JIS Z 2371:2015 塩水噴霧試験方法 | ページ 5

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なお,受渡当事者間の協定がない場合には,全ての切り込みきずは,試験片の端面及び互いの切
り込みきずから少なくとも20 mm以上離れていなければならない。
単位 mm
a) 対角状に交差する例
b) 長辺に平行な例
c) 相互に垂直で交差しない例
図C.1−有機被膜をもつ試験片の表面に付ける切り込みきずの例

――――― [JIS Z 2371 pdf 21] ―――――

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附属書JA
(参考)
試験片の置き方及び位置
JA.1 試験片の置き方及び位置
試験片の置き方及び位置を,図JA.1に示す。
単位 mm
a) 噴霧室平面図
b) 試験片の角度及び噴霧液採取容器の配置図
図JA.1−試験片の置き方及び位置

――――― [JIS Z 2371 pdf 22] ―――――

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附属書JB
(参考)
腐食生成物の除去方法
JB.1 腐食生成物の除去方法
腐食生成物の化学的除去方法を表JB.1に,腐食生成物の電解による除去方法を表JB.2に示す。
表JB.1−腐食生成物の化学的除去方法
材料 薬品及び作製方法 時間 温度 注記
アルミニウム りん酸(JIS K 9005)35 mL 10分間 95100 ℃ 腐食生成物の膜が残っている
及びアルミニ 酸化クロム(VI)(CrO3) 20 g ときは,次の硝酸による方法を
ウム合金 蒸留水を加えて1 000 mLにする。 続けて行う。
硝酸(JIS K 8541) 1 2025 ℃ 素地金属の過剰な除去を誘引
5分間 する反応を防ぐため,外周の付
着物及びかさのある腐食生成
物を取り除く。
アルミニウム 塩酸(JIS K 8180)10 mL 1 2025 ℃ 溶液を浸したナイロンブラシ
陽極酸化皮膜 蒸留水を加えて110 mLにする。 5分間 などを用いて洗浄し,水洗後,
通風乾燥する。腐食生成物が残
っているときは,この操作を繰
り返す。
銅及び銅合金 塩酸(JIS K 8180)500 mL 1 2025 ℃ 純度の高い窒素による溶液の
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 3分間 空気除去は,素地金属の除去を
抑制する。
1
シアン化ナトリウム(JIS K 8447)4.9 g 2025 ℃ 上記の塩酸による方法で除去
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 3分間 されない硫化銅のような腐食
生成物を除去する。
硫酸(JIS K 8951)100 mL 1 2025 ℃ 試験片表面上に銅の再付着す
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 3分間 るのを抑えるために,処理前に
かさのある腐食生成物を取り
除く。
硫酸(JIS K 8951)120 mL 5 2025 ℃ 上記の硫酸による方法によっ
10秒間
二クロム酸ナトリウム二水和物 (Na2Cr2O7 て生じる銅の再付着を除く。
2H2O) 30 g
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
硫酸(JIS K 8951)54 mL 30 4050 ℃ 窒素で酸素を液から分離する。
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 60秒間 腐食生成物を取り除くため,試
験片のブラシ掛けを行った後,
34秒間再び浸すことが望ま
しい。

