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Z 0130-6 : 2015 (ISO 18606 : 2013)
6.5.2 発芽率
最終コンポストの発芽率及びコンポスト中の植物バイオマス含有量は,試験の開始時点で対象物質を添
加していないブランクコンポストの90 %を下回ってはならず,この値はOECD指針208を基本とし,必
要な修正を加えた附属書Bに従って求める。植物毒性試験に使用するコンポストは,JIS K 6952に従って
10 %のサンプル濃度のものを準備しなければならない。
7 結果の宣言
結果の宣言については,次のとおりである。
− 箇条6に規定した全ての要求事項に適合した包装だけ,“有機的にリサイクル可能”,“コンポスト化可
能”又は“コンポスト化中に生分解可能”とみなされる。
− 全ての部品が有機的リサイクルに適しているならば,その包装は有機的リサイクルに適していると認
められる。包装の個々の部品がそれぞれ規格の要求事項を満たしている場合は,それらは有機的リサ
イクル可能とみなされる。
− 有機的リサイクル可能な包装に充された食品が,通常使用の後,包装の中に一部又は全部が残った
場合であっても,その包装は有機的リサイクル可能である。
8 試験の報告
試験の報告には,次の事項を含む全ての関連する情報を記載しなければならない。
a) 試験した製品又は材料の特定及び説明するために必要な全ての情報
b) 規制されている金属及びその他の環境に有害な物質に関する6.2.1に関係する全ての規格,指針及び規
制の引用文書(規制されている金属及びその他の環境に有害な物質の一覧表を提示しなければならず,
それぞれの引用文書を特定し,規制されている金属及び環境に有害な物質の規定の限度,試験によっ
て求められた濃度,及び規定の限度に対するパーセンテージについて記載する。)
c) 要求事項に対し試験結果が適合しているか否かについて,参照した文書中の関連する要求事項及び各
要求事項に対する状況に関する説明
d) 評価結果の記録
試験報告書の書式例を,附属書Dに示す。
――――― [JIS Z 0130-6 pdf 11] ―――――
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Z 0130-6 : 2015 (ISO 18606 : 2013)
附属書A
(規定)
規制されている金属及びその他環境に有害な物質の最大濃度例
この規格は,規制されている金属の同定のための詳細な試験方法を規定するものではない。しかし,使
用される試験方法は,ISO/IEC 17025又は他の適切と認められた規格に合致する試験機関で評価し,妥当
と判断された試験方法を用いることが好ましい。適用可能な国際規格の試験方法を使えない場所では,適
切な公表された国家規格を参照するとよい。その試験機関は,抽出手順と定量分析との両方において,取
り得る最良の方法を用いて分析結果の金属総含有量を保証する責任がある。
環境に有害な物質は,JIS Z 0130-2の附属書C(環境に有害な物質又は混合物の評価及び最少化)に従
って識別し,また,評価することが望ましい。識別及び評価は法の要求を順守しなければならない。表A.1
にリストされていない国々では,その国の規定に従わなければならない。
表A.1−規定金属及びその他環境に有害な物質の最大濃度(固形分のmg/kg)
元素 米国a) カナダb) 欧州c) 日本d)
Zn 1400 463 150 180
Cu 750 189 50 60
Ni 210 45 25 30
Cd 17 5 0.5 0.5
Pb 150 125 50 10
Hg 8.5 1 0.5 0.2
Cr − 265 50 50
Mo − 5 1 −
Se 50 4 0.75 −
As 20.5 19 5 5
F − − 100 −
Co − 38 − −
注a) STM D 6400の要求どおり,米国の最大金属濃度は,40 CFR 503.13の表3で規定している数値の
50 %である。
b) カナダの最大金属濃度は,BNQ 9011-911-I:2007の6.1で規定している。
c) N 13432の要求どおり,欧州の最大金属濃度は,土壌改良者に対するコミュニティエコラベル賞
(EC OJ L 219, 7.8.1998, p.39)の生態学的な基準で規定されている数値の50 %である。
d) 我が国の最大金属濃度は,肥料取締法(農林水産省)及びコンポスト品質に関する指針(全国農業
協同組合中央会)で規定している数値の10 %である。
――――― [JIS Z 0130-6 pdf 12] ―――――
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Z 0130-6 : 2015 (ISO 18606 : 2013)
附属書B
(規定)
高等植物に対する生態毒性影響の求め方
B.1 一般
測定は,化学物質の試験に関するOECD指針208“陸生植物試験,苗の発芽及び成長試験”を原則とし
て行う。この原理に従い,必要な変更を加え,この附属書に提示した。
B.2 対照土壌の性質
植物の発芽能及び成長性が通常レベルであれば,どのような対照土壌を使用してもよい。それはコンポ
ストサンプルと似た組成及び構造をもつことが望ましい。肥料は添加してはならない。好適な対照土壌は,
コンポスト品質の分析のための欧州各国の規格に規定されたもの全てであり,例えば,標準土壌EE0
(Bundesgtegemeinschaft Kompost e. V., Germany),クレイ粒子との栽培物質混合物(NORM S2023),又
は泥炭とけい砂との混合物が挙げられる。
B.3 サンプルの調製
