JIS T 6527:2012 歯科複模型用印象材

JIS T 6527:2012 規格概要

この規格 T6527は、歯科複模型用印象材について規定。

JIST6527 規格全文情報

規格番号
JIS T6527 
規格名称
歯科複模型用印象材
規格名称英語訳
Dental duplicating materials for model
制定年月日
2012年3月1日
最新改正日
2016年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 14356:2003(MOD)
国際規格分類

ICS

11.060.10
主務大臣
厚生労働
JISハンドブック
医療機器 IV 2018
改訂:履歴
2012-03-01 制定日, 2016-10-25 確認
ページ
JIS T 6527:2012 PDF [18]
                                                                                   T 6527 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  5.1 溶解温度(タイプ1に適用)・・・・[2]
  •  5.2 注入温度(タイプ1に適用)・・・・[2]
  •  5.3 構成材料の色調(タイプ2に適用)・・・・[2]
  •  5.4 細線再現性・・・・[2]
  •  5.5 埋没材又は石こうとの適合性・・・・[2]
  •  5.6 弾性回復・・・・[2]
  •  5.7 引裂き強さ・・・・[3]
  •  6 試料の採取・・・・[3]
  •  7 試験方法・・・・[3]
  •  7.1 試験条件・・・・[3]
  •  7.2 溶解温度(タイプ1に適用)・・・・[3]
  •  7.3 細線再現性試験・・・・[3]
  •  7.4 埋没材又は石こうとの適合性試験・・・・[5]
  •  7.5 弾性回復・・・・[6]
  •  7.6 引裂き強さ試験・・・・[9]
  •  8 包装・・・・[10]
  •  9 表示及び添付文書・・・・[11]
  •  9.1 表示・・・・[11]
  •  9.2 添付文書・・・・[11]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 6527 pdf 1] ―――――

T 6527 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業協同組合(JDMA)及び財
団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 6527 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 6527 : 2012

歯科複模型用印象材

Dental duplicating materials for model

序文

  この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 14356を基とし,引裂き強さの規格値の変更,弾性
回復試験機の追加などの技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,歯科複模型用印象材(以下,印象材という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 14356:2003,Dentistry−Duplicating material(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ
ータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条
JIS T 6601 歯科鋳造用石こう(膏)系埋没材
注記 対応国際規格 : ISO 7490:2000,Dental gypsum-bonded casting investments(MOD)
JIS T 6605 歯科用硬質石こう(膏)
注記 対応国際規格 : ISO 6873:1998,Dental gypsum products(MOD)
JIS T 6608 歯科鋳造用りん酸塩系埋没材
注記 対応国際規格 : ISO 9694:1996,Dental phosphate-bonded casting investments(MOD)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

――――― [JIS T 6527 pdf 3] ―――――

2
T 6527 : 2012
3.1
複模型用印象材(duplicating material)
主模型を複製するために用いる弾性印象材。
3.2
複模型用可逆性印象材(reversible duplicating material)
加熱によって,弾性のあるゲル状態から注入可能なちょう(稠)度をもつゾル状態へ変わり,冷却によ
ってゲル状態になり,繰返し使用が可能な材料。
3.3
複模型用不可逆性印象材(non-reversible duplicating material)
注入可能なちょう度をもつ状態からゲル又はゴム状に変わり,繰返し使用が不可能な材料。
3.4
有効硬化時間(effective setting time)
複模型用不可逆性印象材を練和し始めたときから,又は他の方法で化学反応を開始させたときから測定
して,製造販売業者が指定する性質(弾性,硬さなど)を発現するまでの時間。
3.5
主模型(master model)
歯列弓印象の中に石こうなどを注入することによって作られる,歯列弓の硬組織及び軟組織の模型,又
は軟組織の模型。

4 種類

  種類は,次による。
a) タイプ1 複模型用可逆性印象材
b) タイプ2 複模型用不可逆性印象材

5 品質

5.1 溶解温度(タイプ1に適用)

  溶解温度は,7.2によって試験したとき,製造販売業者が指定する温度を超えてはならない。

5.2 注入温度(タイプ1に適用)

  注入温度は,54 ℃を超えてはならない。

5.3 構成材料の色調(タイプ2に適用)

  構成材料は,完全に練和されたかが分かるように,対照的な色調でなければならない。

5.4 細線再現性

  印象材は,7.3によって試験したとき,テストブロック(図1)上に刻んだb線を,2本のd線の間の全
長にわたって,再現しなければならない。また,2本のd線も完全に再現しなければならない。

5.5 埋没材又は石こうとの適合性

  印象材は,7.4によって試験したとき,注入した埋没材又は石こうから容易に分離し,かつ,滑沢な面を
与えなければならない。また,埋没材又は石こうは,2本のd線(図1)間の全長にわたってc線を再現し
なければならない。

5.6 弾性回復

  弾性回復は,7.5によって試験したとき,96.50 %以上でなければならない。

――――― [JIS T 6527 pdf 4] ―――――

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T 6527 : 2012

5.7 引裂き強さ

  引裂き強さは,7.6によって試験したとき,タイプ1については,0.20 N/mm以上であり,タイプ2につ
いては,1.0 N/mm以上でなければならない。

6 試料の採取

  試料は,同一ロットから採取し,その量は,繰返し試験を含めて,規定した全ての試験を完了するのに
十分な量でなければならない。

7 試験方法

7.1 試験条件

  試験は,全て23±2 ℃,相対湿度(50±10)%の環境で行う。全ての材料及び機器は,試験前に同一条
件にしておく。

7.2 溶解温度(タイプ1に適用)

7.2.1  手順
700 mL以上の材料を製造販売業者が指定する方法によって溶解し,全体に塊及び粒がなくなったときの
温度を測定する。
7.2.2 評価
7.2.1によって得られた溶解温度を,製造販売業者が指定する温度と比較する。

7.3 細線再現性試験

7.3.1 試験器具 試験器具は,次による。
a) 細線再現性試験及び埋没材又は石こうとの適合性試験用器具(図1参照)
1) テストブロック JIS G 4303に規定するSUS316,又は印象材に侵されない材料。
2) リング型 JIS H 3100に規定するC2600C4640,又はプラスチックなどの印象材に侵されない材
料。
3) 細線面 JIS B 0601に規定する表面粗さ0.1 μmRa以下で,かつ,きずがないもの。
4) その他の表面 JIS B 0601に規定する表面粗さ0.4 μmRa以下。
b) 恒温器 35±2 ℃に保つことができるもの。
c) ガラス板 平滑でリング型を完全に覆う大きさのもの。
d) 拡大鏡 412倍に拡大できるもの。
e) 冷却用水槽 印象材を冷却する,製造販売業者指定によるもの。
f) 分離剤 シリコーングリースなど。
g) タルク粉
h) ポリエチレンシート
7.3.2 手順
手順は,次による。
a) テストブロックは,使用前に超音波洗浄器を用いて洗浄し,テストブロック及びリング型は,恒温器
中で35±2 ℃に維持する。
b) 細線テストブロックに印象材が接着する場合には,軽くタルク粉をかけ,余分な粉は除去する。
c) リング型は,分離剤を薄く塗布しておく。
d) 35±2 ℃の恒温にしたテストブロックとリング型とを合わせて,この中に製造販売業者が指定する方

――――― [JIS T 6527 pdf 5] ―――――

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JIS T 6527:2012の引用国際規格 ISO 一覧

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JIS T 6527:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 6527:2012の関連規格と引用規格一覧