JIST6605 : 2005 歯科用硬質石こう(膏)

JIS T 6605:2005の規格概要

この規格 T6605は、微粉砕された硫酸カルシウムの半水和物を主成分とし,必要に応じ調整材及び着色材を含み,陰型,模型又は歯型の作製及び義歯埋没用に用いる歯科用硬質石こう(膏)について規定。

JIST6605 規格全文情報

規格番号
JIS T6605 
規格名称
歯科用硬質石こう(膏)
制定年月日
1954/11/02
最新改正日
2005/03/25
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

ISO 6873:1998(MOD)
国際規格分類

ICS

11.060.10
主務大臣
厚生労働
JISハンドブック
改訂:履歴
  • 1954-11-02制定日
  • 1957-11-01改正日
  • 1960-11-01確認日
  • 1964-02-15確認日
  • 1966-05-01確認日
  • 1969-05-06確認日
  • 1973-02-28確認日
  • 1976-08-01改正日
  • 1980-01-12確認日
  • 1987-03-27改正日
  • 1994-02-17改正日
  • 2005-03-25改正日
  • 2009-10-01確認日
  • 2014-10-25確認日
  • 2019-10-25確認日

T 6605:2005

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業

協同組合(JDMA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本産業規格を改正すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が改正した日本産業規格である。これに

よって,JIS T 6605:1994は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,国際規格に整合した日本産業規格を作成するため,ISO 6873:1998,Dental gypsum

productsを基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS T 6605には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表

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T 6605:2005

目 次

ページ

序文 P.1

1. 適用範囲 P.1

2. 引用規格 P.1

3. 種類 P.1

4. 品質 P.1

4.1 外観 P.1

4.2 硬化時間 P.1

4.3 線硬化膨張 P.1

4.4 圧縮強さ P.1

4.5 細線再現性 P.2

5. 試験方法 P.2

5.1 サンプリング P.2

5.2 試験条件 P.2

5.3 練和方法 P.2

5.4 硬化時間試験 P.2

5.5 線硬化膨張試験 P.3

5.6 圧縮強さ試験 P.6

5.7 細線再現性試験 P.6

6. 表示 P.8

7. 説明書 P.9

附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表 P.10

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日本産業規格 JIS

T 6605:2005

歯科用硬質石こう(膏)

Dental stone

序文 この規格は,1998年に第2版として発行されたISO 6873,Dental gypsum products を元に,対応す

る部分については,原国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本産業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。変更の一

覧表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。

1. 適用範囲 この規格は,微粉砕された硫酸カルシウムの半水和物を主成分とし,必要に応じ調整材及

び着色材を含み,陰型,模型又は歯型の作製及び義歯埋没用に用いる歯科用硬質石こう(膏)(以下,石こ

うという。)について規定する。

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD

(修正している),NEQ(同等でない)とする。

ISO 6873:1998,Dental gypsum products (MOD)

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は, その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 7503 ダイヤルゲージ

ISO 3696 Water for analytical laboratory use−Specification and test methods

3. 種類 石こうの種類は,次による。

タイプ1 硬質石こう(膏),模型用

タイプ2 硬質石こう(膏),歯型用

タイプ3 超硬質石こう(膏),歯型用

4. 品質

4.1

外観 粉末は,目視で試験したとき,品質が均一で異物又は塊を含まず,製造業者が指定する方法

で練和したとき,均一な練和物が得られなければならない。

4.2

硬化時間 硬化時間は,5.4によって試験したとき,すべての材料は,7. c) で製造業者から示された

数値に対して20 %以内でなければならない。製造業者が硬化時間を範囲で示している場合には,この範囲

の中間値の20 %以内でなければならない。

4.3

線硬化膨張 線硬化膨張は,5.5 によって試験したとき,表1による。

4.4

圧縮強さ 圧縮強さは,5.6 によって試験したとき,表1による。

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2

T 6605:2005

4.5

細線再現性 細線再現性は,5.7 によって試験したとき,図4 a) テストブロック中の線a が再現で

きなければならない。

表 1

タイプ

線硬化膨張

%

圧縮強さ

MPa

1

0〜0.20

20.0以上35.0未満

2

0.16〜0.30

35.0以上

3

0〜0.15

35.0以上

5. 試験方法

5.1

サンプリング 試験に用いる石こうは,製造業者から示された使用期限を過ぎていてはならない。

同一ロットの製品とし,既に開封された容器又は壊れた容器の中の粉末を用いてはならない。

5.2

試験条件 石こうの練和及び試験は,すべて23±2 ℃,相対湿度 (50±10) %の環境下で行う。練和

及び試験に用いる器具並びに器械は,すべて汚れがなく乾燥していて石こう粒子が付着していてはならな

い。試験をはじめる前に試験材料及び試験器具は,少なくとも15時間,試験温度に保たれていなければな

らない。

5.3

練和方法 練和方法は,次による。

a) 練和は,製造業者が指定する混水比で,必要量の粉末(質量)及び必要量の水(体積)を計量する。

製造業者が範囲で指定している場合には,中間値を用いる。

b) 練和方法は,製造業者が指定する方法で行う。

なお,練和開始時間は,石こう粉末を水に加え始めたときとする。

c) 練和に用いる水は,水道法の規定に基づく水質基準に関する水道水又はISO 3696に規定する水を用い

る。

5.4

硬化時間試験

5.4.1

器具 器具は,次による。

a) ビカー針装置 次の事項に適合するビカー針装置(図1参照)

1) 長さ約50 mm,直径1±0.05 mmの円形断面のビカー針 (C)。

2) 長さ約270 mm,直径約10 mmのロッド (B)。

3) 追加のおもり (A),ロッド (B) 及びビカー針 (C) の全質量は,300±1 gでなくてはならない。

4) ミリメートル目盛のスケール (D)

b) ガラス板 約100×100 mmの汚れのない乾燥した平滑なガラス板 (I)

c) 硬化時間測定用リング型 内径20 mm,高さ30 mmの円筒形で,耐食性で非吸水性の材質からなり,

汚れのない乾燥したリング型 (G)。

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JIS T 6605:2005の対応国際規格一覧

  • ISO 6873:1998(MOD)

JIS T 6605:2005の引用国際規格一覧

  • ISO 3696

JIS T 6605:2005の国際規格分類一覧

  • 11.060.10

JIS T 6605:2005の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
B7503
ダイヤルゲージ