JIS S 2036:2009 強制通気形開放式石油ストーブ | ページ 2

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S 2036 : 2009
JIS H 3260 銅及び銅合金の線
JIS H 3270 ベリリウム銅,りん青銅及び洋白の棒並びに線
JIS H 3300 銅及び銅合金の継目無管
JIS H 4080 アルミニウム及びアルミニウム合金継目無管
JIS K 6380 ゴムパッキン材料
JIS R 3414 ガラスクロス
JIS S 0011 高齢者・障害者配慮設計指針−消費生活製品の凸記号表示
JIS S 0012 高齢者・障害者配慮設計指針−消費生活製品の操作性
JIS S 3019 石油燃焼機器用油量調節器
JIS S 3030 石油燃焼機器の構造通則
JIS S 3031 石油燃焼機器の試験方法通則
JIS Z 8305 活字の基準寸法

3 種類

3.1 燃焼方式による種類

  燃焼方式によるストーブの種類は,JIS S 3030の4.1(燃焼方式による機器の区分)に規定する“ポット
式”,“圧力噴霧式”,“回転霧化式”,“ジェット噴霧式”及び“気化式”とする(図1図4参照)。

3.2 給排気方式による種類

  給排気方式によるストーブの種類は,JIS S 3030の4.2(給排気方式による機器の区分)に規定する開放
式の“強制通気形”とする(図1図4参照)。

3.3 用途別方式による種類

  用途別方式によるストーブの種類は,JIS S 3030の4.3(熱媒及び用途別方式による機器の区分)に規定
する暖房用の“強制対流形”及び“放射形”とする(図1図4)。
なお,放射形は,対流用送風機をもつものに限る。

4 性能

4.1 使用性能

  ストーブの使用性能は,次による。
a) 点火が容易で,アルコールなど引火性の高い危険物を多量に使用したり,危険な操作を必要としては
ならない。
b) 各部の作動が円滑,確実で,使用上有害な欠点があってはならない。
c) つまみなどは,使用中に容易に変形を起こしたり,作動に異常が起こってはならない。
d) 操作が容易で,そのとき危険を生じるおそれがあってはならない。
e) 消火の操作は,速やかに,確実に行えなければならない。
f) のぞき窓のあるストーブは,正常な取扱いによる燃焼中,のぞき窓に油煙が付着し,燃焼状態が確認
できないような状態になってはならない。
g) 燃焼調節装置をもつストーブは,各燃焼量において,火炎が異常に大きくなったり,著しい煙を生じ
たり,又はその他の異常燃焼を起こすおそれがあってはならない。

――――― [JIS S 2036 pdf 6] ―――――

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4.2 品質性能

  ストーブの品質性能は,箇条10によって試験したとき,表1の規定を満足しなければならない。
表1−品質性能
項目 品質性能 JIS S 3031の
適用箇条番号
燃 a) つまみなど手をかける 測定温度と室温との差が,金属,陶磁器では25 ℃以下 6.1及び6.2 a)
焼 部分の表面温度a) プラスチックでは35 ℃以下
性 b) 手を触れるおそれがあ 150 ℃以下 6.1及び6.2 b)
能 る部分の表面温度b)
c) 整流体の表面温度 セレン製のもの 75 ℃以下 6.1及び6.2 c)
ゲルマニウム製のもの 60 ℃以下
シリコン製のもの 135 ℃以下
d) ヒューズクリップの接 90 ℃以下 6.1及び6.2 d)
触部の表面温度
e) 油タンクの表面温度 測定温度と室温との差が25 ℃以下 6.1及び6.2 e)
f) ストー 燃料消費量 45 ℃以下 6.1及び6.2 f)
ブ下面 が12 kW以
の木台 下のもの
の表面 燃料消費量 80 ℃以下
温度 が12 kWを
超えるもの
g) ストーブ周辺の木台の 測定温度と室温との差が65 ℃以下 6.1及び6.2 f)
表面温度
h) ストーブ上面の木壁の 測定温度と室温との差が65 ℃以下 6.1及び6.2 f)
表面温度
i) 測定温度と室温との差が65 ℃以下
ストーブ側面(背面を含 6.1及び6.2 f)
む。)の木壁の表面温度
j) ストーブ前面の木壁の 測定温度と室温との差が65 ℃以下 6.1及び6.2 f)
表面温度
k) 電動機及び電磁ポンプ A種絶縁のもの 100 ℃以下 6.1及び6.2 h)
の巻線の温度 E種絶縁のもの 115 ℃以下
B種絶縁のもの 120 ℃以下
F種絶縁のもの 140 ℃以下
H種絶縁のもの 165 ℃以下
l) 油温 測定温度と室温との差が25 ℃以下 6.1及び6.2 i)
m) 燃焼状態及び使用性能 6.3及び31.1
燃焼中,火炎が大きくなったり,逆火したり,目に見える
煙が生じたり,油漏れ,破損などの異常がなく,4.1の規定
による。
n) 温風温度 80 ℃以下 6.4

