この規格ページの目次
JIS T 6006:2018 規格概要
この規格 T6006は、アルミニウム標準を参照したアナログ式又はデジタル式のX線検出法による歯科材料のX線造影性の試験方法について規定。
JIST6006 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T6006
- 規格名称
- 歯科材料のX線造影性試験方法
- 規格名称英語訳
- Dentistry -- Test Method for Determining Radio-Opacity of Materials
- 制定年月日
- 2018年2月1日
- 最新改正日
- 2018年2月1日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 13116:2014(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 11.060.10
- 主務大臣
- 厚生労働
- JISハンドブック
- 医療機器 IV 2018
- 改訂:履歴
- 2018-02-01 制定
- ページ
- JIS T 6006:2018 PDF [9]
T 6006 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 要求事項・・・・[1]
- 5 サンプリング・・・・[2]
- 6 試験装置及び器具・・・・[2]
- 6.1 試験体作製用の型・・・・[2]
- 6.2 マイクロメータなどの測定器具・・・・[2]
- 6.3 アルミニウムステップウェッジ・・・・[2]
- 6.4 歯科用X線発生装置・・・・[2]
- 6.5 歯科用X線検出装置・・・・[2]
- 7 試験条件及び試験方法・・・・[3]
- 7.1 試験条件・・・・[3]
- 7.2 試験体の作製・・・・[3]
- 7.3 アナログ装置(アナログ法)による試験方法・・・・[3]
- 7.4 デジタル装置(デジタル法及びイメージングプレート法)による試験方法・・・・[4]
- 8 試験結果の処理・・・・[4]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS T 6006 pdf 1] ―――――
T 6006 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業協同組合(JDMA)及び一
般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS T 6006 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 6006 : 2018
歯科材料のX線造影性試験方法
Dentistry-Test Method for Determining Radio-Opacity of Materials
序文
この規格は,2014年に第1版として発行されたISO 13116を基とし,試験装置の図の追加など規格利用
者の利便性を図るため,一部技術的な内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
この規格における試験方法は,臨床的に意味のあるレベルのX線造影性の識別を想定して設計されてお
り,バックグラウンドノイズ,X線出力,グレースケール補正,画像強調などのX線造影性の正確な固有
の値に影響を及ぼす要因は考慮していない。これらの要因は,X線造影性の値を変化させる場合もあるが,
アルミニウムの内部標準のような標準的な厚さを比較する相対的な順位付けを変えることはないと認識さ
れている。
1 適用範囲
この規格は,アルミニウム標準を参照したアナログ式又はデジタル式のX線検出法による歯科材料のX
線造影性の試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 13116:2014,Dentistry−Test Method for Determining Radio-Opacity of Materials(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
ISO 1942,Dentistry−Vocabulary
ISO 3665,Photography−Intra-oral dental radiographic film and film packets−Manufacturer specifications
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,ISO 1942による。
4 要求事項
この規格は,X線造影性の合否を判定するものではない。製造販売業者が,材料のX線造影性を標ぼう
(榜)する場合に,箇条7によって試験したときのX線造影性は,該当する製品の規格の要求事項に規定
――――― [JIS T 6006 pdf 3] ―――――
2
T 6006 : 2018
する値を満足するものでなければならない。
注記 アルミニウムは,象牙質と等価なX線造影性をもつので,厚さ1 mmのアルミニウムと等価な
X線造影性をもつ厚さ1 mmの材料は,象牙質と等価なX線造影性をもっている。
