JIS Z 2247:2006 エリクセン試験方法

JIS Z 2247:2006 規格概要

この規格 Z2247は、厚さ0.1mm以上2mm以下,幅90mm以上の金属薄板の張出し加工時の塑性変形特性を試験する方法について規定。

JISZ2247 規格全文情報

規格番号
JIS Z2247 
規格名称
エリクセン試験方法
規格名称英語訳
Method of Erichsen cupping test
制定年月日
1970年5月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 20482:2003(MOD)
国際規格分類

ICS

77.040.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021
改訂:履歴
1970-05-01 制定日, 1973-05-01 確認日, 1977-01-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1985-09-01 確認日, 1990-01-01 確認日, 1993-06-01 改正日, 1998-12-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS Z 2247:2006 PDF [9]
                                                                                   Z 2247 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本鉄鋼
連盟(JISF)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 2247:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 20482:2003,Metallic materials−
Sheet and strip−Erichsen cupping testを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS Z 2247には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)グラファイトグリースの推奨成分
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 2247 pdf 1] ―――――

Z 2247 : 2006

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 原理・・・・[1]
  •  5. 試験機・・・・[1]
  •  6. 試験片及びエリクセン値記号・・・・[1]
  •  7. 試験条件・・・・[3]
  •  8. 手順・・・・[3]
  •  9. 報告・・・・[3]
  •  附属書A(参考)グラファイトグリースの推奨成分・・・・[5]
  •  附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 2247 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 2247 : 2006

エリクセン試験方法

Method of Erichsen cupping test

序文

 この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 20482,Metallic materials−Sheet and strip−
Erichsen cupping testを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書1(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,厚さ0.1mm以上2 mm以下,幅90 mm以上の金属薄板の張出し加工時の塑性
変形特性を試験する方法について規定する。ただし,厚さが2mmを超え3 mm以下の金属薄板,又は幅
30mm以上90 mm未満の狭い金属薄板にも適用することができる。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 20482:2003,Metallic materials−Sheet and strip−Erichsen cupping test (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7729 エリクセン試験機
JIS Z 8401 数値の丸め方

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 貫通割れ(through crack) 試験片の全厚みを通過する割れで,割れの長手方向に光が通過するのに十
分な広がりをもつもの。

4. 原理

 しわ押さえとダイスとの間に締め付けた試験片に対して,球形の端部をもったパンチを押し込
むことによって,貫通割れが発生するまで,くぼみを形成する。パンチの移動距離が,測定するくぼみの
深さを示し,試験の結果(エリクセン値)となる。

5. 試験機

 試験機は,JIS B 7729による。
なお,参考表1に,JIS B 7729に規定するジグの寸法を示す。

6. 試験片及びエリクセン値記号

 試験片及びエリクセン値記号は,次による。
a) 試験片の寸法及びエリクセン値記号を,表1に示す。厚さ0.1 mm以上2 mm以下,幅90 mm以上の

――――― [JIS Z 2247 pdf 3] ―――――

2
Z 2247 : 2006
金属薄板は,標準試験片を用い,厚さが2 mmを超え3 mm以下又は幅が30 mm以上90 mm未満の金
属薄板については,標準試験片より厚い又は狭い試験片欄から該当する寸法の試験片を用いる。また,
該当する寸法のエリクセン値記号で区別する。
b) 試験片は,平たん(坦)で,端部に,試験機への取付けに障害となるか,又は試験機の性能を損なう
おそれがあるばり,ゆがみなどがあってはならない。
c) 試験前に,試験片は,ハンマでたたいたり,熱間加工又は冷間加工をしてはならない。
表 1 試験片及びエリクセン値記号
単位 mm
試験片及びエリクセン値記号
記号 定義
標準試験片 標準試験片より厚い,又は狭い試験片
IE エリクセン値記号 IE IE40 IE21 IE11
a 試験片の厚さ 0.1 以上 2 を超え 0.1 以上 0.1 以上
2 以下 3 以下 2 以下 1 以下
b 試験片の幅又は直径 90 以上 90 以上 55 以上 30 以上
90 未満 55 未満

――――― [JIS Z 2247 pdf 4] ―――――

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Z 2247 : 2006
参考表 1 ジグ寸法及びエリクセン値記号
単位 mm
ジグ寸法及びエリクセン値記号
記号 定義 標準試験片によ 標準試験片より厚い,又は狭い試験片による試験
る試験
IE エリクセン値記号 IE IE40 IE21 IE11
d1 パンチ端の球状の直径 20±0.05 20±0.05 15±0.02 8±0.02
d2 ダイスの内径 27±0.05 40±0.05 21±0.02 11±0.02
d3 しわ押さえの内径 33±0.1 33±0.1 18±0.1 10±0.1
d4 ダイスの外径 55±0.1 70±0.1 55±0.1 55±0.1
d5 しわ押さえの外径 55±0.1 70±0.1 55±0.1 55±0.1
R1 ダイスの外側かどの丸み半径及び 0.75±0.1 1.0±0.1 0.75±0.1 0.75±0.1
しわ押さえの外側かどの丸み半径
R2 ダイスの内側かどの丸み半径 0.75±0.05 2.0±0.05 0.75±0.05 0.75±0.05
h1 ダイスの内側円筒部長さ 3.0±0.1 6.0±0.1 3.0±0.1 3.0±0.1
h 試験中のくぼみの深さ − − − −
IE

7. 試験条件

 試験条件は,次による。
a) 試験温度は,通常,1035 ℃の間で行う。注文者の要求のある場合は,23±5 ℃で行う。
b) 標準試験片のくぼみの中心は,試験片のいずれの辺からも45 mm以上とし,また,試験片が条(帯)
の場合で,複数回の試験を行うときには,隣り合うくぼみの中心間の距離は,90 mm以上とする。狭
い幅の試験片に対しては,くぼみの中心は,試験片の幅の中心とし,また,隣り合うくぼみの中心間
の距離は,少なくとも金属薄板の幅以上とする。

8. 手順

 手順は,次による。

――――― [JIS Z 2247 pdf 5] ―――――

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JIS Z 2247:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 20482:2003(MOD)

JIS Z 2247:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 2247:2006の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7729:2005
エリクセン試験機
JISZ8401:2019
数値の丸め方

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