JIS Z 0664:2015 RFIDのサプライチェーンへの適用―リターナブル輸送器材(RTI)及びリターナブル包装器材(RPI) | ページ 10

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ち,最後の文字の最終ビットが39番目のバイト内に位置し,この場合,パディングが必要なビットが6
個存在する。)。したがって,データバイト数インジケータは0x27である。データバイト数インジケータが
どのように配列されるかについては,図B.4を参照。
注記1 アクセス方法(ISO/IEC 15962の表8に記載)
注記1A 原文は“表7”と記載されているが,誤りであるため“表8”と訂正。
注記2 拡張構文 : ビットを1にすることでDSFIDのバイト数を追加(この例では0)
注記3 データフォーマット03(JIS X 0533)
注記4 拡張ビット : この例では指定していない。
注記5 ビット圧縮(6ビットテーブルを示す)
注記6 フォーマット情報[専用DI 0x6(JIS X 0533のフォーマット情報)]
注記7 データバイト数インジケータスイッチ(バイト数インジケータの最終バイトを示す0bに設定)
注記8 データバイト数インジケータのビット数(データ長により可変)
注記9 メモリアドレス(0x00,0x07,0x08,0x0F,0x10及び0x17)
注記10 図B.4はバッテリ補助及びセンサがない場合となる。
図B.4−ISO/IEC 18000-63タイプC及びISO/IEC 18000-3モード3の
USERメモリ(MB11)の先頭24ビットのメモリ構造
B.4 符号化及び復号
B.4.1 符号化プロセス
1. まず始めに,JIS X 0533 DIメッセージから,先頭“[) > <RS> 06 <GS>”及び最終“<RS> <EOT>”を
削除する。
2. 表B.1を用いて,全てのデータ文字をそのコード値に変換する。
3. 複数の“06”フォーマット情報を符号化する場合(例えば,複雑な部品のサブアセンブリを記述する
ために同じデータ形式の複数の“レコード”を含むメッセージを表すなど)には,新しい“レコード”
を示すそれぞれの内部JIS X 0533配列“<RS> 06 <GS>”を節減して,単一の<RS>文字(表B.1によ
って,011111bと符号化される。)にする。
4. 最後の符号化されたデータ文字の後に,<EOT>パターンを符号化する。
5. 6ビット文字をビットとして配置し,これらを8ビットバイトにまとめる。
6. 最後のバイトに符号化されていないビットがある場合には,これを埋めるために,パディングビット
として,<EOT>文字の最初の2ビット又は4ビット(すなわち,10b又は1000b)又は<EOT>文字の
全体(すなわち,6ビット文字セットの100001b)を追加する。
7. <EOT>文字の最後のビットを含むバイト番号を定め,10進数を2進数に変換し,データバイト数イン
ジケータとして符号化する。
8. メモリ内に,DSFID,プレカーソル,データバイト数インジケータ,データ,<EOT>及びパディング