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表JB.1−腐食生成物の化学的除去方法(続き)
材料 薬品及び作製方法 時間 温度 注記
鉄及び鋼 塩酸(JIS K 8180)1 000 mL 1 2025 ℃ 溶液はよくかくはんするか,試
25分間
酸化アンチモン(III)(JIS K 8407)20 g 験片をブラシ掛けする。必要な
塩化すず(II)二水和物(JIS K 8136)60 g 場合には,より長時間行っても
よい。
水酸化ナトリウム(JIS K 8576)50 g 30 8090 ℃ 空気に触れると自然発火する
粒状亜鉛(JIS K 8012)の細片 200 g 40分間 ことがあるので,亜鉛粉末の使
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 用に際しては注意が必要。
水酸化ナトリウム(JIS K 8576)50 g 30 8090 ℃ 空気に触れると自然発火する
粒状亜鉛(JIS K 8012)の細片 20 g 40分間 ことがあるので,亜鉛粉末の使
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 用に際しては注意が必要。
20分間
くえん酸水素二アンモニウム(JIS K 8284) 7590 ℃ −
200 g
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
塩酸(JIS K 8180)500 mL 10分間 2025 ℃ 必要な場合には,より長時間行
ヘキサメチレンテトラミン(JIS K 8847) ってもよい。
3.5 g
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
鉛及び鉛合金 酢酸(JIS K 8355)10 mL 5分間 煮沸 −
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
酢酸アンモニウム(JIS K 8359)50 g 10分間 6070 ℃ −
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
酢酸アンモニウム(JIS K 8359)250 g 10分間 6070 ℃ −
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
マグネシウム 酸化クロム(VI)(CrO3) 100 g 1分間 煮沸 クロム酸銀は,塩化物を沈殿さ
及びマグネシ クロム酸銀 (Ag2CrO4) 100 g せるためのもの。
ウム合金 蒸留水を加えて1 000 mLにする。
酸化クロム(VI)(CrO3) 200 g 1分間 2025 ℃ 硝酸バリウムは,硫化物を沈殿
硝酸銀(JIS K 8550)10 g させるためのもの。
硝酸バリウム(JIS K 8565)20 g
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
ニッケル及び 塩酸(JIS K 8180)150 mL 1 2025 ℃ −
ニッケル合金 蒸留水を加えて1 000 mLにする。 3分間
硫酸(JIS K 8951)100 mL 1 2025 ℃ −
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 3分間
ステンレス鋼 硝酸(JIS K 8541)100 mL 20分間 60 ℃ −
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
くえん酸二水素アンモニウム 150 g 10 70 ℃ −
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 60分間
くえん酸一水和物(JIS K 8283)110 g 5分間 60 ℃ −
硫酸(JIS K 8951)50 mL
抑制剤(ジオルソトリルチオユリア,キノ
リンエチダイド又はβナフトールキノリ
ン)2 g
蒸留水を加えて1 000 mLにする。

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表JB.1−腐食生成物の化学的除去方法(続き)
材料 薬品及び作製方法 時間 温度 注記
ステンレス鋼 水酸化ナトリウム(JIS K 8576)200 g 5分間 煮沸 −
(続き) 過マンガン酸カリウム(JIS K 8247)30 g
くえん酸二水素アンモニウム 100 g
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
硝酸(JIS K 8541)100 mL 5 2025 ℃ −
ふっ化水素酸(JIS K 8819)20 mL 20分間
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
水酸化ナトリウム(JIS K 8576)200 g 20分間 煮沸 空気に触れると自然発火する
亜鉛粉末(JIS K 8013)50 g ので注意する。
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
すず及び 10分間
りん酸三ナトリウム・12水(JIS K 9012) 煮沸 −
すず合金 150 g
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
塩酸(JIS K 8180)50 mL 10分間 20 ℃ −
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
亜鉛及び アンモニア水(JIS K 8085)150 mL 5分間 2025 ℃ アンモニア水で処理した後に,
亜鉛合金 蒸留水を加えて1 000 mLにする。 更に酸化クロム(VI)で処理を
酸化クロム(VI)(CrO3) 50 g 15 煮沸 行い,腐食生成物を除去する。
硝酸銀(JIS K 8550)10 g 20秒間 硝酸銀は水に溶かし,沸騰した
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 酸化クロム水溶液を加えて過
剰なクロム酸銀の結晶化を防
ぐ。
亜鉛の素地金属のアタックを
避けるため,酸化クロムには硫
酸塩が混じっていてはならな
い。
塩化アンモニウム(JIS K 8116)100 g 2 70 ℃ −
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 5分間
酸化クロム(VI)(CrO3) 200 g 1分間 80 ℃ 塩雰囲気中に形成されている
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 腐食生成物からの酸化クロム
溶液の汚染は,亜鉛の素地金属
のアタックを防ぐために取り
除く。
ペルオキソ二硫酸アンモニウム 5分間 2025 ℃ 電気めっきした試験片に特に
(JIS K 8252)100 g よい。
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
酢酸アンモニウム(JIS K 8359)100 g 2 70 ℃ −
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 5分間
グリシン(JIS K 8291)250 g 5分間 2025 ℃ −
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
注記 薬品名の後の括弧内のJIS番号は,その日本工業規格(日本産業規格)による。

――――― [JIS Z 2371 pdf 25] ―――――

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JIS Z 2371:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9227:2012(MOD)

JIS Z 2371:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 2371:2015の関連規格と引用規格一覧