JIS T 8032-2:2015 化学防護服完成品の試験方法―第2部:エアロゾル及び気体の漏れ率の求め方(内部への漏れ率試験)

JIS T 8032-2:2015 規格概要

この規格 T8032-2は、化学防護服のうち気密服及び陽圧服の服内部への漏れ率の求め方をエアロゾル雰囲気(A法)又は気体雰囲気(B法)を用いて試験する方法を規定。

JIST8032-2 規格全文情報

規格番号
JIS T8032-2 
規格名称
化学防護服完成品の試験方法―第2部 : エアロゾル及び気体の漏れ率の求め方(内部への漏れ率試験)
規格名称英語訳
Protective clothing -- Test methods for clothing providing protection against chemicals -- Part 2:Determination of resistance to inward leakage of aerosols and gases (inward leakage test)
制定年月日
2015年10月26日
最新改正日
2015年10月26日
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対応国際規格

ISO

ISO 17491-2:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

13.340.10
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
労働安全・衛生 2019
改訂:履歴
2015-10-26 制定
ページ
JIS T 8032-2:2015 PDF [13]
                                                                                  T 8032-2 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 試験物質及び被験者・・・・[2]
  •  5.1 試験物質・・・・[2]
  •  5.2 被験者・・・・[2]
  •  6 試験装置など・・・・[4]
  •  6.1 A法−塩化ナトリウム(NaCl)法・・・・[4]
  •  6.2 B法−六ふっ化硫黄(SF6)法・・・・[4]
  •  6.3 その他の装置・・・・[4]
  •  7 試験手順・・・・[5]
  •  8 計算・・・・[6]
  •  9 試験報告書・・・・[6]
  •  附属書A(参考)サンプリング用プローブ及びその配置例・・・・[7]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 8032-2 pdf 1] ―――――

T 8032-2 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本保安用品協会(JSAA)及
び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS T 8032の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS T 8032-1 第1部 : ガス気密性の求め方(内部圧力試験)
JIS T 8032-2 第2部 : エアロゾル及び気体の漏れ率の求め方(内部への漏れ率試験)
JIS T 8032-3 第3部 : 液体ジェットに対する耐浸透性の求め方(ジェット試験)
JIS T 8032-4 第4部 : 液体スプレーに対する耐浸透性の求め方(スプレー試験)
JIS T 8032-5 第5部 : 液体スプレーに対する耐浸透性の求め方(マネキン試験)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 8032-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 8032-2 : 2015

化学防護服完成品の試験方法−第2部 : エアロゾル及び気体の漏れ率の求め方(内部への漏れ率試験)

Protective clothing-Test methods for clothing providing protection againstchemicals-Part 2: Determination of resistance to inward leakage ofaerosols and gases (inward leakage test)

序文

  この規格は,2012年に第1版として発行されたISO 17491-2を基とし,使用上の利便性を考慮するため
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,化学防護服のうち気密服及び陽圧服(以下,防護服という。)の服内部への漏れ率の求め方
をエアロゾル雰囲気(A法)又は気体雰囲気(B法)を用いて試験する方法を規定する。
この方法を用いて,被験者による動的条件の下での防護服の防護性能を評価することができる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 17491-2:2012,Protective clothing−Test methods for clothing providing protection against
chemicals−Part 2: Determination of resistance to inward leakage of aerosols and gases (inward
leakage test)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS T 8032-1 化学防護服完成品の試験方法−第1部 : ガス気密性の求め方(内部圧力試験)
JIS T 8157 電動ファン付き呼吸用保護具
JIS T 8159 呼吸用保護具の漏れ率試験方法
EN 136,Respiratory protective devices−Full face masks−Requirements, testing, marking

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS T 8032-1によるほか,次による。

――――― [JIS T 8032-2 pdf 3] ―――――

2
T 8032-2 : 2015
3.1
陽圧服(positive pressured non-gas-tight suit)
手,足及び頭部を含め全身を防護する防護服で,外部から呼吸可能な空気を取り入れ服内部を陽圧に保
つ構造の非気密形全身化学防護服。

