JIS Z 2316-2:2014 非破壊試験―渦電流試験―第2部:渦電流試験器の特性及び検証 | ページ 6

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Z 2316-2 : 2014
附属書C
(規定)
等価入力インピーダンスの測定
発振器は,直列抵抗(Rv)を通して渦電流試験器の入力に供給する[渦電流試験器の入力インピーダン
スがコンデンサ(Ce)及び抵抗器(Re)の並列回路によって表している。](図C.1参照)。
S CV
Cv
R=50
G Ω
RV
Rv
Ge 50 Ω V Ce
Re
図C.1−入力インピーダンスの測定のための配線図
発振器(Ge)の出力インピーダンス(RG)は,渦電流試験器の入力抵抗(Re)より小さい必要がある。
一般に,50 Ωを適用すると,この条件は満たされる。
最初は,低い発振器周波数(fG1)(望ましくは1 kHz)でReを決定し,スイッチ(S)を開く。
このために,Rv=0のときのReに印加される入力電圧(Ve)を測定する。Rv=0で得た入力電圧値の半
分になるようにRvを増加する。このときの電圧をVe1とする。
Ve1=0.5 Ve (Rv=0)
このときのRv及びReの値は,同一である。
Rv=Re
次に,Sを閉め,Ceの決定のために,Rvの設定を変えないで,発振器の周波数を,入力電圧がVe1の半
分の値に減少する値(fG2)に増加する。このときの電圧をVe2とする。
Ve2=0.5 Ve1 (Rv=Re)
次に,Cvを元々の電圧Ve1(Rv=Re) になるように調整する。周波数をfG1からfG2に変えても,入力電圧
Ve1及びVe2は,変わらないはずである。
これらの条件において,
Cv=Ce
となる。Rv及びCvは,万能ブリッジによって測定してもよい。コンデンサ(Ce)の測定に用いる測定器
は,可能な限り低静電容量のものにするべきである。Ceは小さいので,測定結果から電圧測定器の入力容
量を減算する必要がある。Re及びCeは,できる限り全ての入力回路を踏まえて決定するべきである。

――――― [JIS Z 2316-2 pdf 26] ―――――

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附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
ISO 15548-1:2008 Non-destructive testing−Equipment for eddy current examination
JIS Z 2316-2:2014 非破壊試験−渦電流試験−第2部 : 渦電流試験器の特性及び
検証 −Part 1: Instrument characteristics and verification
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 との評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
3 用語及 用語及び定義 3 JISに同じ 変更 ISO 12718をJIS Z 2300及びJIS 国内規格を引用することで用語
び定義 C 1002に変更した。 の再定義を避けた。技術的差異は
ない。
渦電流試験,ベクト 3 JISに同じ 追加 技術的な差異はない。
“渦電流試験”及び“ベクトル成
ル成分 分”を追加した。
4 渦電流 4.2.8 信号表示器及 4.2.8 JISに同じ 変更 技術的な差異はない。
“4.2.8.1 信号表示”など,項目
試験器の び出力 を細分化した。
特性
5 検証 5.1 一般 5.1 JISに同じ 追加 補足の文言を追加した。 技術的な差異はない。
5.2 点検のレベル 5.2 JISに同じ 追加 表1中の“実施者”の解釈につい技術的な差異はない。
表1 て明記した。
6 渦電流 6.1 測定要件 6.1 JISに同じ 追加 “また,測定の手順書を作成す 技術的な差異はない。
試験器の る。”を追加した。
電気的特 6.2.1.1 定義及び測 6.2.1.1 JISに同じ 変更 周波数ビート法のfdと紛らわし 技術的な差異はない。
性の測定 定条件 式 いため,設定値fdをfexに変更し
た。
6.2.2.1 定義及び測 6.2.2.1 JISに同じ 変更 交流信号を表す変数UをVに変 ここでの交流記号は電圧である。
定条件 式 更した。 我が国では,一般に電圧を表す変
Z2
数にはVを用いるので変更した。
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技術的な差異はない。
-
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3

――――― [JIS Z 2316-2 pdf 27] ―――――

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Z 2316-2 : 2014
Z2
3
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご (V) JISと国際規格との技術的差
3
国際規格 との評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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番号
-
2
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
: 2
及び題名 の評価
01
6 渦電流 6.2.5.2 測定方法 6.2.5.2 JISに同じ 追加 “負荷抵抗の値を十分な精度で 等価な測定方法を追加した。技術
4
試験器の 的な差異はない。
評価できる場合,その電圧から電
電気的特 流を求めてもよい。”を追加した。
性の測定 6.3.1.1 定義及び測 6.3.1.1 JISに同じ 追加 “最大許容入力電圧”を明確にし
“(入力段に加えることのできる
(続き) 定条件 最大電圧)”を追加した。 た。技術的な差異はない。
6.4.5.1 定義 6.4.5.1 JISに同じ 追加 “図4の”を追加した。 “中央値”を明確にした。技術的
な差異はない。
6.4.6 信号処理段の 6.4.6 JISに同じ 追加 “信号処理段の”を追加した。 “帯域幅”を明確にした。技術的
帯域幅 な差異はない。
6.4.7.2 測定方法 6.4.7.2 JISに同じ 追加 “フォーマット”及び“nは,デ技術的な差異はない。
ータの個数である。”を追加した。
6.4.9.2 測定方法 6.4.9.2 JISに同じ 追加 ベクトル成分を追加した。 技術的な差異はない。
6.6 デジタル化 6.6 JISに同じ 追加 4.2.1の文言を追加した。 6.6の意味していることを明確に
した。技術的な差異はない。
7 試験報 記録項目 − 追加 渦電流試験器の特性測定に関す 国内での運用を考慮して,追加し
告書 る記録項目を追加した。 た。
附属書A 周波数ビート法 附属書A JISに同じ 追加 “(図A.1参照)”を追加した。図A.1の説明がなかった。技術的
(参考) な差異はない。
周波数ビート法 附属書A JISに同じ 追加 式(A.1)及び式(A.2)を明確にした。
式(A.1)及び式(A.2)の説明を追加
した。 技術的な差異はない。
附属書C Ve1,Ve2 附属書C JISに同じ 追加 Ve1及びVe2の説明を追加した。 Ve1,Ve2を明確にした。技術的な
(規定) 差異はない。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 15548-1:2008,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。

JIS Z 2316-2:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 15548-1:2008(MOD)

JIS Z 2316-2:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 2316-2:2014の関連規格と引用規格一覧