この規格ページの目次
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T 6527 : 2012
単位 mm
図4−固定リング及び金属割型
7.6 引裂き強さ試験
7.6.1 試験器具 試験器具は,次による。
+0.1
a) 試験片作製用型 図5に示した寸法の試験片を作製するための型。試験片厚さは,4.0 0 mmで,V
ノッチの頂点の半径は,0.4±0.03 mmである。
注記 試験片作製用型は,図5に示した形・寸法の機械加工原型を最初に作製し,その原型を用い
て餅状又は流し込みレジンで作製することができる。
b) ガラス板 約154 mm×75 mm×12 mmの大きさで型を完全に覆うことのできるもの2枚。
c) 恒温器 型及びガラス板を35±2 ℃に保つことができるもの。
d) 引張試験機 少なくとも500 Nの引張力を加えることができる機械。
注記 この試験で試験片をつかむには,機械的に調節できるグリップ,又は空気圧で作用するグリ
ップが用いられる。また,試験片を効果的につかむために,P240の耐水研磨紙(JIS R 6253
参照)を用いる場合もある。
e) 冷却用水槽 印象材を冷却する製造販売業者指定によるもの。
f) 厚さ計 0.02 mmの単位で計測できるもの。
g) ポリエチレンシート 154 mm×75 mm×0.035 mmのもの。
7.6.2 試験片の作製
試験片の作製は,次による。
a) 試験片作製用型及び厚いガラス板を恒温器に入れて35±2 ℃に調整する。
b) 35±2 ℃に調整した乾いたガラス板の上に型を置き,タイプ2の場合には,ガラス板上にポリエチレ
ンシートを置く。製造販売業者が指定する方法で溶解調整,又は練和した印象材を少しあふれる程度
に充し,直ちに2枚目の厚いガラス板を圧接する。
c) タイプ1は,製造販売業者が指定した時間冷却用水槽で冷却してから,タイプ2は,製造販売業者が
指定した時間放置してから,型から試験片を取り出す。
――――― [JIS T 6527 pdf 11] ―――――
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T 6527 : 2012
7.6.3 手順
手順は,次による。
a) 試験片のVノッチに最も近い正中線上の点で厚みを厚さ計を用いて0.1 mm単位まで測定する。
b) 試験片を取り出してから45秒以内に引張試験機で,クロスヘッド速度毎分500 mmで試験片の破壊が
起きるまで引張力を加える。
c) 引裂き強さは,次の式によって求める。
Ts F
d
ここに, Ts : 引裂き強さ(N/mm)
F : 最大荷重(N)
d : 試験片厚さ(mm)
7.6.4 評価
評価は,次による。
a) 試験は,5個の試験片について行い,4個以上が5.7に適合したときに,合格とする。
b) 2個以下の試験片が,5.7に適合したときは,不合格とする。
c) 3個の試験片が,5.7に適合したときは,再度試験を行って,5個全てが5.7に適合したときに,合格
とする。
単位 mm
図5−引裂き強さ試験用の試験片を作製するための原型
8 包装
包装は,内容物の汚染又は漏れが起きないものでなければならない。
――――― [JIS T 6527 pdf 12] ―――――
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T 6527 : 2012
9 表示及び添付文書
9.1 表示
印象材の包装には,次の事項を表示しなければならない。
a) 製品名
b) 種類
c) 主要成分(タイプ2の場合)
d) 内容量
e) 使用期限及び保管条件
f) 製造販売業者名及び所在地
g) 製造番号又は製造記号
h) その他の法定表示事項
9.2 添付文書
9.2.1 タイプ1及びタイプ2の記載事項
タイプ1及びタイプ2には,次の事項を記載した文書を添付しなければならない。
a) 保管条件
b) 種類
c) 注入後に要求される空冷及び/又は水冷についての方法,温度及び時間。
d) 型から主模型を取り出す方法。
e) その他の法定記載事項
9.2.2 タイプ1だけの記載事項
タイプ1には,次の事項を記載した文書を添付しなければならない。
a) 溶解温度
b) 注入温度及び保温温度
c) ゲル化温度(JIS T 6512の7.8参照)
9.2.3 タイプ2だけの記載事項
タイプ2には,次の事項を記載した文書を添付しなければならない。
a) 構成材料の混合比
b) 練和方法及び練和時間(該当する場合)
c) 有効硬化時間
d) 練和された材料が注入可能状態を保つ時間に影響し得る因子(例えば,材質の経時変化,室温の変動,
練和速度,湿度など)。
参考文献 JIS R 6253 耐水研磨紙
JIS T 6512 歯科用寒天印象材
――――― [JIS T 6527 pdf 13] ―――――
T6
3
附属書JA
