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出炎するかどうかを調べる。ただし,湯沸しが載せられない構造のものは除く。
38.2 B法(煮炊用機器)
正常燃焼状態で約30分間以上燃焼させた後,表15に示す試験用なべに水を満たして機器の上に水平に
載せる。
水が沸騰する前(約90 ℃)に,図38を用いて,5秒間に約100 mLの水をなべ内に流入し,水をあふ
れさせたとき,ごとく上に出炎するかどうかを調べる。
注記 図は,一例を示す。
図38−注水試験装置
39 耐散水性試験
耐散水性試験は,図39に示す装置によって行い,機器の前後左右の4方向(壁に取り付ける機器の場合
は,壁面側を除く3方向)に,それぞれ5分間ずつ水道水を散水した後,直ちに箇条28の試験を行う。さ
らに,機器の前方向に5分間水道水を散水し,消火するかどうかを調べる。
単位 cm
(側面図) (平面図)
図39−耐散水性試験
――――― [JIS S 3031 pdf 51] ―――――
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(側面図) (平面図)
散水器は次に示す方法で降水量を測定したとき,全受水器の平均が3 mm/min±0.5 mm/minで,各
受水器の降水量の平均値に対する偏差が±30 %のものとする。
注記 散水出口の平均流速は,約8 m/sであることが望ましい。
散水器
図39−耐散水性試験(続き)
40 耐食性試験
40.1 加圧油タンクの異種金属間電流試験
加圧油タンクの異種金属間電流試験は,さび止め塗装を施したものについて行い,油タンクを水洗した
後,油タンク容量まで水を入れ,図40に示すような回路で電流を測定する。電流計は,JIS C 1102-2に規
定する1級以上で最大目盛100 μAとし,水の比抵抗は20 ℃で10 Ω・cm,水温は30 ℃±2 ℃とする。
なお,黄銅棒は,JIS H 3250の直径6 mmのもの,導線は,JIS C 3102に規定する直径0.6 mmで,長さ
約1.5 mのものを使用し,図40のはんだ付けの部分は,電気的接合が完全なものとする。
――――― [JIS S 3031 pdf 52] ―――――
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試料とする加圧油タンクは,油量計その他は取り外し,油タンクだけを用いる。
図40−異種金属間電流試験方法
40.2 塩水噴霧試験
40.2.1 試験装置
試験装置は,JIS Z 2371の3.(装置)に規定するもので,噴霧室,塩水補給タンク,圧縮空気の供給器,
噴霧ノズル,試験片保持器,室加熱設備及び調節装置を備えたものとする。
40.2.2 試験片
試験片は,次のいずれかによる。
a) 試験片 図41に示すように4分割し,それぞれから噴霧室の内容積に合わせて試験片の大きさを定
め,2個ずつ試験片を作製する。
なお,切断面には,十分なさび止め処置を施す。
注記 形状は,一例を示す。
図41−試験片
b) 試験片 供試品そのままを試験片とする。ただし,電気部品を除く。
40.2.3 試験方法
試験片を噴霧室につるし,その室温を35 ℃±2 ℃にして,JIS Z 2371の7.(試験用塩溶液)に準じる
塩溶液を試験片に噴霧し,機器別規格で規定する時間経過後,直ちに試験片の切断面以外の表面を布でふ
き,ふき取れないさびが発生しているかどうかを調べる。
41 落下試験
41.1 油タンクの落下試験
油タンクの落下試験は,機器に燃料を入れないときの質量が20 kg以下の油タンク一体形の機器及び取
り外しのできる油タンクについて,次によって行う。この場合,油タンクに,油タンク以外の部品が接合
されているものは,その部品を付けたまま行う。
――――― [JIS S 3031 pdf 53] ―――――
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a) 油タンクに油タンク容量まで燃料を入れ,油タンクの底面と落下面との最短距離が50 cm±1 cmとな
る位置に,底面と落下面とが平行になるようにつり上げる。この場合,落下面は,厚さ3 cm以上の気
乾状態の広葉樹の板とする。
b) 油タンクの底面が衝撃を受けるように落下させる。ただし,気密油タンクの場合は,給油口の付いて
いる面を上に向けて行う。
c) 落下回数は,3回とする。
d) ) c)の試験を行った後,油タンクを箇条31によって試験を行い,接合部から漏れがあるかどうかを
調べる。この場合,加圧油タンクの試験圧力は空気圧で500 kPa,その他の油タンクの試験圧力は空気
圧で50 kPaとし,加圧油タンクは2分間,その他の油タンクは1分間試験圧力を加える。ただし,屋
外用の煮炊用機器は,収納容器に機器を入れた状態で,油タンクに燃料を入れないで,a) c)と同様
の条件で落下させた後,油タンクについて31.2によって試験を行い,接合部から漏れがあるかどうか
を調べる。
41.2 気密油タンクの口金の落下試験
気密油タンクの口金の落下試験は,油タンクに燃料を油タンク容量まで入れ,油受皿に挿入し,その位
置から約20 mmの高さに持ち上げ落下させる。この操作を毎分約20回の速さで機器別規格で規定する回
数の落下を行い,機能に異常が生じるかどうか,漏れがあるかどうかを調べる。
