIS S 2006 pdf 10] ―――――
次のページ PDF 11
JIS S 2006:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.040 : 台所設備 > 97.040.50 : 台所用機具
JIS S 2006:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3303:2017
- ぶりき及びぶりき原板
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISH8617:1999
- ニッケルめっき及びニッケル-クロムめっき
- JISK6718-1:2015
- プラスチック―メタクリル樹脂板―タイプ,寸法及び特性―第1部:キャスト板
- JISK6718-2:2015
- プラスチック―メタクリル樹脂板―タイプ,寸法及び特性―第2部:押出板
- JISK6744:2019
- ポリ塩化ビニル被覆金属板及び金属帯
- JISL0803:2011
- 染色堅ろう度試験用添付白布
- JISL0848:2004
- 汗に対する染色堅ろう度試験方法
- JISR3502:1995
- 化学分析用ガラス器具の試験方法
- JISS2010:2013
- アルミニウム製加熱調理器具
- JISS2029:2002
- プラスチック製食器類
- JISZ1522:2009
- セロハン粘着テープ
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態