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ビット(存在する場合)を符号化する。
注記 単一のRFタグ内で符号化を許されるのは一つのJIS X 0533メッセージだけであるため,最後
のデータバイトの後に終端パターンとしてゼロバイトを符号化する必要はない。
B.4.2 復号プロセス
1. DSFID及びプレカーソルを調べ,これらが0x03 0x46であることを確認する。
2. 次の8ビットを処理し,10進数に変換して,データを含むバイト数を定める。
3. 次のビットから始めて,その後のビットを6ビットコードテーブルから文字ビットセットにまとめ,
データを含むバイト数の解読が終わるまで続ける。
4. 表B.1に基づいてデータ文字を割り当て,最後の<EOT>文字(ビットパディングされた文字の場合も
ある。)を削除する。
5. 直後に“06”及び<GS>文字が続かない符号化されたあらゆる<RS>文字については,<RS>を拡張して
“<RS> 06 <GS>”にする。
6. 送信の先頭に“[) > <RS> 06 <GS>”を,最後に“<RS> <EOT>”を追加する。
7. JIS X 0533メッセージの全体を送信する。オプションとして,受信側では,単一のデータオブジェク
トとしてJIS X 0533メッセージをOID形式でラップすることができる。このオプションを用いる場合
には,メッセージの完全なOIDは[{1 0 15434 06}]である。
注記 OID(Object Identifier) : オブジェクト識別子については,ISO/IEC 15961-1を参照のこと。
B.5 符号化及び復号の例
B.5.1 JIS X 0533データからアクセスメソッド0データ形式3への符号化の手順
ISO/IEC 15962のアクセスメソッド0データ形式3を用いて符号化するためにJIS X 0533形式で一般的
なDIインプットメッセージを作成するためには,次の手順を実施する。
− インプットメッセージが,有効なJIS X 0533のDIメッセージであることを確認する。
− アクセスメソッド0及びデータ形式3を示すDSFIDを符号化する。
− 先頭のメッセージエンベロープ文字“[) > <RS> 06 <GS>”及び最後の“<RS> <EOT>”を削除する。
− 表B.1に基づいて,データを6ビットコード語に符号化する。
− 一つの<EOT>文字を追加する。
− 必要に応じ,最後のデータバイトを埋めるために,パディングビットとして,<EOT>文字の最初の2
ビット又は4ビット(すなわち,10b又は1000b)又は<EOT>文字の全体(すなわち,6ビット文字セ
ットの100001b)を追加する。
− メモリ内に,DSFID,プレカーソル,データバイト数インジケータ,データ,<EOT>及びパディング
を符号化する。
B.5.2 アクセスメソッド0データ形式3からJIS X 0533データへの復号の手順
システムは,DSFIDバイトを読み取ることによって,この情報をJIS X 0533の6ビットDIデータであ
るとみなす。
− システムは,最初に,DSFID,プレカーソル及びデータバイト数インジケータを削除する。
− パディングビット及び符号化された<EOT>文字を削除して符号化されたバイトを解析し,6ビットコ
ードにし,次に,表B.1に基づいてデータ文字を割り当てる。
− システムは,送信の先頭に“[) > <RS> 06 <GS>”を,最後に“<RS> <EOT>”を追加する。
− システムは,JIS X 0533メッセージの全体を送信する。

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− オプションとして,受信側は,単一のデータオブジェクトとして,JIS X 0533メッセージの全体をOID
形式でラップすることができる。
B.5.3 データの符号化と復号の例
次の例は,JIS X 0533のDIデータを,<EOT>が必須条件であるアプリケーションで符号化するもので
ある。
開始データ :
[)><RS>06<GS>25SUN043325711MH8031200000000001<GS>1T110780<GS>Q21<GS>4LUS<RS><EOT>
上記のメッセージのRFタグ上のデータは,次のようなものである(DIを太字フォントで示している。) :
25SUN043325711MH8031200000000001 <GS> 1T110780 <GS> Q21 <GS> 4LUS <EOT>
ここにおいて :
UII = 25SUN043325711MH8031200000000001
LOT = 1T110780
QTY = Q21
CoO = 4LUS
データからビットへの変換 :
51個の6ビット文字は(50個+ <EOT>),39バイトに変換される。バイトの配置のために最後の6個の
ビットを埋める必要があるため,この場合には,1個の<EOT>文字全体を符号化する(表B.5参照)。
表B.5−ISO/IEC 18000-63タイプC及びISO/IEC 18000-3モード3の
メモリバンク“11”の先頭16ビットのメモリ構造
DSFID プレ データ 2 5 S U N 0 4 3 3 2 5
=0x03 カーソルバイト数
=0x46 =0x27
00000011b 01000110b 00100111b 110010b 110101b 010011b 010101b 001110b 110000b 110100b 110011b 110011b 110010b 110101b
7 1 1 M H 8 0 3 1 2 0 0 0 0
110111b 110001b 110001b001101b 001000b 111000b 110000b 110011b 110001b 110010b 110000b 110000b 110000b 110000b
0 0 0 0 0 0 1 <GS> 1 T 1 1 0 7
110000b 110000b 110000b110000b 110000b 110000b 110001b 011110b 110001b 010100b 110001b 110001b 110000b 110111b
8 0 <GS> Q 2 1 <GS> 4 L U S <EOT> pad
111000b 110000b 011110b010001b 110010b 110001b 011110b 110100b 001100b 010101b 010011b 100001b 100001b
B.5.3.1 RFタグメモリの完全な内容
DSFID,JIS X 0533プレカーソル,39バイトのデータ(<EOT>を含む51個の6ビット文字を圧縮)及
び6個のパティングビットを含み,アクセスメソッド0形式3の符号化を用いると,最終的な16進法での
RFタグの符号化は,次のようなものとなる :
03 46 27 CB 54 D5 3B 0D 33 CF 2D 77 C7 13 48 E3 0C F1 CB 0C 30 C3 0C 30 C3 0C 31 7B 15 31 C7 0D F8
C1 E4 72 C5 ED 0C 55 38 61
B.5.3.2 送信されるデータ
ヘッダ文字及び“<RS> <EOT>”が,メッセージ中に再び挿入される。次のデータ文字列が,リーダラ
イタから送信される。
[)>< RS> 06<GS> 25SUN043325711MH8031200000000001<GS> 1T110780 <GS> Q21 <GS> 4LUS <RS>
<EOT>

