JIS Z 0150:2018 包装―包装貨物の荷扱い図記号 | ページ 2

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Z 0150 : 2018
表1−大型の包装貨物に用いる図記号(続き)
No.2 名称 : つ(吊)り位置
図記号 意味 :
包装貨物をつ(吊)り上げるときには,図示の位置にスリングをかけ
なければならない。
要求事項 :
−重い包装貨物にはこの記号を表示しなければならない。
−この図記号は,包装貨物の相対する二つの面に配置しなければなら
ない。
−図記号は,包装貨物が水平位置に保持できるように配置しなければ
ならない。
−この図記号は,意味を明確かつ完全に伝達するために,正しい位置
適用事例 及び適切な場所に適用しなければならない。
注記 ワイヤロープスリングが適切な位置にないまま,層状クレート
がつ(吊)り上げられると,クレートの上部骨組み部材又はス
キッドベースが崩れ,致命的な落下事故を招く可能性がある。
(ISO 7000,No.0625参照)
表2−中小型の包装貨物に用いる図記号,全ての種類の荷扱いに共通して用いる図記号
No.3 名称 : 壊れもの,取扱注意
図記号 意味 :
包装貨物の中身は壊れやすいため,注意して取り扱わなければならな
い。
要求事項 :
−通常,この図記号は,包装の縦方向の四側面全ての左上部又は右上
部の角付近に表示することが望ましい。
−包装の縦方向の四側面全てに図記号を表示するための十分なスペー
スがない場合,図記号は,少なくとも二つの面の上角に表示しなけ
ればならない。
−この図記号の使用は,通常の包装では保護することができない壊れ
適用事例 やすい商品に限定しなければならない。
−この図記号は,図示した方向で使用するのがよい。
(ISO 7000,No.0621参照)
これは,縦方向の四側面の左上角の
付近に記号を表示した例である。

――――― [JIS Z 0150 pdf 6] ―――――

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Z 0150 : 2018
表3−中小型の包装貨物に用いる図記号,手作業による荷扱いに用いる図記号
No.4 名称 : 手かぎ禁止
図記号 意味 :
包装貨物を取り扱うとき,手かぎを使用してはならない。
要求事項 :
−この図記号の使用は,必要である場合に限定しなければならない。
−禁止図記号“×”は,手書きであってもよい。
(ISO 7000,No.0622参照)
No.5 名称 : ハンドトラック使用制限
図記号 意味 :
包装貨物を取り扱うとき,ハンドトラックをこちら側から差し込んで
はならない。
要求事項 :
−この図記号の使用は,必要である場合に限定しなければならない。
−禁止図記号“×”は,手書きであってもよい。
(ISO 7000,No.0629参照)
No.6 名称 : 取扱注意
図記号 意味 :
包装貨物に衝撃を与えないよう,丁寧に取り扱わなければならない。
要求事項 :
−この図記号の使用は,必要である場合に限定しなければならない。

――――― [JIS Z 0150 pdf 7] ―――――

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Z 0150 : 2018
表4−中小型の包装貨物に用いる図記号,機械を使う荷扱いに用いる図記号
No.7 名称 : フォーク 差込み禁止
図記号 意味 :
包装貨物をフォークタイプの装置で取扱い又は移動してはならない。
要求事項 :
−この図記号の使用は,必要である場合に限定しなければならない。
−禁止図記号“×”は,手書きであってもよい。
(ISO 7000,No.2406参照)
No.8 名称 : クランプ禁止
図記号 意味 :
包装貨物をクランプタイプのつ(吊)り上げ装置で取扱う場合,図示
の側でクランプして取り扱ってはならない。
要求事項 :
−この図記号は,クランプしてはならない場所に限定して使用しなけ
ればならない。
−禁止図記号“×”は,手書きであってもよい。
(ISO 7000,No.2404参照)
No.9 名称 : クランプ位置
図記号 意味 :
クランプタイプのつ(吊)り上げ装置を使用して包装貨物を取り扱う
ために,クランプは,図示の側で行わなければならない。
要求事項 :
−適切なマーク表示がなされた包装貨物に限定して,クランプによっ
て取り扱うことが望ましい。
−この図記号は,クランプトラックの運転員が操作を行うために,接
近する視野に入るように包装の相対する二つの面に配置しなければ
ならない。
−この図記号は,クランプで挟むことを意図した包装の面に表示して
適用事例 はならない。
−この図記号は,クランプしなければならない場所を示す必要がある
場合に限定して使用しなければならない。
(ISO 7000,No.0631参照)

――――― [JIS Z 0150 pdf 8] ―――――

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Z 0150 : 2018
表5−輸送及び保管の両方に用いる図記号
No.10 名称 : 転がし禁止
図記号 意味 :
包装貨物を転がしたり,ひっくり返してはならない。
要求事項 :
−この図記号の使用は,必要である場合に限定しなければならない。
−禁止図記号“×”は,手書きであってもよい。
(ISO 7000,No.2405参照)
No.11 名称 : 水ぬれ防止
図記号 意味 :
包装貨物を雨にあたらないようにし,乾燥した状態に保たなければな
らない。
要求事項 :
−この図記号の使用は,必要である場合に限定しなければならない。
−この図記号は,図示の方向で使用するのがよい。
(ISO 7000,No.0626参照)
No.12 名称 : 直射日光遮へい
図記号 意味 :
包装貨物を直射日光にさらしてはならない。
要求事項 :
−この図記号の使用は,必要である場合に限定しなければならない。
−この図記号は,図示の方向で使用するのがよい。
(ISO 7000,No.0624参照)
No.13 名称 : 放射線防護
図記号 意味 :
包装貨物の中身が,放射線の透過によって劣化するか全く使用できな
くなる。
要求事項 :
−この図記号の使用は,必要である場合に限定しなければならない。
−この図記号は,図示の方向で使用するのがよい。
(ISO 7000,No.2401参照)

――――― [JIS Z 0150 pdf 9] ―――――

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Z 0150 : 2018
表5−輸送及び保管の両方に用いる図記号(続き)
No.14 名称 : 上方向
図記号 意味 :
輸送及び保管中の包装貨物の正しい上向き位置を示す。
要求事項 :
−通常,この図記号の使用は,包装の直立した四側面全ての左上部又
は右上部の角付近に表示することが望ましい[例 適用事例のa) 参
照]。
−包装の四側面全てに図記号を表示するための十分なスペースがない
場合,図記号は,少なくとも二つの面の上角に表示しなければなら
ない。
−包装貨物をユニットロードにする場合は,図記号は確実に目に見え
適用事例 るように配置しなければならない[例 適用事例のb) 参照]。
−この図記号の使用は,必要である場合に限定しなければならない。
−この図記号は,図示の方向で使用しなければならない。
(ISO 7000,No.0623参照)
a)
b)

――――― [JIS Z 0150 pdf 10] ―――――

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JIS Z 0150:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 780:2015(MOD)

JIS Z 0150:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 0150:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0146-1:2017
クレーン―用語―第1部:一般
JISD6201:2017
自走式産業車両―用語
JISZ0108:2012
包装―用語
JISZ0111:2006
物流用語