JIS Z 2306:2015 放射線透過試験用透過度計 | ページ 2

4
Z 2306 : 2015
c) 使用中の変形を保護する材料は,針金よりも放射線の吸収が小さい紙,ゴム,合成樹脂などとする。
L : 針金の長さ
D : 針金の中心間距離
図1−一般形の針金形透過度計の形状及び構造
5.1.2 帯形の針金形透過度計
5.1.2.1 呼び番号,針金の直径及びその許容差並びに針金の中心間距離及び長さ
帯形の針金形透過度計の呼び番号は,針金の材質を表す表8の表示記号及び各透過度計を構成する針金
の直径を表す3桁の数字によって示す。帯形の針金形透過度計の呼び番号並びに針金の直径及びその許容
差は,表4による。また,針金の中心間距離及び長さは,表5による。
表4−帯形の針金形透過度計の呼び番号並びに針金の直径及びその許容差
単位 mm
呼び番号a) 針金の直径 針金の直径の許容差
X100 1.00 ±0.02
X080 0.80
X063 0.63
X050 0.50 ±0.01
X040 0.40
X032 0.32
X025 0.25
X020 0.20
X016 0.16
X012 0.125 ±0.005
X010 0.100
X008 0.080
X006 0.063
X005 0.050
注a) 表3の注a)に同じ。

――――― [JIS Z 2306 pdf 6] ―――――

                                                                                              5
Z 2306 : 2015
表5−帯形の針金形透過度計の呼び番号並びに針金の中心間距離及び長さ
単位 mm
呼び番号a) 針金の中心間距離 針金の長さ
D L
X100 5 10以上
X080
X063
X050
X040
X032
X025
X020
X016
X012
X010
X008 2.5
X006
X005
注a) 表3の注a)に同じ。
5.1.2.2 形状及び構造
帯形の針金形透過度計の形状及び構造は,次による。
a) 帯形の針金形透過度計は,図2に示すように同一直径の9本の針金によって構成する。
b) 帯形の針金形透過度計は,使用中の変形を保護する材料に針金を埋め込んだ構造とする。
c) 使用中の変形を保護する材料は,針金よりも放射線の吸収が小さい紙,ゴム,合成樹脂などとする。
また,管の撮影に用いる帯形の針金形透過度計は,管表面になじむように曲がりやすい材料を使用す
る。
L : 針金の長さ
D : 針金の中心間距離
図2−帯形の針金形透過度計の形状及び構造

――――― [JIS Z 2306 pdf 7] ―――――

6
Z 2306 : 2015

5.2 有孔形透過度計

5.2.1  呼び番号並びに板の厚さ,孔の直径及びそれらの許容差
有孔形透過度計の呼び番号並びに板の厚さ,孔の直径及びそれらの許容差は,表6による。
表6−有孔形透過度計の呼び番号並びに板の厚さ,孔の直径及びそれらの許容差
単位 mm
形状 呼び番号a) 板の厚さ 孔の直径 板の厚さ(T)及び
T 1T孔 2T孔 4T孔 孔の直径の許容差
方形 X5 0.13 0.25 0.51 1.02 ±0.03
X7 0.18 0.25 0.51 1.02
X10 0.25 0.25 0.51 1.02
X12 0.30 0.30 0.64 1.27
X15 0.38 0.38 0.76 1.52
X17 0.43 0.43 0.89 1.78
X20 0.51 0.51 1.02 2.03
X25 0.64 0.64 1.27 2.54 ±0.06
X30 0.76 0.76 1.52 3.05
X35 0.89 0.89 1.78 3.56
X40 1.02 1.02 2.03 4.06
X45 1.14 1.14 2.29 4.57
X50 1.27 1.27 2.54 5.08
X60 1.52 1.52 3.05 6.10 ±0.13
X80 2.03 2.03 4.06 8.13
X100 2.54 2.54 5.08 10.2
X120 3.05 3.05 6.10 12.2
X160 4.06 4.06 8.13 16.3
円形 X200 5.08 5.08 10.2 − ±0.25
注a) 表3の注a)に同じ。
5.2.2 形状,寸法及び構造
有孔形透過度計の形状,寸法及び構造は,次による。
a) 有孔形透過度計は,板に貫通孔を設けたものとし,形状,寸法及び構造は,図3及び表6による。
b) 有孔形透過度計の孔は,板表面に対し垂直に精度よく加工し,面取り加工は行わない。
c) 円形の場合は,板よりも放射線の吸収が小さい台板に呼び番号とともに固定して使用する。

