JIS X 0211:1994 符号化文字集合用制御機能 | ページ 16

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X 0211-1994 (ISO/IEC 6429 : 1992)
附属書A(参考) 書式機能及び編集機能
A.1 編集機能と書式機能との差異 編集機能と書式機能との対比を,特定のモードとの相互作用とともに,
制御機能CURSOR NEXT LINE(CNL,カーソル復帰行前進)及びNEXT LINE(NEL,次行)を用いた
例で示す。
この例では,文字の進路は,左から右,行の進む方向は,上から下とする。さらに,英大文字列
A B C D E
F
を入力又は受信し,現在表示位置が例えばCURSOR LEFT(CUB,カーソル左)などによって,文字D
に戻っているものとする。この状態から,次のそれぞれの場合を考察する。
a) URSOR NEXT LINE(CNL,カーソル復帰行前進)受信。この場合,それまでに受信したデータに
影響を及ぼさず,現在表示位置は,次の行の先頭に移動する。
b) ORMAT EFFECTOR ACTION MODE(FEAM,書式制御動作モード)の設定がEXECUTE(実行)
のときにNEXT LINE(NEL,次行)受信。この場合,a)の場合と同じ結果となる。
c) ORMAT EFFECTOR ACTION MODE(FEAM,書式制御動作モード)の設定がSTORE(蓄積)で,
かつINSERTION REPLACEMENT MODE(IRM,挿入置換モード)の設定がREPLASE(置換)の
ときにNEXT LINE(NEL,次行)受信。この場合,文字DはNELに置き換わる。
その後,このデータを,FORMAT EFFECTOR ACTION MODE(FEAM,書式制御動作モード)
の設定がEXECUTE(実行)になっている他の装置に転送した場合,その結果は,次のようになる。
A B
C
E F
d) ORMAT EFFECTOR ACTION MODE(FEAM,書式制御動作モード)の設定がSTORE(蓄積)で,
かつINSERTION REPLACEMENT MODE(IRM,挿入置換モード)の設定がINSERT(挿入)のと
きにNEXT LINE(NEL,次行)受信。この場合,NELは文字CとDとの間に入る。その後,このデ
ータを,FORMAT EFFECTOR ACTION MODE(FEAM,書式制御動作モード)の設定がEXECUTE
(実行)になっている他の装置に転送した場合,その結果は,次のようになる。
A B
C
D E
F
FORMAT EFFECTOR ACTION MODE(FEAM,書式制御動作モード)の設定がSTORE(蓄積)のと
きに受信した書式機能は,編集機能で編集できる。
例えば,d)の場合で,A B CとD E Fとの間に入ったNELは,DELETE CHARACTER(DCH,文字削
除)で削除でき,その結果初期の状態に戻る。
A.2 合成図形文字 編集機能が直ちに実行されるのに対し,書式機能は受信装置に蓄積できるので,図形
文字の合成には,書式機能は使ってよいが,編集機能は使ってはならない。例えば,記号≠を,=[EQUALS
SIGN(等号)]と/[SOLIDUS(斜線)]とで合成する場合,

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=CUB/
というシーケンスを,重ね書き機能のない装置が受信した場合,期待した結果は,得られない。しかし,
このような装置でも,
=BS/
というシーケンスを保存し,意図したとおりの合成記号を実際に生成できる装置に転送することができる。
この例は,編集機能と書式機能との効果の差異を説明するのに役立てることだけを目的としている。2
個以上の図形文字を1個の図形として表示する場合は,制御機能GRAPHIC CHARACTER
COMBINATION(GCC,図形文字合成)を使うべきである。

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附属書B(参考) 符号化例
B.1 制御シーケンスの例 制御シーケンスの一般形は,次のとおりとする。
CSI P...P I...I F
8ビット系では,制御機能CURSOR RIGHT(CUF,カーソル右)は,1文字位置のカーソル前進の場
合,次のいずれかで表現できる。
09/11 03/01 04/03
01/11 05/11 03/01 04/03
他の例として,次のようにも表現できる。
09/11 03/00 03/01 04/03
09/11 04/03
第1の例は,先立つZERO (03/00) が意味をもたないことを示す。第2の例では,CUFのパラメタの既
定値が1であることを利用している。
7ビット系では,次のようになる。
01/11 05/11 03/01 04/03
上の二つの例は,それぞれ次のようになる。
01/11 05/11 03/00 03/01 04/03
01/11 05/11 04/03
8ビット系では,SCROLL RIGHT(SR,スクロール右)は,28文字位置だけ移動する場合,例えば次
のいずれかで表現できる。
09/11 03/02 03/08 02/00 04/01
01/11 05/11 03/02 03/08 02/00 04/01
7ビット系では,対応する表現が次のようになる。
01/11 05/11 03/02 03/08 02/00 04/01
8ビット系では,数字及びアルファベットの入力を許すDEFINE AREA QUALIFICATION(DAQ,領域
属性定義)は,次のいずれかで表現できる。
09/11 03/03 03/11 03/04 06/15
01/11 05/11 03/03 03/11 03/04 06/15
7ビット系では,対応する表現が次のようになる。
01/11 05/11 03/03 03/11 03/04 06/15

