JIS X 0221:2020 国際符号化文字集合(UCS) | ページ 32

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X 0221 : 2020 (ISO/IEC 10646 : 2017,Amd.1 : 2019,Amd.2 : 2019)
表P.1−CJK統合漢字に関する追加情報(続き)
UCS/Glyph 追加情報
T6-632Aの原典字形は,誤ってこの符号位置に統合された。
V4-5565の原典字形は,誤ってこの符号位置に統合された。
TCA-CNS標準のTF-686Dの字形は,ISO/IEC 10646のCJK統合漢字拡張
Bの元の版が出版された後に変更された。TF-686Dの字形は,通常,この
符号位置のUCS2003字形と統合されないものであるが,TCA-CNS標準と
の一貫性を保つためにそのままとしている。
TCA-CNS標準のT5-7C22の字形は,ISO/IEC 10646のCJK統合漢字拡張
Bの元の版が出版された後に変更された。T5-7C22の字形は,通常,この符
号位置のGHZ-74512.13の字形及び/又はUCS2003字形と統合されないも
のであるが,TCA-CNS標準との一貫性を保つためにそのままとしている。
この符号位置のGCH字形は,ISO/IEC 10646のCJK統合漢字拡張Bの最
初の出版の後,変更された。GCH字形は,対応国際規格の形のままである
べきであるが,通常は対応国際規格の2003年版のこの符号位置の字形とは
統合されない。
TCA-CNS規格のT7-5666の字形は,ISO/IEC 10646のCJK統合漢字拡張
Bの最初の出版の後,変更された。TCA CNS規格との一貫性を保つため,
T7-5666字形は,対応国際規格の形のままであるべきであるが,通常は対応
国際規格の2003年版のこの符号位置の字形とは統合されない。
TCA-CNS規格のT7-523Aの字形は,ISO/IEC 10646-2のCJK統合漢字拡
張Bの最初の出版の後,変更された。TCA CNS規格との一貫性を保つため,
T7-523A字形は,対応国際規格の形のままであるべきであるが,通常は
GKX-1494.15及び/又は対応国際規格の2003年版のこの符号位置の字形と
は統合されない。
GKX-1538.20 原典字形は,この符号位置に誤って統合された。
この規格で参照されるJIS X 0213:2004は,その前のJISに規定された文字の一部の集合を含む。この集
合は,JIS X 0212-1990(この規格の以前の版では,J1ソースとして参照されている。)の2 743文字,及び
1993年·国内5社漢字統合表(この規格の以前の版では,JAソースとして参照されている。)の85文字
からなる2 828文字からなる。これらの2 828文字のうち,205文字は代表字形が以前の版から微妙に変更
されている。これらの2 828文字は,23.1で示される原典を識別するための接頭語J13,J13A,J14,JA3
及びJA4表記を用いている。これらの字形の表現は,また,JIS X 0213:2004で示されたものを反映してい
る。さらに,これらの2 828文字は,固定組374として定義されている(A.4.5参照)。

――――― [JIS X 0221 pdf 156] ―――――

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X 0221 : 2020 (ISO/IEC 10646 : 2017,Amd.1 : 2019,Amd.2 : 2019)
附属書Q
(参考)
ハングル音節文字の符号対応表
注記 この規格の以前の版では,この附属書は,JIS X 0221:1995が規定していたハングル音節文字(及
び符号位置)と,その後変更した符号位置(この規格が規定する符号位置と同一)との対応表
を示していた。

――――― [JIS X 0221 pdf 157] ―――――

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X 0221 : 2020 (ISO/IEC 10646 : 2017,Amd.1 : 2019,Amd.2 : 2019)
附属書R
(参考)
ハングル音節文字の名前
附属書Rでは,ハングル音節文字の名前及び注釈を添付ファイル“HangulSy.txt”によって示す。
添付ファイルは,テキストファイルであり,ISO/IEC 646のIRVの文字及び行末を表すCARRIAGE
RETURN/LINE FEEDを使用する。ファイルの先頭の6行は,ヘッダであり,その後に全てのハングル音
節文字を続ける。行は,次に示す形式である。
− 第14オクテットは,符号位置を16進数によって示す。
− 第5オクテットは,SPACE(スペース)とする。
− 第6オクテットから行の終わりまでは,ハングル音節文字の名前を括弧に囲んだ注釈とともに示す。