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B.5.3.3 結論
“DIだけの直接6ビット符号化”アプローチを用いると,ISO/IEC 18000-63タイプC又はISO/IEC
18000-3モード3のRFタグのMB01の符号化は,図B.3(一次元シンボル)と同じアウトプットとなる。
“DIだけの直接6ビット符号化”アプローチを用いると,ISO/IEC 18000-63タイプC又はISO/IEC 18000-3
モード3のRFタグのMB11の符号化は,次に示す図B.5(二次元シンボル : QRコード)又は図B.6(二
次元シンボル : データマトリックス)と同じアウトプットとなる。この方法には,データの符号化プロセ
スを単純化するという利点もある。二次元シンボルで符号化された場合も,アウトプットは同じ結果とな
る。
図B.5−MB11の内容を符号化したQRコード
[)><RS>06<GS>25SUN043325711MH8031200000000001<GS>1T110780<GS>Q21<GS>4LUS<RS><EOT>
図B.6−MB11の内容を符号化するデータマトリックス
[)><RS>06<GS>25SUN043325711MH8031200000000001<GS>1T110780<GS>Q21<GS>4LUS<RS><EOT>

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附属書C
(参考)
製品のライフサイクル管理に役立つデータ要素の表
表C.1−製品のライフサイクル管理に役立つデータ要素
名称 分類 項目 説明 バイト
TID TID TID タグ識別番号 (32ビット)
(ISO/IEC 15963)
UII UII EPC (SGTIN) (96ビット)
製造業者による製 データ識別子(DI) シリアライズされた製品番号(“25S”) 3+50
品識別子 発番機関コード(IAC)
(ISO/IEC 15459-4)
製造業者コード
製品コード 例 : CF-L2M8WAXS
シリアル番号 例 : 3AKSB01019
ユーザ 製造業者用内部コ 30
メモリ ード
危険物 危険物フラグ 危険物フラグ 1
製品変更経歴 製品の経歴識別子 5
保守用データ 保守契約日 保守会社と利用者との間の保守契約期日 6
(このデータは保 (YYMMDD)
守担当が利用者の 部品交換フラグ 部分の幾つかが新しい部分と交換されたこと 1
事業所又は家庭で を示すフラグ
使用するためのも 消耗品フラグ 消耗品フラグ 1
の。) 消耗品交換日 消耗品の使用開始日(YYMMDD) 6
使用期間 消耗品の使用可能時間 1
リサイクル用デー リサイクル申込み日 リサイクル申込用紙が作成された日付(使用者 6
タ がリサイクル製品をリサイクル会社又は運送
(このデータは, 会社に送る日付)YYMMDD
リサイクル時,又 リサイクル券番号 リサイクル製品を個々に識別するための番号 11
は再販時に使われ 製品分類 製品分類フラグ 2
る。) (分類例 : デスクトップPC,ラップトップ)
このフラグはリサイクル処理を行う前に荒仕
分けするため
製造日 製造日YYYYMMDD 8
耐用年数 製造日からの耐用年数(使用可能期間) 2
再販日 製品の再販日付(YYMMDD) 6
製造業者の保証対象外
再販者 再販業者の識別子 10
合計 155バイト

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JIS Z 0664:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 17364:2013(IDT)

JIS Z 0664:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 0664:2015の関連規格と引用規格一覧