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B.2 パラメタ列の例
文字 ビット組合せ 説明
7 03/07 値7のパラメタ
98 03/09 03/08 値98のパラメタ
4;2 03/04 03/11 03/02 それぞれ値4及び値2をもつ二つのパラメタ
=3 03/13 03/03 私用パラメタ列
6; 03/06 03/11 二つのパラメタで,1番目の値は6,2番目の値は既定値
;5 03/11 03/05 二つのパラメタで,1番目の値は既定値,2番目の値は5
1;;4 03/01 03/11 03/11 03/04 三つのパラメタで,1番目の値は1,2番目の値は既定値,3番目の値は4
0007 03/00 03/00 03/00 03/07 値7のパラメタ

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附属書C(参考) テキスト組版
テキスト組版機能をもつ表示装置及びシステムは,制御機能JUSTIFY(JFY行そろえ)及びQUAD
(QUADクワタ詰め)を利用することがある。テキスト組版の分野では,幾つかの用語を非常に特定の意
味で使用する。これらの用語は,印刷出版業界におけるのと同じ意味で,この規格の中でも使用している。
この附属書では,符号化情報の交換及び文字表示装置と互換性のある用語で説明する。
QUADもJFYも両端の“マージン”の間へのテキスト(図形文字と空白)の割付けを扱う。マージン
とは表示に使えない領域であり,その境界でテキストの各行が始まり又は終わる。(QUAD機能又はJFY
機能のある)複数ページのバッファをもつ表示装置では,一般に任意の文字位置にマージンが設定できる。
JFY機能がデータストリーム中の1行以上のテキストを扱うのに対し,QUAD機能は単一行を扱う。いず
れの場合も,テキストの“行端そろえ”が可能である。行端そろえしたテキストは,可能ならばマージン
の境界で行が始まり又は終わる。行開始位置そろえとはマージン境界(多段組テキストでは,動作位置に
先立つ最初のマージン境界)からテキストが始まることである。同様に行終了位置そろえとは,マージン
境界でテキストが終わることである。テキストの行端そろえの過程で空白を生成することがある。
空白を“埋める”という動作は,JFY及びQUAD機能にそれぞれ特有な方法で行う。QUAD機能の場
合,空白を“リーダ”で埋めることができる。リーダとは,空白領域に挿入するパターン(多くの場合,
繰返し図形文字列)である。JFY機能を使用する場合,埋める操作はより複雑であり,後述する。
マージン及びテキストの行端そろえについて述べてきたので,次にマージンに行端そろえをしないテキ
ストについて述べる。これに当たるテキストは,次の二つに分類できる。すなわち,“中央そろえ”をした
テキストと,“そろえない”テキストである。この規格では,そろえないテキストを扱う。中央そろえのテ
キストは,行開始位置マージンへの空白と行終了位置マージンへの空白とがなるべく同じ大きさになるよ
うに両マージン間に配置する。“そろえない”という用語は,テキストが中央そろえも行端そろえもしてい
ないときに使用する。
JFY機能を利用する処理では,両端のマージンの間にテキストを(明示的に)そろえて配置することと,
(暗黙的に)そろえないで配置することがある。行開始位置及び行終了位置とに両端そろえをするには“埋
めるもの”が必要になる。埋めるものは,異なる幅の空白,単語又は単語の一部である。ここで,単語と
は,単語自身の図形文字のほか,単語の終わりを示す区切り文字又はSPACEも含むものとする。個々の
行そろえの方法は,使用するパラメタ値の組合せによる。単語の送り込みで行開始位置マージンと行終了
位置マージンの間に両端ぞろえする行は,まず設定したマージン境界の間に残りの単語が収まるよう,テ
キストに単語を追い込んだりテキストから追い出したりして,長さを調整する。この過程で行に追加する
単語は,データストリームの引き続く行から得る。行から取り除いた語は,データストリームの引き続く
行に送る。マージン境界の間に収まるだけの単語を取り出した後,(単語や図形文字の間の)空白は,行開
始位置そろえ及び行終了位置そろえの両方が完成するように調整する。この空白調整は,実装によって,
文字間隔及び可変長の空白を用いて行う。語間隔調整パラメタ値を使用するときは,単語間の空白調整を
適用する。字間隔調整パラメタ値を使用するときは,隣接する図形文字間の空白調整を適用する。語間隔
調整及び字間隔調整の両方のパラメタ値を使用するとき,どちらの間隔を調整するかの選択は,実装依存
とする。特殊な場合として,単語の一部分を使って埋めることがある。この場合にはハイフン付け処理を
使用する。ハイフン付けのパラメタ値を使用するときは,実装に従って,単語は,言葉の切れ目で分割さ
れる。これは多くの場合,音節の切れ目に相当する。イタリア式ハイフン付けパラメタ値を使用するとき

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  • ISO/IEC 6429:1992(IDT)

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