JIS S 2010:2013 アルミニウム製加熱調理器具 | ページ 8

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S 2010 : 2013
附属書F
(参考)
取扱い上の注意事項の例
F.1 一般事項
この附属書は,アルミニウム製加熱用調理器具を正しく,かつ,安全に使用するための取扱い上の注意
事項の例を示す。
F.2 注意事項
取扱い上の注意事項は,製品が使用者(消費者)に与える可能性があるリスクの大きさを考慮して,次
の事項から該当するものを選択して調理器具本体,蓋,又は取扱説明書に記載することが望ましい。
例1 表示及び取扱説明書は,必ず読み,それを守り行うこと。
例2 取扱説明書は,読んだ後保管すること。
例3 IHクッキングヒータで使用する場合,IHクッキングヒータの取扱説明書もよく読んで使用す
ること。
例4 火力を調節して使用すること。
例5 絶対に空だきをしないこと。
例6 2口以上のこんろでは,隣接するこんろの炎が取っ手に当たらないよう注意すること。
例7 食器洗い機はアルカリ性洗剤を用いるものが多いこと,高温によって取っ手破損につながる場
合があるので,使用は避けること。
例8 調理中,調理後は取っ手又はつまみが熱くなっている場合があること。
例9 調理油過熱防止装置付きコンロで使用する場合は,次の点に注意すること。
・ 調理器具及び調理物をあわせて300 g以上で使用すること。
・ こんろの中央に載せること。
・ 底に著しい汚れや付着物が付いたまま使用しないこと。
例10 吹きこぼれないよう火加減及び調理物の量に注意すること。
例11 ストーブの上では絶対に使用しないこと。
例12 電子レンジでは使用しないこと。
例13 ねじ止めされた取っ手がゆるんだ場合は,締め直すこと。
例14 取っ手に膨れ,焼けこげ,ひび割れが生じた場合は使用しないこと。
例15 湯沸し類にあっては,アルカリ性の水を使用したり,湯沸し以外の用途に用いたりしないこと。
例16 鍋類及びいため容器類にあっては,油を使用する場合は油温が200 ℃以上にならないようにす
ること。
例17 揚げ物料理においては,次の点に注意すること。
・ 玉子焼器,20 cm以下のフライパン,16 cm以下の鍋は揚げ物料理に使用しないこと。
・ 調理油過熱防止装置付きコンロでは,油量を200 mL以上にすること。
・ 縁まで油を満たして使用しないこと。
・ 蓋をしないこと。
・ 絶対にそばを離れないこと。

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例18 湯沸し類にあっては,火を止めて15秒程度たってから湯を注ぐこと。
例19 笛吹きケトルにあっては,水位線を守り,笛部の水をよく切ってから加熱開始すること。
例20 熱した本体に冷水をかけたり,落下などの衝撃を与えないこと。
例21 湯沸し類にあっては,使用後は十分に水を切っておくこと。
例22 鍋類及びいため容器類にあっては,長時間調理物を入れたままにせず,調理後はよく洗って十
分に水切りすること。
例23 鍋類にあっては,酸性及びアルカリ性の食材及び調味料の使用はなるべく避け,使用した場合
は速やかに洗浄すること。
例24 手入れにはスチールたわし,アルカリ性洗剤,クレンザー,漂白剤等を使用しないこと。
例25 金属製の鋭利な調理用具によって内面をキズつけないようにすること。
例26 鍋類にあっては,味噌汁など粘性のあるものを温め直す際は強火で一気に加熱せず,よくかき
混ぜてから温めること。
例27 強化ガラス製蓋は,次の点に注意すること。
・ 直接炎を当てたり,蓋をずらして加熱調理しないこと。
・ 高い所から落とすなど急激な衝撃を与えないこと。
・ 調理直後に水で急冷しないこと。
・ キズが入ったら使わないこと。
・ 洗う際は研磨剤入りスポンジ,金属たわし,クレンザーを使用しないこと。
・ 割れる際は粉々に飛び散ることがあること。

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