JIS X 6932:2020 カラー電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印刷可能枚数測定方法

JIS X 6932:2020 規格概要

この規格 X6932は、カラー電子写真式プリンタ用のトナーカートリッジ(オールインワンタイプのトナーカートリッジ及び感光体を含まないトナーカートリッジ)の印刷可能枚数の測定方法,決定方法及び表記方法について規定。

JISX6932 規格全文情報

規格番号
JIS X6932 
規格名称
カラー電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印刷可能枚数測定方法
規格名称英語訳
Method for the determination of toner cartridge yield for colour printers and multi-function devices that contain printer components
制定年月日
2008年9月20日
最新改正日
2020年9月23日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/IEC 19798:2017(IDT)
国際規格分類

ICS

37.100.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2008-09-20 制定日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認日, 2020-09-23 改正
ページ
JIS X 6932:2020 PDF [25]
                                                                X 6932 : 2020 (ISO/IEC 19798 : 2017)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[2]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[3]
  •  4 測定要素及び条件・・・・[4]
  •  4.1 下準備・・・・[4]
  •  4.2 サンプル数・・・・[5]
  •  4.3 印刷モード・・・・[5]
  •  4.4 測定環境・・・・[6]
  •  4.5 用紙・・・・[7]
  •  4.6 保守・・・・[7]
  •  4.7 試験ファイル・・・・[7]
  •  4.8 寿命判定・・・・[8]
  •  5 測定方法・・・・[9]
  •  5.1 測定手順・・・・[9]
  •  5.2 トナーカートリッジ又はプリンタ不良の処理手順・・・・[10]
  •  6 印刷可能枚数の決定及び表記方法・・・・[11]
  •  6.1 印刷可能枚数公表値の決定・・・・[11]
  •  6.2 試験報告書・・・・[11]
  •  6.3 印刷可能枚数の公表方法・・・・[11]
  •  附属書A(参考)診断ページによるかすれの例・・・・[14]
  •  附属書B(参考)寿命判定フローチャート・・・・[15]
  •  附属書C(規定)試験報告様式・・・・[17]
  •  附属書D(規定)JIS X 6931との比較方法・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 6932 pdf 1] ―――――

           X 6932 : 2020 (ISO/IEC 19798 : 2017)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS X 6932:2008は改
正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 6932 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
X 6932 : 2020
(ISO/IEC 19798 : 2017)

カラー電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印刷可能枚数測定方法

Method for the determination of toner cartridge yield for colour printers and multi-function devices that contain printer components

序文

  この規格は,2017年に第3版として発行されたISO/IEC 19798を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
この規格は,一般的な事務所で使用する標準テストページセットを使用して,カラー電子写真式プリン
タ用のトナーカートリッジ(オールインワンタイプのトナーカートリッジ及び感光体を含まないトナーカ
ートリッジ)の印刷可能枚数を測定する方法の標準化を目的としている。標準テストページセットは,典
型的な事務用文書の一例であることを意図しているが,写真を印刷することは考慮していない。カートリ
ッジセットを複数のプリンタ機種で使用できる場合,プリンタ機種間の差がそのカートリッジの印刷可能
枚数に影響を与えない限り,一つの試験だけを実行すればよい。
注記 カートリッジ供給業者は,単一のカートリッジに対し,複数の市場機種へそのカートリッジを対
応させることが可能である。“印刷可能枚数に影響を与えない”ということは,対応させる個々の
機種のカートリッジの違いが,市場識別情報だけという解釈である。
トナーカートリッジの寿命は,通常,印刷可能枚数で表す。
この規格は,次の事項を規定している。
− 製造業者,試験機関などが“トナーカートリッジの印刷可能枚数”を決定するために行う測定の方法
− 製造業者,試験機関などが,測定結果からトナーカートリッジの印刷可能枚数公表値を決定する方法
− 製造業者が使用者に提供する資料類に,トナーカートリッジの印刷可能枚数を記載する適切な方法
トナーカートリッジの寿命の判定は,トナーカートリッジ内の使用できるトナーを消耗することによっ
て発生する“画像のかすれ”又は“トナーなし検知機能による自動印刷停止”という二つの現象のいずれ
かで行う。
この規格は,ランニングコスト(ページ単価=1ページ当たりのコスト)の見積りを行う上での要素の
一つを測定する場合にも適用可能である。この規格は,ランニングコストを直接測定するためのものでは
なく,シアン,マゼンタ,イエロー及び黒の各トナーカートリッジの印字可能枚数を測定するだけのもの
である。ほとんどの場合,ランニングコストは,トナーカートリッジの印刷可能枚数という要素だけでは
決まらない。ランニングコストの計算方法を提供することは,この規格の適用範囲外とする。