41.3 気密油タンクの給油口ふたの落下試験
気密油タンクの給油口ふたの落下試験は,次による。
a) 気密油タンクに油タンク容量まで燃料を入れ,気密油タンクの給油口ふたと落下面との最短距離が20
cm±1 cmとなる位置に,気密油タンクの取手の中央をつり上げ,気密油タンク給油口ふたと落下面と
が平行になるようする。この場合,落下面は,厚さ3 cm以上の気乾状態の広葉樹の板とする。
b) 気密油タンクの給油口ふたが直接落下面に接触するように落下させる。
c) 気密油タンクから油漏れがあるかどうかを調べる。
42 繰返し作動試験
42.1 つまみなどの操作部分,対震自動消火装置の可動部及び電磁弁の繰返し作動試験
つまみなどの操作部分,対震自動消火装置の可動部及び電磁弁の繰返し作動試験は,通常,毎分520
回の作動速度で,手動又は機械的に,機器別規格で規定する回数の作動を行い,機能に異常が生じるかど
うかを調べる。ただし,しん調節装置をもつもののつまみなどの操作部分の繰返し作動試験は,箇条6の
後で行う。
42.2 気密油タンクの給油口ふたの繰返し作動試験
気密油タンクの給油口ふたの繰返し作動試験は,給油口ふたの開閉の動作を1回として,通常,毎分5
20回の作動速度で,手動又は機械的に,機器別規格で規定する回数の作動を行った後,油タンク容量ま
で灯油を入れ,給油口ふたを閉じ,給油口ふたが下方に向くように気密油タンクを掲げたとき,灯油の垂
れがあるかどうか調べる。さらに,この状態で5分経過した後に給油口ふたをガーゼでふいたとき,灯油
のにじみがあるかどうかを調べる。
43 放射効率試験
放射効率試験は,機器を正常な最大燃焼状態に調節し,点火後30分以上経過してから,図42に示す位
置で,放射計を用いて,33点の放射強度を測定し,放射効率を次の式によって算出する。
――――― [JIS S 3031 pdf 54] ―――――
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2πr2E
100
33I
ここに, η : 放射効率 (%)
r : 球の半径 (m)
E : 各点の放射強度 [kJ/(m2・h) ]
I : 発熱量 (kJ/h)
a) 球の半径 (r) は,1 mとする。
b) 向かって右四半球は,左四半球と対称とする(座標記入を省略した各点)。
単位 °
経度 緯度 経度 緯度 経度 緯度
80.2 44.6 −80.2 44.6 83.1 0
61.1 41.2 −61.1 41.2 68.7 0
42.9 34.2 −42.9 34.2 52.7 0
23.8 22.0 −23.8 22.0 32.0 0
23.8 −22.0 −23.8 −22.0 −32.0 0
42.9 −34.2 −42.9 −34.2 −52.7 0
61.1 −41.2 −61.1 −41.2 −68.7 0
80.2 −44.6 −80.2 −44.6 −83.1 0
0 83.1 0 32.0 0 −52.7
0 68.7 0 0 0 −68.7
0 52.7 0 −32.0 0 −83.1
注記 放射面中心を通る水平面(XY面)を緯度0°,放射面中心の正面
を通る鉛直面(XZ面)を経度0°とする座標で表示したもの。
図42−測定点
――――― [JIS S 3031 pdf 55] ―――――
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JIS S 3031:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.100 : 家庭用,商業用及び産業用暖房機具 > 97.100.40 : 液体燃料ヒータ
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.060 : バーナ.ボイラ > 27.060.10 : 液体及び固体燃料バーナ
JIS S 3031:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA9504:2017
- 人造鉱物繊維保温材
- JISB7505-1:2017
- アネロイド型圧力計―第1部:ブルドン管圧力計
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC1509-1:2017
- 電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第1部:仕様
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISC3102:1984
- 電気用軟銅線
- JISC4034-1:1999
- 回転電気機械―第1部:定格及び特性
- JISC8501:2004
- マンガン乾電池
- JISG3459:2016
- 配管用ステンレス鋼鋼管
- JISG3459:2021
- 配管用ステンレス鋼鋼管
- JISH3250:2015
- 銅及び銅合金の棒
- JISH3250:2021
- 銅及び銅合金の棒
- JISK2201:1991
- 工業ガソリン
- JISK2203:2009
- 灯油
- JISK2204:2007
- 軽油
- JISK2205:1991
- 重油
- JISS2010:2013
- アルミニウム製加熱調理器具
- JISZ2371:2015
- 塩水噴霧試験方法