JIS Z 0150:2018 包装―包装貨物の荷扱い図記号 | ページ 3

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Z 0150 : 2018
表5−輸送及び保管の両方に用いる図記号(続き)
No.15 名称 : 温度の制限
図記号 意味 :
輸送,保管及び荷扱い中の包装貨物は,指示されている温度の範囲内
で取り扱わなければならない。
要求事項 :
−この図記号の使用は,温度の制御が必要な包装貨物に限って使用し
なければならない。
−この図記号の使用は,必要である場合に限定しなければならない。
(ISO 7000,No.0632参照)
適用事例
a)
b)
表6−保管に用いる図記号
No.16 名称 : 上積み質量制限
図記号 意味 :
包装貨物の上に積み重ねることができる最大質量を示す。
要求事項 :
−安全な積重ねを確実にし,また,荷扱い及び保管効率を向上させる
ために,一番下の包装貨物の上に積み重ねることができる最大質量
を示さなければならない。
−包装に劣化が生じた場合は,包装貨物の輸送及び保管品質を確保す
るため,最大質量を示す数字をその場で手書きで修正することがで
きる。
−数字“XX”は,手書きで修正してもよい。
−この図記号は,図示の方向で使用しなければならない。
(ISO 7000,No.0630参照)

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Z 0150 : 2018
表6−保管に用いる図記号(続き)
No.17 名称 : 上積み段数制限
図記号 意味 :
同一包装貨物又は商品を一番下の包装貨物の上に積み重ねる場合の最
大積み重ね段数を示す。“n”は制限する段数である。
要求事項 :
−安全な積重ねを確実にし,また,重量及び保管効率を向上させるた
めに,一番下の包装貨物の上に積み重ねることができる最大積重ね
段数を示さなければならない。
−包装に劣化が生じた場合は,包装貨物の輸送及び保管品質を確保す
るため,最大積重ね段数を示す数字をその場で手書きで修正するこ
とができる。
−図“n”は,手書きで修正してもよい。
−禁止図記号“×”は,手書きであってもよい。
−この図記号は,図示の方向で使用しなければならない。
注記 数字“n”は,一番下の包装は含まれない。
(ISO 7000,No.2403参照)
No.18 名称 : 上積み禁止
図記号 意味 :
包装貨物を上に積み重ねることは認められない。また,包装貨物の上
に荷重を加えてはならない。
要求事項 :
−包装に劣化が生じた場合は,包装貨物の輸送及び保管品質を確保す
るため,その場で手書きで禁止の図記号を追加できる。
−禁止図記号“×”は,手書きであってもよい。
−この図記号は,図示の方向で使用しなければならない。
(ISO 7000,No.2402参照)
参考文献 ISO 7000,Graphical symbols for use on equipment−Registered symbols
JIS Z 8221-1 機器・装置用図記号の基本原則−第1部 : 図記号原型の創作
注記 IEC 80416-1,Basic principles for graphical symbols for use on equipment−Part 1: Creation
of graphical symbols for registration
JIS Z 8221-2 機器・装置用図記号の基本原則−第2部 : 矢印の形及び使用方法
注記 ISO 80416-2,Basic principles for graphical symbols for use on equipment−Part 2: Form and
use of arrows

――――― [JIS Z 0150 pdf 12] ―――――

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Z 0150 : 2018
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS Z 0150:2018 包装−包装貨物の荷扱い図記号 ISO 780:2015,Packaging−Distiribution packaging−Graphical symbols for handling and
storage of packages
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
3 用語及び 用語及び定義 − 追加 JISでは用語及び定義を追加。 規格を分かりやすくするため,国
定義 際規格への追加を提案する。
5 図記号の No.6 取扱注意の − 追加 JISでは図記号No.6を追加。 我が国では,荷扱いの際に比較的
意味及び要 記号 多く採用されていることもあり追
求事項 加した。
国際規格への追加を提案する。
No.9 クランプ位 JISとほぼ同じ。 追加 JISでは図記号No.9に適用事例と 規格の内容をより理解しやすくす
置の記号 して図を追加。 るため,国際規格への追加を提案
する。
No.14 上方向の記 JISとほぼ同じ。 変更 JISでは図記号No.14の適用事例の 規格の内容をより理解しやすくす
号 図b)についてパレットを使用した るため,国際規格へ変更を提案す
図に変更。 る。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 780:2015,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
Z0
− MOD 国際規格を修正している。
150 : 2
0 18
2

JIS Z 0150:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 780:2015(MOD)

JIS Z 0150:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 0150:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0146-1:2017
クレーン―用語―第1部:一般
JISD6201:2017
自走式産業車両―用語
JISZ0108:2012
包装―用語
JISZ0111:2006
物流用語