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Z 2371 : 2015
表JB.2−腐食生成物の電解による除去方法
材料 薬品及び作製方法 時間 温度 注記
鉄 水酸化ナトリウム(JIS
K 8576)75 g 20 2025 ℃ 電流密度100200 A/m2で陰極
鋳鉄 8987)25 g
硫酸ナトリウム(JIS K 30分間 処理をする。
鋼 8625)75 g
炭酸ナトリウム(JIS K 陽極には,炭素,白金又はステ
蒸留水を加えて1 000mLにする。 ンレス鋼を用いる。
硫酸(JIS K 8951)28 mL 3分間 75 ℃ 電流密度2 000 A/m2で陰極処理
抑制剤(ジオルソトリルチオユリア,キノ をする。
リンエチダイド又はβナフトールキノリ 陽極には,炭素又は白金を用い
ン)0.5 g る。
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
くえん酸水素二アンモニウム(JIS K 8284)
5分間 2025 ℃ 電流密度100 A/m2で陰極処理
100 g をする。
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 陽極には,炭素又は白金を用い
る。
鉛及び鉛合金 硫酸(JIS K 8951)28 mL 3分間 75 ℃ 電流密度2 000 A/m2で陰極処理
抑制剤(ジオルソトリルチオユリア,キノ をする。
リンエチダイド又はβナフトールキノリ 陽極には,炭素又は白金を用い
ン)0.5 g る。
蒸留水を加えて1 000 mLにする。
銅及び銅合金 塩化カリウム(JIS K 8121)7.5 g 1 2025 ℃ 電流密度100 A/m2で陰極処理
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 3分間 をする。
陽極には,炭素又は白金を用い
る。
亜鉛及びカド 5分間
りん酸水素二ナトリウム(JIS K 9020)50 g 70 ℃ 電流密度110 A/m2で陰極処理
ミウム 蒸留水を加えて1 000 mLにする。 をする。試験片は浸せきに先立
ち,活性化する。陽極には,炭
素,白金又はステンレス鋼を用
いる。
水酸化ナトリウム(JIS K 8576)100 g 1 2025 ℃ 電流密度100 A/m2で陰極処理
蒸留水を加えて1 000 mLにする。 2分間 をする。試験片は浸せきに先立
ち,活性化する。陽極には,炭
素,白金又はステンレス鋼を用
いる。
注記 薬品名の後の括弧内のJIS番号は,その日本工業規格(日本産業規格)による。
――――― [JIS Z 2371 pdf 26] ―――――
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Z 2371 : 2015
附属書JC
(規定)
レイティングナンバ方法
JC.1 一般
この附属書は,塩水噴霧試験方法における試験結果の判定に用いるレイティングナンバ方法について規
定する。
JC.2 試験結果の比較方法
試験片の評価対象面として,少なくとも5 000 mm2の面積を選ぶ(図JC.1参照)。評価する面を決める
ために,100 mm×50 mmの窓をもったマスクを用いてもよい。
評価対象面の腐食欠陥の寸法及び数を,図JC.2図JC.13の標準図1)と比較し,試験片に最も近い標準
図のナンバ,例えば,9.8-2,9.5-5などのように判定する。ただし,端面から生じた腐食欠陥は評価から除
く。
注1) レイティングナンバ標準図は,個々のレイティングナンバの最大腐食面積率で表したものであ
る。
なお,レイティングナンバ10は,肉眼で識別できない腐食を示し,レイティングナンバ0は,腐食欠陥
の最大値を示す。
試験結果の表示は,判定したレイティングナンバによって行う。また,レイティングナンバと腐食面積
率との関係を,表JC.1に示す。
表JC.1−レイティングナンバと腐食面積率との関係
レイティングナンバ(RN) 腐食面積率,A(%)
10 0.00
9.8 0.00を超え 0.02以下
9.5 0.02を超え 0.05以下
9.3 0.05を超え 0.07以下
9 0.07を超え 0.10以下
8 0.10を超え 0.25以下
7 0.25を超え 0.50以下
6 0.50を超え 1.00以下
5 1.00を超え 2.50以下
4 2.50を超え 5.00以下
3 5.00を超え 10.00以下
2 10.00を超え 25.00以下
1 25.00を超え 50.00以下
0 50.00を超えるもの
レイティングナンバ(RN)と腐食面積率(A)との関係は,次のとおりである。
RN=3(2−log10A)
ただし,レイティングナンバ(RN)が9.39.8の場合は,次の式となる。
RN=10−A/0.1
――――― [JIS Z 2371 pdf 27] ―――――
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Z 2371 : 2015
単位 mm
図JC.1−試験片の評価対象面
――――― [JIS Z 2371 pdf 28] ―――――
27
Z 2371 : 2015
9.8-1 9.8-2 9.8-3
9.8-4 9.8-5 9.8-6
図JC.2−レイティングナンバ 9.8標準図
――――― [JIS Z 2371 pdf 29] ―――――
28
Z 2371 : 2015
9.5-1 9.5-2 9.5-3
9.5-4 9.5-5 9.5-6
図JC.3−レイティングナンバ 9.5標準図
――――― [JIS Z 2371 pdf 30] ―――――
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JIS Z 2371:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9227:2012(MOD)
JIS Z 2371:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 2371:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISK5600-1-4:2004
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第4節:試験用標準試験板
- JISK5600-1-7:2014
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第7節:膜厚
- JISK8145:2018
- 塩化銅(II)二水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8284:2011
- くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
- JISK8284:2021
- くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8847:2019
- ヘキサメチレンテトラミン(試薬)
- JISZ8802:2011
- pH測定方法