4 原理

  試験用防護服を着用した被験者が,試験チャンバの中にあるトレッドミル上を歩く。試験チャンバ内に
は,一定濃度の試験物質(A法は塩化ナトリウム,B法は六ふっ化硫黄)が導入されている。防護服内の
空気を防護服内部に配置されたプローブを通して採取して,服内の試験物質濃度を測定する。別のプロー
ブで試験チャンバ内の試験物質濃度を測定する。服内に呼吸可能な空気を送り込む場合の流量は,公称最
小流量とする。気密服で,外部空気源が装備されていない場合,被験者は,適切な自給式呼吸器を装備す
ることとし,試料空気の採取によって服内部が陰圧になることから発生する内部への漏れを防止するため,
採取流量と同じ流量の清浄な乾燥空気を服内に補充する。代表的な配置を,図1に示す。
注記 A法はエアロゾルの,B法は気体の模擬試験である。

5 試験物質及び被験者

5.1 試験物質

5.1.1  A法−塩化ナトリウム(NaCl)法
A法で使用する試験物質は,EN 136又はJIS T 8157で規定するNaClエアロゾルとする。
被験者は試験の対象となる防護服を着用し,NaCl試験雰囲気に囲まれた状態で試験する(図1参照)。
a) N 136で規定するNaClエアロゾル
1) 試験チャンバ内のNaClの平均濃度は(8±4)mg/m3とし,濃度平均値に対する変動幅が15 %を超
えてはならない。
2) 粒径分布は,0.02 μmから2 μm空気力学相当径とする(質量中央径は0.6 μm)。
b) IS T 8157で規定するNaClエアロゾル
1) 試験チャンバ内のNaClの平均濃度は(12±6)mg/m3とし,濃度平均値に対する変動幅が10 %を超
えてはならない。
2) 個数粒径分布の中央値は,0.06 μm0.2 μmとし,幾何標準偏差が,2.0以下でなければならない。
5.1.2 B法−六ふっ化硫黄(SF6)法
B法で使用する試験物質は,SF6ガスとする。被験者は試験の対象となる防護服を着用し,SF6試験雰囲
気に囲まれた状態で試験する(図1参照)。SF6が防護服の内側に蓄積する可能性があることから,0.1 体
積%のSF6試験雰囲気を推奨する。
防護服の排気装置が,試験中,試験化学物質を含まない雰囲気と接続しているのでなければ,排気装置
としてフィルターを利用した防護服にSF6を用いてはならない。

5.2 被験者

a) 試験に当たっては,この試験装置又は同様の装置の利用に精通した,適切な人員を選択する。被験者
に対する試験前の検診の必要性又は試験中の監督の必要性は,試験監督者の裁量に委ねられる。
b) 試験前に,防護服が試験を行うに良好な状態にあり,危険有害性を伴わずに使用可能かを検査する。2
着の防護服をそれぞれ2人の被験者に着用させて試験する。1着の防護服は前処理する。
注記 想定される使用条件に基づき前処理する。必要な場合を除いて,高温又は低温による前処理

――――― [JIS T 8032-2 pdf 4] ―――――

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T 8032-2 : 2015
は行わない。
c) 試験する防護服は,被験者に,製造業者の説明書に従って適切なサイズを選択させる。次いで,被験
者に,製造業者の着用説明書を読ませる。必要に応じて,試験監督者が,着用説明書に従って被験者
に防護服の正しい着用方法を示す。防護服を被験者に試着させ,被験者に“サイズは適正か”と尋ね
る。答えが“適正である”であれば,試験を実施することができる。もし答えが“適正でない”であ
れば,被験者を被験者リストから外し,その事実を報告する。
1 ダクト
2 バッフル
3 アトマイザー(A法)
4 ファン
5 バルブ
6 ポンプ
7 検出器
8 補助給気(A法)
9 試験チャンバ内サンプル
10 呼吸帯域のサンプル
11 呼吸用空気供給
12 試験チャンバ
13 トレッドミル
図1−内部への漏れ率試験の配置例

――――― [JIS T 8032-2 pdf 5] ―――――

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JIS T 8032-2:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 17491-2:2012(MOD)

JIS T 8032-2:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 8032-2:2015の関連規格と引用規格一覧

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