――――― [JIS X 0221 pdf 158] ―――――

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X 0221 : 2020 (ISO/IEC 10646 : 2017,Amd.1 : 2019,Amd.2 : 2019)
附属書S
(参考)
漢字の統合及び配列の手順
この規格のCJK統合漢字の図形文字の組は,箇条33で規定する。これらは,広範な国家規格及び団体
規格の符号化文字集合(原典という。)に収容された多数の漢字を基にしている。
附属書Sは,この規格の漢字が,どのような統合手順を適用して,原典から引き出されたかを記載して
いる。また,この規格の漢字が,どのように一連の符号位置に配列されるかをも記載している。
CJK統合漢字の原典参照は,箇条23に示す。
この規格では,統合手順を,原典グループの符号から取り出した漢字に対して適用する。この手順では,
二つ以上の原典グループから取り出した単一の漢字を関連付け,この規格で単一の符号位置を割り当てる。
関連付けは,次の手順によって行う。ここでは,漢字をこのように関連付けることを,“統合(unified)”
という。
注記 この統合手順は,次の漢字のような文字の組には適用しない。
− CJK RADICALS SUPPLEMENT(2E802EFF)
− KANGXI RADICALS(2F002FDF)
− CJK COMPATIBILITY IDEOGRAPHS(F900FAFF。ただし,FA0E,FA0F,FA11,FA13,
FA14,FA1F,FA21,FA23,FA24及びFA27FA29を除く。)
− CJK COMPATIBILITY IDEOGRAPHS SUPPLEMENT(2F8002FA1F)
S.1 統合手順
S.1.1 統合の範囲
歴史的由来から関連しないとみなされる漢字[非同系文字(non-cognate character)]は,統合しない。

注記 上の例の二つの漢字の形の違いは,下部横線の長さである。これは,本来の字形の違いと考え
られる。さらに,これらの漢字は,異なる意味をもつ。最初の漢字の意味は,“兵士”であり,
2番目の漢字の意味は,“土又は土地”である。
異なる原典から取り出した漢字の関連付けは,次の分類システムに従って,字形が十分に似ているとき
に行う。
S.1.2 2階層分類
分類の2階層システムを用いて,抽象字形の相違と,特定の書体で定まる実字形の相違とを,区別する。
ある漢字の異体字のうち,統合できないものは,抽象字形の相違として識別する。
S.1.3 手順
二つの漢字が,同一の抽象字形をもつのか,異なる抽象字形をもつのかを決定するために,統合手順を
用いる。統合手順は,次の順序で示す二つの段階で適用する。
a) 部分字形(component)の構造の把握
b) 部分字形の特徴の抽出

――――― [JIS X 0221 pdf 159] ―――――

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S.1.3.1 部分字形の構造の把握
手順の第1段階では,各漢字の部分字形の構造を考察する。漢字の部分字形は,点画の幾何学的な組合
せである。同じ部分字形の集まりから,別の漢字が構成されることがある。複数の部分字形を組み合わせ
ることで,入り組んだ構造の新たな部分字形を作ることができる。このことから,一つの漢字は,部分字
形の木構造として捉えられる。ここで,最上位の節点は,その漢字そのものであり,最下位の節点は,点
画である。これを図S.1に示す。
図S.1−部分字形の構造
S.1.3.2 部分字形及び特徴抽出
手順の第2段階では,図S.2に示すように,二つの漢字の対応する節点に位置付けられた部分字形を最
上位から比較する。
図S.2−部分字形の最も顕著な節点
比較する漢字の,次の特徴を考察する。
a) 部分字形の数
b) 漢字の全体の中での,部分字形の配置位置
c) 対応する部分字形の構造
比較される漢字について,上記のa) c)のうち一つ以上の特徴が異なれば,それらの漢字は,抽象字形
の相違とみなし,統合しない。
漢字の,a) c)の全ての特徴が同じならば,それらの漢字は,同じ抽象字形をもつとみなし,統合する。
S.1.4 抽象字形相違の例
S.1.3.2のa) c)から導出される規則を説明するため,抽象字形の相違によって非統合となる漢字の代表
的な例をS.1.4.1S.1.4.3に示す。
S.1.4.1 部分字形の数の相違
次の例は,S.1.3.2のa)の規則を説明する。それぞれの対の二つの漢字は,異なる数の部分字形をもつ。
S.1.4.2 部分字形の配置位置の相違
次の例は,S.1.3.2のb)の規則を説明する。それぞれの対の二つの漢字は,同じ数の部分字形をもつが,
部分字形の配置位置が異なる。

――――― [JIS X 0221 pdf 160] ―――――

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JIS X 0221:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 10646:2017(IDT)
  • ISO/IEC 10646:2017/AMENDMENT 1:2019(IDT)
  • ISO/IEC 10646:2017/AMENDMENT 2:2019(IDT)

JIS X 0221:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0221:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称