――――― [JIS Z 2306 pdf 8] ―――――

                                                                                              7
Z 2306 : 2015
単位 mm
a) 方形
b) 円形
形状及び呼び番号 寸法
A B C D E F G
方形 X5X50 38.0±0.4 19.0±0.4 11.0±0.4 6.4±0.4 13.0±0.4 − −
X60X160 57.0±0.8 35.0±0.8 19.0±0.8 9.5±0.8 25.0±0.8 − −
円形 X200 − − − − − 6.76±0.134.22±0.13
図3−有孔形透過度計の形状及び寸法

5.3 有孔階段形透過度計

5.3.1  呼び番号並びに板の厚さ,孔の直径及びそれらの許容差
有孔階段形透過度計の呼び番号は,各透過度計を構成する板の最小の板番号及び板の材質を表す表8の
表示記号によって示す。有孔階段形透過度計の呼び番号及びそれを構成する階段状板並びに各段の板の厚
さ,孔の直径及びそれらの許容差は,表7による。

――――― [JIS Z 2306 pdf 9] ―――――

8
Z 2306 : 2015
表7−有孔階段形透過度計の呼び番号及びそれを構成する板並びに
板の厚さ,孔の直径及びそれらの許容差
単位 mm
板の厚さ 板番号 有孔階段形透過度計の呼び番号及びそれを構成する板a)板の厚さ及び孔
及び H1X H5X H9X H13X の直径の許容差
孔の直径
0.125 H1 0.125 +0.01
0.16 H2 0.16 0
0.20 H3 0.20
0.25 H4 0.25
0.32 H5 0.32 0.32
0.40 H6 0.40 0.40
0.50 H7 0.50
0.63 H8 0.63 +0.02
0.80 H9 0.80 0.80 0
1.0 H10 1.0 1.0
1.25 H11 1.25
1.6 H12 1.6
2.0 H13 2.0 2.0
2.5 H14 2.5 2.5
3.2 H15 3.2 +0.03
4.0 H16 4.0 0
5.0 H17 5.0
6.3 H18 6.3
注a) 呼び番号中のXは,板の材質を表し,表8の表示記号とする。また,呼び番号の下部に記載された
数値は,有孔階段形透過度計を構成する6段の板の厚さ及び孔の直径を示す。
5.3.2 形状,寸法及び構造
有孔階段形透過度計の形状,寸法及び構造は,次による。
a) 有孔階段形透過度計は,板の厚さの異なる六つの段の板によって構成し,各段にその板の厚さと等し
い直径の孔を設ける。形状及び寸法は,図4による。
b) 各段に設ける孔の数は,板の厚さが0.80 mm以上の場合には1個とし,板の厚さが0.80 mm未満の場
合には2個とする。孔を2個設ける場合の孔の直径は同じとする。
c) 孔の中心から各段の板の端までの距離は,孔の直径に1 mm加えた値以上とする。さらに,二つ孔の
場合には,一方の孔の中心からもう一方の孔の端までの距離も,孔の直径に1 mm加えた値以上とす
る。
d) 孔は,板表面に対し垂直に精度よく加工し,面取り加工は行わない。
e) 有孔階段形透過度計は,放射線の吸収が小さい保護材料に埋め込んだ構造とする。

――――― [JIS Z 2306 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS Z 2300:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 2306:2015の関連規格と引用規格一覧