JIS Z 2247:2022 エリクセン試験方法 | ページ 2

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Z 2247 : 2022
手動装置の場合は,操作の終点近くで貫通割れが現れる瞬間を正確に決定するために,パンチの押
し込む速度を規定の下限速度に下げることが望ましい。
コンピュータ制御された試験装置を使用する場合は,試験結果は,荷重−パンチ変位線図によって,
直接得られるので,試験の終点近くで速度を下げる必要はない。
f) 試験片の割れが,全厚を貫通した瞬間にパンチの動きを止める。
g) 押込み深さh(図1参照)をミリメートル単位で小数点以下第1位まで測定する。
h) 製品規格で規定がない限り,3回の試験を行う。3回以上実施してもよい。測定値を平均して,JIS Z
8401の規則Aによって整数に丸め,エリクセン値IEとする。別に要求がある場合は,更に下位まで
求めてもよい。

10 報告

  試験報告書が必要な場合には,報告する事項は,次の中から受渡当事者間の協定によって選択する。
a) この規格の番号(JIS Z 2247)
b) 試験片の識別(試験片の位置)
c) 試験片の厚さ
d) 使用した潤滑剤[箇条9のb)以外のグリースを使用した場合]
e) 試験後の試験片の外観
f) エリクセン値(要求のある場合は,個々の値)
なお,標準試験片以外の場合は,IEに添え字を付けて示す(表2参照)。

――――― [JIS Z 2247 pdf 6] ―――――

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Z 2247 : 2022
附属書A
(参考)
グラファイトグリースの推奨成分
試験結果は,使用するグリースの種類に依存することが知られている。適切であると知られている代表
的なグリースは,次のような特徴をもっている。
グリースは,カルシウム石けん,精製鉱油及びグラファイト片からなる。
グリースは,腐食性物質,樹脂粒(grit resin),ワックス及び増量剤(fillers)を含まないことが望ましい。
グリース及びその成分は,表A.1に適合していることが望ましい。
表A.1−グラファイトグリースの推奨特性
構成物 特性 推奨値
グリース 250280
25 ℃で150 gの円すい(錐)浸透能(Worked penetration
of cone [1])
遊離酸 オレイン酸として0.2 %a)以下
遊離アルカリ Ca(OH)2として0.3 %a)以下
水分 0.5 %1.2 %
グラファイト分 23 %28 %a)
グラファイト片 最大粒径 0.3 mm
灰分 4.5 %a)以下
鉱油 37.8 ℃の動粘度 100 cSt120 cSt
引火点 177 以上
灰分 0.01 %a)以下
中和価 0.1 mgKOH/g以下
注a) 質量分率
参考文献
[1] ASTM D217 Standard Test Methods for Cone Penetration of Lubricating Grease

――――― [JIS Z 2247 pdf 7] ―――――

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Z 2247 : 2022
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS Z 2247 ISO 20482:2013,(MOD)
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
1 1 追加 ISO規格は,本文中に規
JISでは,規定した以外の厚さ及び幅にも適
用できることを追加した。 定しており,技術的差異
は,軽微である。
6 6 変更 対応国際規格の箇条6の内容は,JISでは,
技術的差異は,軽微であ
JIS B 7729に規定されている。 る。
7 7 変更 JISでは,試験片の矯正について,JIS Z 2241
技術的差異は,軽微であ
の表現と整合させた。 る。
追加 JISでは,狭幅試験片で,複数回の試験を行
技術的差異は,軽微であ
る。
うときは,くぼみは,ダイスと干渉しない間
隔とすることを追加した。
9 9 変更 JISでは,実態を考慮して,試験速度を推奨
技術的差異は,軽微であ
事項とした。 る。
変更 JISでは,丸めは,JIS Z 8401の規則Aによ
技術的差異は,軽微であ
るが,丸めの手順は,ISO
ることにした。また,測定値を丸めるのでは
なく,平均値を丸める手順とした。 への提案を検討する。
10 10 変更 JISでは,報告項目は,受渡当事者間の協定
技術的差異は,軽微であ
によって選択するに変更した。 る。
変更 JISでは,使用した潤滑剤の報告は,箇条9
技術的差異は,軽微であ
のb)以外の場合とした。 る。
追加 ISOへの提案を検討す
標準試験片以外の試験片については,添え
字で識別することにした。 る。
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味を,次に示す。
− 追加 : 対応国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 : 対応国際規格の規定内容又は構成を変更している。
注記2 JISと対応国際規格との対応の程度の全体評価の記号の意味を,次に示す。
− MOD : 対応国際規格を修正している。

JIS Z 2247:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 20482:2013(MOD)

JIS Z 2247:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 2247:2022の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7729:2005
エリクセン試験機
JISZ8401:2019
数値の丸め方