――――― [JIS S 2036 pdf 7] ―――――

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S 2036 : 2009
表1−品質性能(続き)
項目 品質性能 JIS S 3031の
適用箇条番号
燃 o) 燃焼排ガス中の一酸化 0.002以下 6.7及び10 c)
焼 炭素の二酸化炭素に対
性 する比 (CO/CO2)
能 p) 臭気 5名中4名まで臭気を感じてはならない。 6.10
q) 消火時間 20秒以内 6.14
r) 燃料消費量(最大) 定格表示と実測値との差が±10 %以内 6.15.1
過負荷燃焼 7
燃焼性能[r) 燃料消費量は除く。]の規定による。また,外
[油量調節器d) をもつものに限部から操作できる燃焼用の風量調節装置があるものは,こ
る。] れを最大,最小にしても爆発,異常燃焼などが生じてはな
らない。
傾斜 傾斜燃焼 火炎が大きくなったり,著しい煙が生じてはならない。11.1
10度傾斜 10度傾けたとき,油漏れがあってはならない。 11.2
30度傾斜 30度傾けたとき,主要な部分e) が脱落するような変化がな
11.3
く,ストーブ本体が倒れてはならない。ただし,引張転倒
値が14 N・m以上で,ストーブに燃料を入れないときの質
量が20 kgを超えるものは25度,引張転倒値が18 N・m以
上のものは20度とする。
転倒 引張転倒値 6 N・m以上 13.1
転倒油漏れ 13.2
50 g以下。ただし,引張転倒値が16 N・m以上の転倒しに
くいものは,300 g以下。
転倒消火 10秒以内で消火しなければならない。 13.3
過熱防止装置 燃料消費量が 15.1
a) 過熱防止装置が作動し,20秒以内(ポット式にあって
作動 12 kW以下の は300秒以内)で消火しなければならない。
もの b) ストーブ上面,側面(背面を含む。)及び前面の表面温
度(温風吹出口,温風用の吸気口及び熱放射口の表面
温度を除く。)は,150 ℃を超えてはならない。
燃料消費量が a) 過熱防止装置が支障なく作動しなければならない。
12 kWを超え b) ストーブ上面,側面(背面を含む。)及び前面の表面温
るもの 度(温風吹出口,温風用の吸気口及び熱放射口の表面
温度を除く。)は,150 ℃を超えてはならない。

――――― [JIS S 2036 pdf 8] ―――――

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S 2036 : 2009
表1−品質性能(続き)
項目 品質性能 JIS S 3031の
適用箇条番号
不完全燃 燃料消費 密 室内ガス中の一酸化 a) 不完全燃焼防止装置が作動し,作動44.1
焼防止装 量が12 kW 閉 炭素の二酸化炭素に 後20秒以内で消火しなければなら
置作動 以下のも 状 対する比 ない。
の 態 (CO/CO2) b) 不完全燃焼防止装置が作動するまで
の間のCO/CO2は,0.003を超えては
ならない。
燃焼状態 燃焼中,ストーブの外に火炎が出たり,
著しい煙が生じてはならない。
給 燃焼排ガス中の一酸 a) 不完全燃焼防止装置が作動し,作動44.2
気 化炭素の二酸化炭素 後20秒以内で消火しなければなら
不 に対する比 ない。
足 (CO/CO2) b) 不完全燃焼防止装置が作動するまで
状 の間のCO/CO2は,0.003を超えては
態 ならない。
燃焼状態 燃焼中,ストーブの外に火炎が出たり,
著しい煙が生じてはならない。
燃料消費 密 室内ガス中の一酸化 0.005以下で作動しなければならない。44.1
量が12 kW 閉 炭素の二酸化炭素に
を超える 状 対する比
もの 態 (CO/CO2)
燃焼状態 燃焼中,ストーブの外に火炎が出たり,
著しい煙が生じてはならない。
給 燃焼排ガス中の一酸 0.005以下で作動しなければならない。44.2
気 化炭素の二酸化炭素
不 に対する比
足 (CO/CO2)
状 燃焼状態 燃焼中,ストーブの外に火炎が出たり,
態 著しい煙が生じてはならない。
不完全燃焼防止装置の検知部異常 不完全燃焼防止装置の検知部が機能し 44.3
(燃料消費量が12 kW以下のものに限る。) なかったときは,消火しなければならな
い。
不完全燃焼防止装置の不完全燃焼通知機能f) 不完全燃焼防止装置が連続して4回を上44.4
(燃料消費量が12 kW以下のものに限る。) 限として作動した後は,その旨を認識で
きる装置(ブザー,ランプ等)が作動し
なければならない。