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(参考)
7 : 2
JISと対応国際規格との対比表
0 1
1
JIS T 6527:2011 歯科複模型用印象材 ISO 14356:2003 Dentistry−Duplicating material
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
3 用語及 3.1 ブロックアウト 削除 16件の用語及び定義を削除し JISでは定義の必要がないため。
び定義 3.2 二重鍋 た。
3.6 複製プロセス
3.8 機能寿命
3.9 ゲル化
3.10 直接容器
3.11 初期硬化時間
3.12 埋没材
3.14 融解する
3.15 外装
3.16 注入温度
3.17 主容器
3.18 耐火材
3.19 スラリ
3.20 保管,貯蔵
3.21 保存する
3.4 製造販売業者が指 − 追加 JISの内容を追加した。 性質の根拠を明確にした。
定する
5 品質 5
5.1 一般 削除 項目を削除。 JISでは必要なしとした。
5.7 引裂き 0.20 N/mm以上 5.8 引裂き強さ 変更 引裂き強さの規格値を変更し 市場に十分受け入れられている
強さ 0.3 N/mm以上 た。 製品の性能を考慮した。
――――― [JIS T 6527 pdf 14] ―――――
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 番号 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
5.9 抗菌性 削除 項目を削除。 組成及び臨床使用方法並びに細
菌学的見地から検討し,JISには
規定しない。
7.2 機器作動の検証 削除 項目を削除。 JISでは必要なしとした。
7.3 試料準備及び試験 削除 項目を削除。 JISでは必要なしとした。
7.4 合否判定 削除 項目を削除。 各試験項目中で規定した。
7.5 試験結果の表現 削除 項目を削除。 JISでは必要なしとした。
7.2.1 溶解方法を記載 8.1.2 − 追加 溶解方法を追加した。 溶解方法の規定が必要である。
7.3 細線再 試験器具 8.2 細線再現性試験 変更 JISのリング型は,保持具を用他の印象材に用いる器具と同一
現性試験 機器及び材料 いない形状に変更し,図1も変の形状にした。
更した。
追加 試験用型の材質及び細線面に JISに規定されているため。
ついては,JISを引用した。
7.4 埋没材 試験器具 8.3 耐火埋没材(及び石こう 追加 試験用型の材質については, JISに規定されているため。
又は石こ −該当する場合)との適 JISを引用した。
うとの適 合性試験
合性試験
7.5 弾性回 試験器具 8.4 弾性回復試験 変更 JIS T 6512に規定の金型に変 規格利用者の利便性を考慮した。
復 試料作製用型 更した。
試験装置 選択 ISO規格に規定のものとJIS T 選択適用可能とした。
6512及びJIS T 6513に規定の
弾性回復試験機とを併記した。
追加 ダイヤルゲージは,JISを引用JISに規定されているため。
した(図2)。
参考として手順を図示した。 規格利用者の利便性を考慮した。
8.6 抗菌性試験 削除 項目を削除。 組成及び臨床使用方法並びに細
菌学的見地から検討し,JISには
T6
規定しない。
52
図4 固定リ “19±0.5” 図5 “18.5” 変更 JISでは,図中の寸法を変更し同じ型を用いる他のJIS(JIS T
7 : 2
ング及び金 “深さ0.75” “深さ1.0” た。 6505,JIS T 6512)に整合した。
0
属割型 技術的差異はない。
1
1
3
――――― [JIS T 6527 pdf 15] ―――――
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JIS T 6527:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14356:2003(MOD)
JIS T 6527:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS T 6527:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISG4303:2012
- ステンレス鋼棒
- JISG4303:2021
- ステンレス鋼棒
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JIST6601:2013
- 歯科鋳造用石こう(膏)系埋没材
- JIST6605:2005
- 歯科用硬質石こう(膏)
- JIST6608:2001
- 歯科鋳造用りん酸塩系埋没材