JIST6003 : 2005 歯科材料の色調安定性試験方法

JIS T 6003:2005の規格概要

この規格 T6003は、この規格は,歯科材料の色調安定性試験方法について規定する。

JIST6003 規格全文情報

規格番号
JIS T6003 
規格名称
歯科材料の色調安定性試験方法
制定年月日
2005/03/25
最新改正日
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

ISO 7491:2000(MOD)
国際規格分類

ICS

11.060.10
主務大臣
厚生労働
JISハンドブック
医療機器IV:2018
改訂:履歴
  • 2005-03-25制定日
  • 2009-10-01確認日
  • 2014-10-25確認日
  • 2019-10-25確認日

T 6003:2005

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業協同組合(JDMA)/財団法

人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本産業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標

準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が制定した日本産業規格である。

制定に当たっては,日本産業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本産業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 7491:2000,Dental materials−

Determination of colour stabilityを基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS T 6003には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表

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T 6003:2005

目 次

ページ

序文 P.1

1. 適用範囲 P.1

2. 引用規格 P.1

3. 試験方法 P.1

3.1 機器 P.1

3.2 手順 P.2

附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表 P.4

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日本産業規格 JIS

T 6003:2005

歯科材料の色調安定性試験方法

Dental materials−Determination of colour stability

序文 この規格は,2000年に第2版として発行されたISO 7491:2000,Dental materials−Determination of

colour stabilityを元に,対応する部分については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作

成した日本産業規格であるが,色調安定性試験について,対応国際規格に規定されている方法とは異なる

方法も選択可能とした。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧

表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。

1. 適用範囲 この規格は,歯科材料の色調安定性試験方法について規定する。

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD

(修正している),NEQ(同等でない)とする。

ISO 7491:2000,Dental materials−Determination of colour stability (MOD)

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水

JIS Z 8902 キセノン標準白色光源

ISO 4892-2 Plastics−Methods of exposure to laboratory light sources−Part 2:Xenon-arc sources

3. 試験方法

3.1

機器 機器は,次による。

a) 照射光源 色温度が5 000〜10 000 Kで,試料における照度が150 000 lxのキセノン中圧ランプ。ISO

4892-2によって測定したとき,照度の平均値からの偏差は,試料全面において常に±10 %以内でなけ

ればならない。キセノンランプと同等な性能であれば他の照射光源も適する。キセノンランプ及び紫

外線フィルタは,劣化によって照射強度が変化するので,通常1 500時間使用したら交換することが

望ましい。照度は,照度計で測定し調節することが望ましい。

b) 紫外線フィルタ ほうけい酸ガラス製で,透過率が300 nmより短波長では1 %より低く,370 nmよ

り長波長では90 %より高いもの。

c) テストチャンバ 次の構成からなるテストチャンバ。

1) 循環水槽 JIS K 0557のA2に適合する水が37±5 ℃に保たれ,試料上端の深さ10±5 mmに浸せ

きできる循環水槽。試料は,チャンバの底に平行に保持されていなければならない。

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2

T 6003:2005

2) 試料ホルダ 不透明材料製(好ましくは,金属製)で,直径50 mmまでの円板状試験片を保持でき

るもの(図1参照)。

単位 mm

1 押さえ板
2 基板
3 ねじ
4 スペーサ 寸法d,試料の厚さに応じて調節する。
備考 このホルダは,数個の試料用に製作してもよい。

図 1 円板状試験片用のホルダ

3.2

手順 手順は,次による。

a) 試験片の準備 試験片の寸法,作製方法,調製方法及び対照試験片の作製方法は,この規格を引用す

る個別の歯科材料規格による。

b) 照射試験 照射試験は,次の1)又は2)による。

1) 図1に示したホルダで試験片の半分をつかむか,又はすずはく(箔)若しくはアルミニウムはくで

試験片の半分を覆う。人工歯については,歯の長軸に平行に,すずはく又はアルミニウムはくで唇

側面又はきょう(頬)側面の半分を覆う。試験片を水槽中に置き,紫外線フィルタを適切に挿入し

たキセノンランプで24±1時間照射する。試験片に陰がかからないように注意する。

2) 試験片の半分を金属はくで覆い,直射日光に延べ10時間さらす。金属はくを外して暗所に5時間保

った後,露光した部分と露光しなかった部分とを色調比較する。人工歯については,6〜8歯を一組

とした同色,かつ,同形の人工歯二組をとり,各組とも右半分又は左半分を座板からはがして直射

日光に延べ10時間さらし,他の半分を座板についたまま包装箱に保存する。直射日光にさらしたも

のを再び元の座板に植付け,色調比較する。

c) 色調比較 正常な色覚をもつ3人の検査者が,各試験片の露光された半分と露光されていない半分,

及び非照射試験片との色の差を目視検査によって比較する。検査者が正常な色覚をもつことを,医師

又は他の適切に訓練された人が立証しなければならない。検査者は,視力矯正用の無着色レンズを装

着してもよい。目視による測定は,北の空の明るい散乱光を使用するか,又はJIS Z 8902に規定する

キセノン標準白色光源を用いて著しい色反射のない場所で行う。照度は,1 000 〜2 000 lxとする。

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JIS T 6003:2005の対応国際規格一覧

  • ISO 7491:2000(MOD)

JIS T 6003:2005の引用国際規格一覧

  • ISO 4892-2

JIS T 6003:2005の国際規格分類一覧

  • 11.060.10

JIS T 6003:2005の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
K0557
用水・排水の試験に用いる水
Z8902
キセノン標準白色光源