JIST6002 : 2014 歯科用金属材料の腐食試験方法

JIS T 6002:2014の規格概要

この規格 T6002は、歯科で用いる金属材料の腐食試験方法について規定。歯科用器具,歯科用アマルガム及び歯科矯正装置には適用しない。

JIST6002 規格全文情報

規格番号
JIS T6002 
規格名称
歯科用金属材料の腐食試験方法
制定年月日
2005/03/25
最新改正日
2014/03/01
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

ISO 10271:2011(MOD)
国際規格分類

ICS

11.060.10
主務大臣
厚生労働
JISハンドブック
医療機器IV:2018
改訂:履歴
  • 2005-03-25制定日
  • 2009-10-01確認日
  • 2014-03-01改正日
  • 2018-10-25確認日

T 6002:2014

(1)

目 次

ページ

序文 P.1

1 適用範囲 P.1

2 引用規格 P.1

3 用語及び定義 P.2

4 試験方法 P.4

4.1 静的浸せき試験 P.4

4.2 電気化学的試験 P.6

4.3 硫化物による変色試験(反復浸せき) P.12

4.4 硫化物による変色試験(静的浸せき) P.14

4.5 定期的な分析を伴う静的浸せき試験 P.15

附属書A(参考)腐食試験方法の開発 P.19

参考文献 24

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 P.25

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T 6002:2014

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業

協同組合(JDMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本産業規格を改

正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が改正した日本産業規格であ

る。これによって,JIS T 6002:2005は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

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日本産業規格 JIS

T 6002:2014

歯科用金属材料の腐食試験方法

Corrosion test methods for dental metallic materials

序文

この規格は,2011年に第2版として発行されたISO 10271を基とし,技術的内容を変更して作成した日

本工業規格である。

腐食試験方法の開発を,附属書Aに示す。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1

適用範囲

この規格は,歯科で用いる金属材料(以下,金属材料という。)の腐食試験方法について規定する。

この規格は,歯科用器具,歯科用アマルガム及び歯科矯正装置には適用しない。

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 10271:2011,Dentistry−Corrosion test methods for metallic materials(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 8391-1 エアドライヤ−第1部:仕様及び試験

注記 対応国際規格:ISO 7183,Compressed-air dryers−Specifications and testing(IDT)

JIS K 1105 アルゴン

JIS K 1107 窒素

JIS K 8034 アセトン(試薬)

JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬)

JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)

JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)

JIS K 8726 乳酸(試薬)

JIS K 8891 メタノール(試薬)

JIS K 8949 硫化ナトリウム九水和物(試薬)

JIS R 3503 化学分析用ガラス器具

JIS R 3505 ガラス製体積計

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2

T 6002:2014

注記 対応国際規格:ISO 1042,Laboratory glassware−One-mark volumetric flasks(MOD)

JIS R 6253 耐水研磨紙

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1

歯科矯正装置(orthodontic appliance)

動的又は静的矯正治療に用いる歯科用機器。

3.2

破壊電位,Ep(breakdown potential)

それ以上の電位では,孔食若しくは隙間腐食,又は両方が始まり進行する電位。

3.3

腐食(corrosion)

金属材料の部分的若しくは全体的な破壊が生じるか,又はその性質が劣化するような,材料とその環境

との間の物理化学的相互作用。

3.4

腐食電位,Ecorr(corrosion potential)

使用する条件又はそれに極めて近い実験条件下で測定する開回路電位。

3.5

腐食生成物(corrosion product)

腐食によって生成した物質。

3.6

隙間腐食(crevice corrosion)

狭い隙間に関連して,隙間又はその近傍に生じる腐食。

3.7

電流密度(current density)

導体の単位面積当たりに流れる電流。

3.8

歯科用アマルガム(dental amalgam)

水銀をアマルガム用合金と練和することによって調製する充塡用材料。

3.9

動的浸せき試験(dynamic immersion test)

試料と腐食溶液との間で相対的な運動のある状態で,試料が溶液に暴露される試験。

3.10

電極電位(electrode potential)

試料と参照電極との間の電位差。

3.11

電解質(electrolyte)

イオンによって電流を通す溶液又は液体。

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JIS T 6002:2014の対応国際規格一覧

  • ISO 10271:2011(MOD)

JIS T 6002:2014の国際規格分類一覧

  • 11.060.10

JIS T 6002:2014の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
B8391-1
エアドライヤ-第1部:仕様及び試験
K1105
アルゴン
K1107
窒素
K8034
アセトン(試薬)
K8101
エタノール(99.5)(試薬)
K8150
塩化ナトリウム(試薬)
K8576
水酸化ナトリウム(試薬)
K8726
乳酸(試薬)
K8891
メタノール(試薬)
K8949
硫化ナトリウム九水和物(試薬)
R3503
化学分析用ガラス器具(追補1)
R3505
ガラス製体積計
R6253
耐水研磨紙