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Z 1402 : 2020
附属書D
(参考)
I·B形の外板の厚さ及び支持されない間隔の求め方
D.1 概要
この附属書は,I·B形の外板の厚さをすかし比率によって求める場合の求め方及び外板の厚さをI·A形
と同じにした場合の支持されない間隔の求め方の例を示す。
D.2 例に用いる木箱の条件
a) 木箱の寸法及び荷重条件
内のり寸法 : 122 cm×72 cm×62 cm
内容品質量 : 130 kg
荷重条件 : 等分布荷重
木箱の種類 : I·A−5形
b) 部材の寸法
側,つま,蓋及び底の厚さ : 1.8 cm
板の幅 : 12 cm
桟の幅及び厚さ : 7.5 cm×1.8 cm
D.3 すかし比率によって厚さを求める場合
I·B形の外板は,すかし比率によって,強度を保持するために外板の厚さを厚くする。
a) すかし比率 高さ方向に12 cmの板を3枚用いたとき,すかし幅は,26 cmとなる。すかし比率を式
(1)によって求めると,次のとおりとなる。
すかし比率=26÷62×100=約42 %
b) 外板の厚さ a)で求めたすかし比率から,表5によって,外板の厚さは2.4 cmとなる。
D.4 I·A形と同じ外板の厚さを用いる場合の支持されない間隔の求め方
I·A形と同じ厚さの外板を用いる場合,強度を保持するために支持されない間隔を縮小する。
この例に示す木箱の場合,表6によって支持されない間隔は,側(長さ方向f1)112 cm,つま(幅方向
f3)80 cmとなる。I·B形における側及びつまの支持されない間隔は,式(2)によって求めると,次のとおり
となる。
a) 側 支持されない間隔 : 112×(1−0.42)=64.96(cm)
b) つま 支持されない間隔 : 80×(1−0.42)=46.4(cm)
D.5 I·A形と同じ外板の厚さを用いる場合の補強
D.4で求めた支持されない間隔によって補強を行う。(図D.1参照)
a) 側
1) この附属書の例に示す木箱の場合,内のり寸法(長さ方向f1)122 cmが支持されない間隔となる。
2) 板の長さ(外のり寸法)は,内のり寸法122 cmにつま及び桟の厚さを加え129.2 cmとなる。
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3) 補強桟の位置を両端から15 cmとした場合,補強桟の間隔84.2 cmが支持されない間隔となる。
4) .4によって,支持されない間隔を,64.96 cmを超えないようにしなければならないため,補強桟
を追加する必要がある。
単位 cm
図D.1−側の寸法及び補強の例
b) つま
本例に示す木箱の場合,内のり寸法72 cmとなる。つま縦桟を用いていることから,つま縦桟の間
隔57 cmが支持されない間隔となる。
D.4によって,支持されない間隔を,46.4 cmを超えないようにしなければならないため,剣桟を追
加する必要がある(図D.2参照)。
単位 cm
図D.2−つまの寸法及び補強の例
参考文献
[1] JIS Z 1403 枠組箱の構造
[2] JIS Z 2101 木材の試験方法
JIS Z 1402:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 79 : 木材工業 > 79.040 : 木材,製材及び製材品
- 55 : 包装及び物流 > 55.160 : ケース.箱.クレート
JIS Z 1402:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA5508:2009
- くぎ
- JISB1180:2014
- 六角ボルト
- JISB1181:2014
- 六角ナット
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISZ0107:2014
- 木箱用語
- JISZ0108:2012
- 包装―用語
- JISZ1514:1994
- ポリエチレン加工紙