――――― [JIS X 6932 pdf 3] ―――――

           2
X 6932 : 2020 (ISO/IEC 19798 : 2017)

1 適用範囲

  この規格は,カラー電子写真式プリンタ用のトナーカートリッジ(オールインワンタイプのトナーカー
トリッジ及び感光体を含まないトナーカートリッジ)の印刷可能枚数の測定方法,決定方法及び表記方法
について規定する。この規格は,コンピュータからのデジタルプリント信号が入力できる多機能な電子写
真式プリンタ複合機,すなわち,印刷機能をもつ複合機器に用いるトナーカートリッジにも適用可能であ
る。
この規格は,シアン,マゼンタ,イエロー及び黒のトナーカートリッジを用いて普通紙に印刷した場合
の印刷可能枚数の測定に適用することだけを意図したものである。この規格の測定結果から,トナーカー
トリッジの印刷可能枚数の測定以外の品質,信頼性などについては問わない。
この規格は,最小印刷サイズがA3サイズ以上の大判プリンタ及び写真印刷専用プリンタには適用しな
い。
注記1 トナー補給式(すなわち,現像器又はトナー容器が印刷装置内に組み込まれていて,使用者が
交換できないような構造のトナーカートリッジ及びトナーボトル式の印刷装置)における補充
用のトナーカートリッジ及びトナーボトルの印刷可能枚数の測定にこの規格を適用する場合に
は,ここで規定している手順の一部を変更する必要がある。この規格は,一般的な事務所で使
用される機器を指向しており,この規格で測定するトナーカートリッジの寿命が,保守管理に
かかる主要な費用とはならないプロダクション用及び大判プリンタは,適用対象としていない。
注記2 オールインワンタイプのトナーカートリッジとは,少なくともトナー容器部分,感光体部分,
及び現像器部分を含むカートリッジである(ISO/IEC 29142-1参照)。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 19798:2017,Information technology−Office equipment−Method for the determination of
toner cartridge yield for colour printers and multi-function devices that contain printer components
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 6931 モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印字可能枚数測
定方法
注記1 対応国際規格における引用規格 : ISO/IEC 19752,Information technology−Office equipment
−Method for the determination of toner cartridge yield for monochromatic electrophotographic
printers and multi-function devices that contain printer components
注記2 この規格の対応国際規格ISO/IEC 19798:2017では,ISO/IEC 19752は参考文献
(Bibliography)として記載されているが,附属書D(規定)で要求項の一部として引用し
ているため,引用規格とした。この件については,ISO/IEC 19798:2017の編集上の明らか
な不備のため,検討WGのConvenerに修正依頼予定である。
JIS X 6938 事務機械消耗品の印刷可能枚数測定用カラーテストページセット
注記1 対応国際規格における引用規格 : ISO/IEC 24712,Colour test pages for measurement of office
equipment consumable yield

――――― [JIS X 6932 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
X 6932 : 2020 (ISO/IEC 19798 : 2017)
注記2 ISO/IEC 24712のカラーテストページセットは,5ページ構成の標準テストページセット
を意味し,この電子ファイルは,14ページ目は4種類の“実用ページ”及び5ページ目
は寿命判定用としての“診断ページ”で構成されている。

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,ISO及びIECの用語集による。また,ISO及び
IECの用語集は,次のアドレスに掲載されている。
− IEC Electropedia: available at http://www.electropedia.org/
− ISO Online browsing platform: available at https://www.iso.org/obp/ui
3.1
かすれ(fade)
画像濃度均一性の著しい低減が,診断ページの周囲にある帯の部分に発生する現象
注釈1 明らかな画像の欠落が生じていない場合でも“かすれ”という。
注釈2 この測定方法では,標準テストページセットの診断ページの周囲にある帯部分に3 mm以上の
幅にわたって,濃度低下が目立つ状態になったときを“かすれ”という。通常,“かすれ”は,
印刷時に用紙の搬送方向と平行に発生する。測定するトナーカートリッジごとに100枚目(診
断ページ)の印刷見本を保管し,これを濃度変化比較のための判定基準見本として用いる。“か
すれ”の例については,附属書Aを参照する。
3.2
トナーカートリッジ振り(shake procedure)
トナーカートリッジ取扱説明書などに従ってトナーカートリッジを振る方法
注釈1 トナーカートリッジ振りを行った場合には,試験報告書にそのことを記載する。
3.3
トナー少量(toner low)
トナーカートリッジ交換がまもなく必要になるようなトナーの量になっていることを検出したときに,
プリンタが発する警告
注釈1 この警告は,トナーがなくなっていることを示しているわけではない。
3.4
トナーなし(toner out)
トナーカートリッジのトナーが使い果たされ,使用者の介在なしには,正常な印刷を続行することがで
きないときにプリンタが発する警告
注釈1 この測定では,プリンタの印刷動作を停止し,かつ,印刷続行するためにトナーカートリッジ
の交換が必要な場合にだけ,“トナーなし”という用語を用いる。
3.5
寿命(end of life)
プリンタが“トナーなし”(3.4)を発した時点又は“かすれ”(3.1)を発生した時点
3.6
個別印刷可能枚数(individual cartridge yield)

――――― [JIS X 6932 pdf 5] ―――――

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JIS X 6932:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 19798:2017(IDT)

JIS X 6932:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6932:2020の関連規格と引用規格一覧

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