コンポスト20 %及び50 %(質量分率であるか又は容積分率であるかを報告書に記載)と対照土壌から
なる混合物を調製する。試料(サンプルコンポスト)及び試料を加えず調整したブランクから得たブラン
クコンポストをそれぞれ使用する。
B.4 植物種の選択
次の各々の属から最低2種類の植物種を使用する。
Monocotyledonae(例えば,夏大麦 : Hordeum vulgare,小麦 : Triticum aestivum,ライグラス : Lolium perenne);
Dicotyledonae(例えば,シロガラシ : Sinapis alba,コショウソウ : Lepidium sativum,ラディッシュ : Raphanus
sativus,緑豆 : Phaseolus aureus)
B.5 試験の実施
各トレイに最低200 gのサンプル(B.3参照)を入れ,その上に最低100個の種(B.4参照)を加える。
さらに,けい砂又はパーライトのような不活性物質の薄い層で種を覆う。各混合物について三つの試験を
並行して行う。保水力の70100 %になるまで水を加える。全試験期間にわたり蒸留水を定期的に散水す
ることが必要である。
注記 発芽期間中,トレイを暗所で維持するか,それらを覆うと更によい。
B.6 結果の評価
発芽数(成長した植物数),サンプルコンポスト及び対照コンポストの植物バイオマスを全ての混合比率
で比較する。発芽率及びバイオマスは,共に対照コンポストから得た対応する数値に対する百分率で計算
する。
――――― [JIS Z 0130-6 pdf 13] ―――――
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Z 0130-6 : 2015 (ISO 18606 : 2013)
附属書C
(参考)
フローチャート
[1] スタート
[2] 評価対象の包装は複数
の部品を含む。
いいえ はい
[3] 部品一つだけ [4] 部品は一つより多い
いいえ
[6] 厚さ,質量及び表面積を測定 [5] それぞれの部品は認証
済みである。
はい
[7] 最後[33]へ
[8] 評価対象の はい [9] より大きな厚さ,
材料は以前に評価された 質量及び表面積のサンプルを
ことがある。 用いて認証された。
いいえ はい
いいえ
[11] 崩壊性の評価だけ行う。 [10] これ以上の試験は要求
[25]に進み,[27]で停止。 されない。最後[33]へ
[12] 揮発性固形分の測定
[13] 揮発性固形分は いいえ
不受理
50 %より多い。
はい
[14] 規制されて いいえ
いる金属は制限値以下 不受理
である。
はい
――――― [JIS Z 0130-6 pdf 14] ―――――
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Z 0130-6 : 2015 (ISO 18606 : 2013)
[15] 環境に有害な物質の識別及び評価
[16] JIS Z 0130-2の
いいえ
附属書Cの基準に合致しているか, 不受理
又は法の要求を遵守している。
はい
[17] 包装の部品の成分の特定。
注記 これらの成分の総合計が5 %未満の場合,個々の
1 %未満の成分については微生物分解試験は不要。
[18] その包装の はい [19] 微生物分解試験は不要。
原料は天然由来で化学的に [25]に進む。
加工されていない。
いいえ
[20] 生分解度の評価
[21] 全ての構成成分が
110 %にある。
いいえ はい
[23] 110 %の構成成分を
個別に試験する。
はい いいえ
[22] 包装の部品の試験 [25] 生分解度は 不受理
90 %を超える。
[24] 生分解度は いいえ
不受理
90 %を超える。
はい
[26] ラボ,パイロット又はフルスケールの崩壊度試験評価
[27] コンポスト化試験後のふるい分け試験及び残さの評価
評価
――――― [JIS Z 0130-6 pdf 15] ―――――
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JIS Z 0130-6:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 18606:2013(IDT)
JIS Z 0130-6:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 0130-6:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6950:2000
- プラスチック―水系培養液中の好気的究極生分解度の求め方―閉鎖呼吸計を用いる酸素消費量の測定による方法
- JISK6951:2000
- プラスチック―水系培養液中の好気的究極生分解度の求め方―発生二酸化炭素量の測定による方法
- JISK6952:2008
- プラスチック―パイロットスケールにおける規定されたコンポスト化条件下でのプラスチック材料の崩壊度の求め方
- JISK6953-1:2011
- プラスチック―制御されたコンポスト条件下の好気的究極生分解度の求め方―発生二酸化炭素量の測定による方法―第1部:一般的方法
- JISK6953-2:2010
- プラスチック―制御されたコンポスト条件下の好気的究極生分解度の求め方―発生二酸化炭素量の測定による方法―第2部:実験室規模における発生二酸化炭素の質量測定方法
- JISK6954:2008
- プラスチック―実験室規模の模擬コンポスト化条件下でのプラスチック材料の崩壊度の求め方
- JISZ0108:2012
- 包装―用語
- JISZ0130-1:2015
- 包装の環境配慮―第1部:一般的要求事項