JIST1206 : 1992 自動視野計

JIS T 1206:1992の規格概要

この規格 T1206は、コンピュータの支援によって被検者の視野を測定する器械であって,背景面上に呈示された視標を用いた自動視野計について規定。

JIST1206 規格全文情報

規格番号
JIS T1206 
規格名称
自動視野計
制定年月日
1992/09/15
最新改正日
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

11.040.70
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
改訂:履歴
  • 1992-09-15制定日
  • 1997-12-25確認日
  • 2009-04-25確認日
  • 2015-10-26確認日

日本産業規格 JIS

T 1206-1992

自動視野計

Computer-aided perimeters

1. 適用範囲 この規格は,コンピュータの支援によって被検者の視野を測定する器械であって,背景面

上に呈示された視標を用いた自動視野計(以下,視野計という。)について規定する。

備考 この規格の引用規格を,次に示す。

JIS T 1001 医用電気機器の安全通則

JIS T 1002 医用電気機器の安全性試験方法通則

JIS T 1005 医用電気機器取扱説明書の様式

JIS T 1011 医用電気機器用語(共通編)

JIS Z 8120 光学用語

2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS T 1011及びJIS Z 8120によるほか,次による。

(1) 視標 視野の検査に用いる測定点での刺激。

(2) 視標輝度 視標の絶対輝度と隣接する背景輝度との差。

(3) 背景輝度 視標が呈示される背景面の輝度。

(4) 仕様値 製造業者が製品仕様で定めた値。

(5) 固視点 被検者が注視する点であり,視野の座標の原点。

3. 安全 安全に関する事項は,JIS T 1001の4.(機器の分類)〜13.(異常作動及び故障状態)による。

ただし,電撃に対する保護の形式はクラスI機器,電撃に対する保護の程度はB形機器とする。

4. 性能 視野計の性能は,6.3によって試験したとき,次の事項を満足しなければならない。

(1) 視標輝度 視標輝度は,仕様値(単位:cd/m2)に対して±20%とする。

(2) 背景輝度 背景輝度は,仕様値(単位:cd/m2)に対して±20%とする。

(3) 視標位置 視標位置は,仕様値に対して中心から30度以内は±1度,その他は±2度とする。

(4) 視標の大きさ 視標の大きさは,立体角に換算して仕様値に対して±20%とする。

(5) 視標呈示時間 視標呈示時間は,仕様値に対して±10%とする。

5. 構成及び構造

5.1

構成 視野計は,少なくとも次の機能要素によって構成する。

(1) 背景輝度の制御機能

(2) 視標の制御機能

(3) 被検者が固視点を注視していることを確認する機能

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T 1206-1992

5.2

構造 構造は,JIS T 1001の14.(構造)によるほか,次による。

(1) 各部の構造は,いずれも良質の材料を用い,加工組立てを入念に行い,丈夫であること。

(2) 作動部は,円滑,かつ,確実に作動すること。

(3) 光学系は,実用上差し支えるような収差がなく,有害な内面反射及び迷光がないこと。

(4) 光学部品は,曇り,かび,接着切れ及び銀浮きがなく,実用上有害な泡,脈理,きず,砂目残り,や

け,ごみ,反射防止膜のきず,色むらなどがないこと。

(5) 光源その他に使用するランプは,点滅が確実であること。

6. 試験

6.1

試験条件 試験条件は,次による。

(1) 通電しない状態で次の環境条件を順次経た後,JIS T 1002の4.(試験の条件)に規定する条件で試験

を行う。

(a) 周囲温度 −10±3℃の環境に,16時間置く。

(b) 周囲温度 55±2℃の環境に,16時間置く。

(2) 試験に用いる輝度計の精度は,±4%であること。

(3) 輝度の試験は,背景輝度に与える影響が10%以下の暗室で行うこと。

6.2

安全性試験 安全性試験は,JIS T 1002による。ただし,光学器械の性質上,JIS T 1002の14.(機

械的強度)の(1)の衝撃試験は適用しない。

6.3

性能試験 性能試験は,次による。

(1) 視標輝度は,各象限につき任意の位置での視標を輝度計で測定し,各測定値と仕様値との差を求める。

(2) 背景輝度は,背景面の各象限につき任意の位置を輝度計で測定し,各測定値と仕様値との差を求める。

(3) 視標位置は,各象限につき中心から30度以内及びその他の任意の位置で測定し,各測定値と仕様値と

の差を求める。

(4) 視標の大きさは,各象限につき任意の位置での視標の面積を測定し,立体角に換算して各測定値と仕

様値との差を求める。

(5) 視標呈示時間は,各象限につき任意の位置で測定し,各測定値と仕様値との差を求める。

7. 表示 視野計は,本体の外部の見やすいところに,次の事項を銘板などで表示しなければならない。

(1) 製造業者名及び所在地

(2) 製品の名称,形名及び製造番号

(3) 定格電源周波数 (Hz) 及び定格電源電圧 (V)

(4) 電源入力[A,VA又はW(力率が90%を超える場合)]

(5) 電撃に対する保護の形式及び保護の程度

(6) ヒューズの定格値(ヒューズホルダ又はその付近に表示する。)

8. 環境条件 環境条件は,JIS T 1001の3.1(環境条件)による。

9. 附属文書 視野計には,JIS T 1005による取扱説明書を付けなければならない。

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T 1206-1992

JIS原案作成委員会 構成表

(委員長)

松 尾 治 亘

東京医科大学医学部

(委員長代行)

可 児 一 孝

滋賀医科大学医学部

江 森 康 文

東京情報大学経営情報学部

平 井 俊 樹

厚生省薬務局医療機器開発課

稲 葉 裕 俊

工業技術院標準部電気規格課

遠 藤 成 美

遠藤眼科医院

古 野 史 郎

日産玉川病院

原 沢 佳代子

東京医科大学病院

二 羽 英 明

興和株式会社電機光学事業部

増 岡 邦 明

アラガンSKB株式会社ハンフリー眼科機器事業部

塚 田 央

株式会社トプコン医用機器事業部

医療安全用具部会 ME機器専門委員会 構成表

氏名

所属

(委員会長)

菊 地 眞

防衛医科大学校

井 出 正 男

武蔵工業大学

稲 葉 裕 俊

工業技術院標準部

小 川 契以知

東京都城東地域中小企業振興センター

齋 藤 正 男

東京大学医学部

都 築 正 和

東京大学附属病院

中 村 誠 一

財団法人機械電子検査検定協会

三 宅 信 弘

通商産業省機械情報産業局

澤 宏 紀

厚生省薬務局

市 河 鴻 一

株式会社アイカ

菊 川 武 明

日本電気三栄株式会社

小 島 正 男

社団法人日本電子機械工業会

坪 田 祥 二

株式会社東芝

竹 内 清

フクダ電子株式会社

楡 木 武 久

社団法人日本電子工業振興協会

保 坂 栄 弘

日本光電工業株式会社

山 根 巌

株式会社日立メディコ

柄 川 順

国立がんセンター病院

小 野 哲 章

三井記念病院

須 磨 幸 蔵

東京女子医科大学附属第二病院

早 川 弘 一

日本医科大学

古 幡 博

東京慈恵会医科大学

(事務局)

柾 谷 栄 吾

工業技術院標準部電気規格課

金 地 隆 志

工業技術院標準部電気規格課

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JIS T 1206:1992の国際規格分類一覧

  • 11.040.70

JIS T 1206:1992の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
T1001
-
T1002
-
T1005
-
T1011
医用電気機器用語(共通編)
Z8120
光学用語