――――― [JIS S 2036 pdf 9] ―――――

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S 2036 : 2009
表1−品質性能(続き)
項目 品質性能 JIS S 3031の
適用箇条番号
不完全燃焼防止装置の再点火防 44.5
不完全燃焼防止装置の不完全燃焼通知機能が作動後,不完
止機能f) 全燃焼防止装置が連続して3回を上限として作動した後に,
(燃料消費量が12 kW以下のもの制御用乾電池の交換等の通常操作を行い,点火操作を行っ
に限る。) ても再び点火してはならない。
耐半閉そく性g) 燃料消費量が 16
過熱防止装置が作動し,20秒以内(ポット式にあっては300
12 kW以下の 秒以内)で消火しなければならない。ただし,過熱防止装
もの 置が作動しないときは,温風温度(ガーゼ表面)は180 ℃
を超えてはならない。
なお,いずれの場合も,ガーゼに着火したり,ストーブ
の外に火炎が出たり,破損したりしてはならない。
燃料消費量が 過熱防止装置が作動し,かつ,ガーゼに着火したり,スト
12 kWを超え ーブの外に出炎したり,その他危険な状態になってはなら
るもの ない。
なお,過熱防止装置が作動しないものは,温風温度(ガ
ーゼ表面)は180 ℃を,ケーシング表面温度は150 ℃を超
えてはならない。
耐風性 20
風速2 m/s,3 m/s及び5 m/sのそれぞれにおいて,風を当て
ている間及び風を止めてから5分間以内で消火するか又は
ストーブ及びガードの外に出炎してはならない。ただし,
ストーブの前方又はガードの外への出炎に限り,次のいず
れかに該当するものは除く。
a) 約10 cm以下の火炎
b) 火炎の出ている時間が2秒以内で,1分間当たり10回
以下の断続的な長さ約30 cm以下の火炎
電気点火 円滑,確実に点火しなければならない。 24
消費電力 定格消費電力が 定格表示に対して差が±15 %以内 25
100 W以下のもの
定格消費電力が 定格表示に対して差が±10 %以内
100 Wを超えるも

騒音 燃料消費量が6.4 kW以45 dB以下 26.1及び26.2
下のもの
燃料消費量が6.4 kWを50 dB以下
超え,12.9 kW以下のも

燃料消費量が12.9 kW 60 dB以下
を超えるもの
耐停電性 危険を生じるおそれがあってはならない。 27
絶縁 絶縁抵抗 1 MΩ以上 28.1
耐電圧 試験電圧に1分間耐えなければならない。 28.2

――――― [JIS S 2036 pdf 10] ―――――

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JIS S 2036:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS S 2036:2009の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA9504:2017
人造鉱物繊維保温材
JISC3301:2000
ゴムコード
JISC3306:2000
ビニルコード
JISC3307:2000
600Vビニル絶縁電線(IV)
JISC3312:2000
600Vビニル絶縁ビニルキャブタイヤケーブル
JISC3317:2000
600V二種ビニル絶縁電線(HIV)
JISC3327:2000
600Vゴムキャブタイヤケーブル
JISC4003:2010
電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
JISG3141:2017
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3141:2021
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3521:2018
硬鋼線
JISG3522:2014
ピアノ線
JISG4304:2012
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4304:2021
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2012
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2021
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4312:2019
耐熱鋼板及び鋼帯
JISG4314:2013
ばね用ステンレス鋼線
JISH3100:2018
銅及び銅合金の板及び条
JISH3260:2018
銅及び銅合金の線
JISH3270:2018
ベリリウム銅,りん青銅及び洋白の棒及び線
JISH3300:2018
銅及び銅合金の継目無管
JISH4080:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金継目無管
JISK6380:2014
ゴムパッキン材料―性能区分
JISR3414:2012
ガラスクロス
JISS0011:2013
高齢者・障害者配慮設計指針―消費生活用製品における凸点及び凸バー
JISS0012:2018
アクセシブルデザイン―消費生活用製品のアクセシビリティ一般要求事項
JISS3019:1997
石油燃焼機器用油量調節器
JISS3030:2009
石油燃焼機器の構造通則
JISS3031:2009
石油燃焼機器の試験方法通則
JIST0921:2017
アクセシブルデザイン―標識,設備及び機器への点字の適用方法
JISZ8305:1962
活字の基準寸法