5 サンプリング
該当する製品の規格のサンプリング手順による。
注記 通常,試験体は一つのバッチ又はロットから規定の試験を行うのに十分な量を採取する必要が
ある。試験試料は小売用の包装から採取される。
6 試験装置及び器具
6.1 試験体作製用の型
型の詳細は,該当する製品の規格による。この試験に用いる試験体作製用の典型的な型は,厚さ0.52.5
mmで,直線的で直角のエッジをもつものである。試験体は,均質で,均一な厚さであることが必要であ
るが,形状及び寸法は,計測のために十分な面積があり,かつ,X線フィルム又はセンサのほぼ中央に設
置できるものであればよい。
注記1 円盤状の試験体は,直径10 mmが適切である。
注記2 X線造影性が高い材料(例えば,ジルコニアを含むもの)は,最大厚さが1.5 mmまでの薄い
試験体が望ましく,X線造影性が低い材料は,肉厚の試験体が望ましい。
6.2 マイクロメータなどの測定器具
測定器具は,読み及び精度が,0.01 mm以上のものとする。
6.3 アルミニウムステップウェッジ
アルミニウムの純度が質量分率98 %以上,銅の質量分率0.1 %未満,鉄の質量分率1.0 %未満で,長さ
50 mm×幅20 mm,厚さが0.55.0 mmで等間隔のステップをもつものとする(図1参照)。各ステップの
厚さは,マイクロメータを用いて0.01 mmの精度で計測する。
注記 長さ及び幅は,この規格の利用者の都合に合わせて調整しても差し支えない。
アルミニウムステップウェッジの各ステップの厚さの差は,約0.5 mmが推奨される。アルミニウムス
テップウェッジは,全ての厚さの階段面がX線フィルムに対して平行で,かつ,X線源に対して垂直にす
る。
図1−アルミニウムステップウェッジ概略図
6.4 歯科用X線発生装置
総ろ過がアルミニウム当量1.52 mm,管電圧60±10 kVで操作可能で,適切な附属装置付きのものを
使用する。この装置は,アナログ式及び/又はデジタル式のX線検出装置と組み合わせて使用する。
6.5 歯科用X線検出装置
――――― [JIS T 6006 pdf 4] ―――――
3
T 6006 : 2018
歯科用X線検出装置は,次による。
注記 試験材料のX線造影性を決定するために,次の3種類の検出法の中の1種類を用いることがで
きる。
6.5.1 アナログ法
6.5.1.1 歯科用X線フィルム
ISO 3665の規定による感度D,E又はFのフィルム,及び製造販売業者の使用説明書に従って新たに調
製した現像液・定着液を用いる。
6.5.1.2 写真濃度計
白色光を用い,分解能0.01で03.0の光学濃度を測定できるもの。ゼロ点及び既知の精度±0.01の参照
フィルム(光学濃度2.5±0.5)を用いて,写真濃度計の口径を2.0±0.1 mmとして校正する。写真濃度計
は,30分間にわたり光学濃度(2.5±0.5)で±0.01で安定するように調整するか又は濃度読取りごとに再
校正しなければならない。
6.5.2 デジタル法
6.5.2.1 口内X線センサ
適切なソフトウェアで校正した口内X線センサを用いる。
6.5.2.2 グレイ値を解析できるソフトウェア
グレイ値±1の精度をもち,口内センサと互換性のあるソフトウェア1) を用いる。
注1) アドビ フォトショプ(Adobe Photoshop)が適する市販製品の例である。この情報は,この規格
の利用者の便宜のために提供するものであって,この規格がこの製品を推奨するものではない。
6.5.3 イメージングプレート法
6.5.3.1 蛍光イメージングプレート
試験体及びアルミニウムステップウェッジを置くのに適したサイズのプレートを用いる。
6.5.3.2 デジタルスキャナ
イメージングプレートに適合したスキャナを用いる。
6.5.3.3 グレイ値を解析できるソフトウェア
グレイ値±1の精度をもち,デジタルスキャナと互換性のあるソフトウェア1) を用いる。
7 試験条件及び試験方法
7.1 試験条件
該当する製品の規格で規定する試験条件を用いる。
7.2 試験体の作製
該当する製品の規格の手順に従って試験体を準備する。6.2に規定する測定器具を用いて全ての試験体の
厚さを測定する。測定領域における試験体の厚さの誤差は,0.05 mm未満でなければならない。試験体の
厚さは,該当する製品の規格に適合する厚さとする。
7.3 アナログ装置(アナログ法)による試験方法
a) 線源(6.4)をX線フィルム(6.5.1.1)に対して垂直に配置する。試験体及びアルミニウムステップ
ウェッジ(6.3)をX線フィルムの中央で,垂直に接触するように配置する。
b) 線源からフィルムまでの距離を300400 mmとし,試験体,アルミニウムステップウェッジ及びフ
ィルムに,管電圧60±10 kVでX線を照射する。照射時間は,現像定着処理後に試験体及びアルミニ
ウムの近傍領域の光学濃度が1.52.0の間に収まるようにする。
――――― [JIS T 6006 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS T 6006:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 13116:2014(MOD)