JIS T 8020:2020 熱及び火炎に対する防護服―放射熱ばく露による防護服材料の性能評価

JIS T 8020:2020 規格概要

この規格 T8020は、熱及び火炎に対する防護服に使用する材料が放射熱ばく露を受けた場合の挙動を測定するための二つの試験方法(A法及びB法)について規定。

JIST8020 規格全文情報

規格番号
JIS T8020 
規格名称
熱及び火炎に対する防護服―放射熱ばく露による防護服材料の性能評価
規格名称英語訳
Protective clothing -- Protection against heat and fire -- Method of test:Evaluation of materials and material assemblies when exposed to a source of radiant heat
制定年月日
2005年12月25日
最新改正日
2020年3月25日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6942:2002(MOD)
国際規格分類

ICS

13.340.10
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2005-12-25 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-26 確認日, 2020-03-25 改正
ページ
JIS T 8020:2020 PDF [14]
                                                                                   T 8020 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  4.1 A法・・・・[2]
  •  4.2 B法・・・・[2]
  •  5 装置・・・・[2]
  •  5.1 概要・・・・[2]
  •  5.2 放射熱源・・・・[3]
  •  5.3 試験片ホルダ・・・・[4]
  •  5.4 熱量計・・・・[4]
  •  5.5 温度記録装置・・・・[6]
  •  5.6 装置の設置場所・・・・[6]
  •  6 サンプリング・・・・[6]
  •  7 試料調整条件及び試験環境・・・・[6]
  •  7.1 試料調整条件・・・・[6]
  •  7.2 試験環境・・・・[6]
  •  7.3 入射熱流束レベル・・・・[6]
  •  8 試験方法・・・・[6]
  •  8.1 予備測定・・・・[6]
  •  8.2 放射熱源の校正・・・・[7]
  •  8.3 A法の試験方法・・・・[7]
  •  8.4 A法の評価・・・・[7]
  •  8.5 B法の試験方法・・・・[8]
  •  8.6 B法の評価・・・・[8]
  •  9 試験報告・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 8020 pdf 1] ―――――

T 8020 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
日本保安用品協会(JSAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業
規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が
改正した日本産業規格である。これによって,JIS T 8020:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 8020 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
T 8020 : 2020

熱及び火炎に対する防護服−放射熱ばく露による防護服材料の性能評価

Protective clothing-Protection against heat and fire-Method of test:Evaluation of materials and material assemblies when exposed to a sourceof radiant heat

序文

  この規格は,2002年に第3版として発行されたISO 6942を基とし,使用上の利便性を考慮するため技
術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,熱及び火炎に対する防護服に使用する材料が放射熱ばく露を受けた場合の挙動を測定する
ための二つの試験方法(A法及びB法)について規定する。これらの試験は,放射熱に対する防護を目的
とする防護服に使用する代表的な単層又は多層生地に対して行う。また,これらの試験は,材料の構成に
も適用する。構成とは,内衣を伴う又は伴わない熱防護服を構成する材料の組合せとする。
A法は,放射熱ばく露を受けた後の材料の外観変化の評価を行う。また,B法では材料の防護性能を測
定する。材料の試験は,A法及びB法の両方,又はいずれか一方によって行うことができる。
これら二つの方法は,材料の分類に利用することができる。ただし,防護服材料として妥当かどうかを
判断するためには,その他の基準も考慮しなければならない。
試験は室温で行うため,その結果は必ずしも,それを上回る周囲温度での材料の挙動には相当せず,試
験対象となる材料で作られた防護服の性能予測の適用範囲は限られる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6942:2002,Protective clothing−Protection against heat and fire−Method of test: Evaluation of
materials and material assemblies when exposed to a source of radiant heat(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
IEC 60584-1,Thermocouples−Part 1: EMF specifications and tolerances

――――― [JIS T 8020 pdf 3] ―――――

2
T 8020 : 2020

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
熱伝達レベル(heat transfer levels)
この規格で規定した熱量計が,試験開始温度から任意の温度に到達するまでの時間。代表的なものとし
て次に示すものがある。
a) 時間t12 熱量計の温度を12 ℃±0.1 ℃上昇させるのに必要な時間(秒)。
b) 時間t24 熱量計の温度を24 ℃±0.2 ℃上昇させるのに必要な時間(秒)。
3.2
熱伝達因子(TF)(heat transmission factor)
放射熱源にさらされた試験片を通しての熱伝達率の値。入射熱流束に対する透過熱流束の比率で表す。
3.3
試験片(test specimen)
実際に使用する順序及び方向に配置した生地などの全層。内衣を防護構成に含む場合には,内衣の構成
を含める。
3.4
入射熱流束(incident heat flux density)
試験片のばく露面への単位時間及び単位面積当たりの入射エネルギー量。単位は,kW/m2で表す。
3.5
放射熱伝達指数(RHTI)(radiant heat transfer index)
この規格で規定した熱量計が,試験開始温度から防護服の製品規格に規定する温度に到達するまでの時
間を基にした指数。
3.6
試験片の外観変化(change in appearance of the specimen)
材料の外観における全ての変化。
例 収縮,炭化物の形成,変退色,焦げ,赤熱,溶融など

4 原理

4.1 A法

  試験片を自立形フレーム(試験片ホルダ)に固定し,一定レベルの放射熱に一定時間ばく露する。放射
熱のレベルは,試験片と放射熱源との間の距離を調節することによって設定する。ばく露後に,試験片及
び試験片を構成する各層について外観変化を観察する。

4.2 B法

  試験片を自立形フレーム(試験片ホルダ)に固定し,一定レベルの放射熱に一定時間ばく露する。熱量
計の温度が12 ℃及び24 ℃上昇するのに要した時間を記録し,放射熱伝達指数として表す。熱伝達因子の
比率(%)を温度上昇データから算出し,同様に記録する。

5 装置

5.1 概要

  試験装置は,次の部分によって構成され,いずれの試験方法においてもこれらを使用する。

――――― [JIS T 8020 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
T 8020 : 2020
− 放射熱源
− 試験用フレーム
− 試験片ホルダ
B法については,次の装置を追加する。
− 熱量計
− 温度測定及び記録装置

5.2 放射熱源

  放射熱源は,次の特性を備えた6本の炭化けい素(SiC)加熱ロッド(以下,加熱ロッドという。)で構
成したものとする。
− 全長 350 mm±2 mm
− 加熱部の長さ 150 mm±2 mm
− 直径 8.0 mm±0.1 mm
− 電気抵抗 3.9 Ω±15 %
ただし,加熱部の長さは,178 mm±2 mmでもよい。直径は,10 mm±0.1 mmでもよい。
これらの加熱ロッドは,絶縁性で難燃性の素材でできたU形支持台に,同一水平面内に垂直に配置する。
図1に,支持台及び加熱ロッドの詳細を示す。加熱ロッドは,機械的応力を避けるために,留め付けるこ
となく支持台の溝に軽く載せる。
単位 mm
1 加熱ロッド
図1−放射熱源
加熱ロッドの回路図を図2に示す。6本の加熱ロッドは,3本ずつ二つのグループに分け,直列に配置す
る。二つのグループを並列に接続し,1 Ωの抵抗器を通じて220 Vの電源に結線する。他の供給電圧につ
いては,回路をそれに応じて変更する。測定中に供給電圧が±1 %を超えて変動する場合,安定化を行う。

――――― [JIS T 8020 pdf 5] ―――――

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JIS T 8020:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6942:2002(MOD)

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